探していたものに出会えた！

私は、祖母譲りの痒い痒い体質。
それを受けたのか孫はミルクアレルギーで息子たちは本当に苦労をしました。
一番の原因は感想肌だと思うし、超過敏体質と大学病院でも言われました。
二十年以上前のパッチテストでは使っていた無添加だという化粧品に反応していました。
去年ぶり返したあまりのひどさにまた大学病院でアレルギー専門の教授の診察を受けることができました。
パッチテストから進んで、魚介類を直接皮膚を切り、そこにつけるというような検査までしました。
そんな体質なので、大昔から生協にも入り、化学物質のなるべく入ってないものを求めるようにしてきました。
そんな中、洗剤が一番の悩みでした。
素手で台所洗剤に触ろうものならあっという間に悪化・・
常に木綿手袋の上に塩化ビニル製の手袋をして（ゴムは反応する）家事をしてきました。
若いころ、郡司博士の合成洗剤の害についての本を読み、その恐ろしさは十分に知ったので、一時は生協の石鹸を使ったりしていたのに・・
いつの間にか扱いやすい普通の粉末洗剤を使うようになっていました。
しかし、毎朝洗濯機に投入するたび、心が痛むのでした。

そんな時、夕方の報道で洗剤会社に勤めていた人が洗剤に対する疑問から、安全なものを求め研究開発してきた成果で「松」からとった油の洗剤を発売して、孤軍奮闘していることを知りました。松の油と水だけでできているというのです。

名古屋近郊の市のメガストアで販売していることを知りましたが少し遠い。
ＴＶでは立派なブロッコリーを水で洗ったときとこの洗剤を薄めたもので振り洗いしたときの様子が映し出されていました。
ブロッコリーは洗うと水をはじきます。
それは植物の力かと思っていました。
ところがこれは水をはじいてきれいに成長させるために膜を作るための薬品がかかっているのです！
松の洗剤の入った水に通したブロッコリーはそのあと水で洗うとぜんぜん違いました。

ほしいなあと思っていて遊びに来ていた友達に話したら、検索してみたら？と。
そうよね～～何のためのネットなのよね。（笑）
ようやく何とかエコ関連販売をしているところがのヒットしました。
早速友人と申し込みました。
ネットでの買い物は送料がいやだけど。仕方ない。友達とワリカンです(^_^)v

二三日で届きました。
説明を読むのが嫌いな私なので少しほってありましたが、少し読んでみました。
シャンプーにもボディシャンプーにも掃除にも食器洗いにも使えると。
ためしにリトマス試験紙のような私が洗髪に使ってみました。

結果は驚きました。
リンスはいらないというのですが、本当に平気でした。
食器には面倒なので原液で１・２滴スポンジに含ませて。
プラスティックの汚れもきれいになります。
そしてなんと、素手でやったのですが今までのものとぜんぜん違います。
嬉しくってみんなに伝えたくなります。
今朝はお風呂掃除に、昨日は犬も洗いました。
以前から使っているオレンジでできたドライクリーニング液がなくなったので試しにまだクリーニングに出してなかったスーツなどを洗ってみました。
まったく平気でした。
泡立ちが少ないので、泡いっぱいに慣れているので少し物足りないかなと思うのですがすすぎが驚くほど楽です。
節水になりますね。
蛍光漂白剤が入っていないので、繊維のもともとの色になるのだそうです。
木綿は生成りだから真っ白というのは染めてあるわけです。
バスタオルもだんだんはげて汚くなるのはこういう蛍光剤のせいでしょうか。

しかし、こんなものが売れてしまうと大手洗剤会社への脅威です。
洗剤会社のＣＭがＴＶ業界の大きな収入資源となっている現在では、合成洗剤の人体・環境に与える害にはなかなか目をむけません。
メディアで流されることが正しくすべてと思いがちな現代人には怖いことです。
使用者からは家中の洗剤の種類が消えてこれだけになりましたという声もありました。そうかもしれないなと思いました。

私はいつも思うのですが、「私たちは地球の害虫」
この美しい水の惑星を汚し痛めつけ、危機に及んでも自分たちの利便だけを求めてやまない。。。

おりしも洞爺湖サミットが開催されています。
エコを実現するための集まりながら疑問は大きい。
せめて一人一人が今の自分は未来の地球の姿ににつながることを自覚したいものです。

この洗剤はなくなると袋を郵送やメール便で送ると詰め替えてくれます。
その分３００円ほど安い。工夫された注ぎ口は液だれとかもなく使いやすい。
一人の良心と情熱がこういうものを作り出したことを応援したい。
ちなみに２リットルで３０００円弱。送料がいります。
普通は２０倍に薄めてつかうそうですが、原液で少しつかうという派もいるようです。