すっかり朝晩が冷える様になりました。
体調管理が大変な時期ですね～
今日ピックアップするのは、半年前のリリース作。
震災から２週間もしない頃。今みたいに朝晩が肌寒かった頃に出た作品。
その時は、レヴューする気力もなくて今までタイミングを失ってた。
そんな一枚。
ズータンズ
『カウボーイ』
2011/3/23リリース
レーベル：エム・エム・ピー／ボランチ
ディストリビューター：バウンディ
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ファーストアルバムでハマって以来、レヴューも３作目。
基本的に、ポップでメロディが美味しいピアノポップというのは大好物なので、彼らを好きになるのは必然だった。
しかし、同系のバンドやユニットに比べて惹かれる度合いが強いのは何故なんだろうと改めて考えてみた。
そこには、少しずつ階段を上る様に成長していく彼らの姿があった。
それは、演奏の事であったり、メロディメイカーとしての成長であったり、ヴォーカルの表現力であったり、アレンジセンスが磨かれていく事だったり・・・・・
真っ当なポップクリエイターとしての歩みが感じられる。
まだまだこの先が期待できるポテンシャルの高さが伝わる。
シングライクトーキングの佐藤竹善が絶賛する様に、このアルバムには高い音楽性とキャッチーなポップネスが同居する。
この次元を、インディーズでのサードアルバムで実現しているのが素晴らしい。
今までで一番といっていいくらいメロディアスな旋律と表現力を増したプレイ。真美ちゃんの印象的な声が心に楔を打つ。
柔らかいミドル～スロウチューンも、弾ける疾走アッパーも、全ての曲に宿るポップスとしてのコア。聴き手の心にスッと入り込むだけの力を備えたアルバムだと思うのです。
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YouTube: ズータンズ カウボーイ MUSIC VIDEO
