久しぶりにレヴューを書く気がします。
未レヴューの盤は何枚かあるけど、なかなか文章にできない(苦笑)
とりあえず、7月最後に買ったコレでも・・・・
鶴
『期待CD』
2010/7/28リリース
ワーナーミュージックジャパン
WPZL 30201/02
“ウキウキ&切なさの伝道師”を名乗るスリーピースバンド、鶴のメジャー第2弾アルバム。
アフロとキモシャツの70年代ファッションが印象的なヴィジュアルから、一見イロモノかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実に真っ当なグルーヴロックを奏でるバンド。
根底に溢れる親しみやすいポップフィーリング、キャッチーなフック満載のメロディ、ドライヴするアッパーもメロウなミドルグルーヴもそつなくこなすアレンジセンス・・・・・・非常にポテンシャルも高い。
16曲、70分超のヴォリュームが全く冗長にならず、一気に聴けるくらい楽曲は粒揃いで、いい曲が満載です。
イメージ的にはウルフルズが近いかもしれません。
曲によってはジャンルを横断するイメージを与えながら、ポピュラリティのある曲を送り出すという軸はぶれない。
今回のアルバムは、ホッピー神山さんの鍵盤(特にハモンドオルガン)が実にイイ味を加えています。
疾走するロックアッパー、サーフロック調、オールドディスコ、ライトメロウなシティポップステイスト、気持ちいいストリングスを被せたグルーヴロック、ハイハットとウォーキングベースが効いたジャジィなミドルスロウ・・・・・どんな曲調でも彼らだとわかる。
パーソナリティが確立していて、しかも良いメロディを書けるというバランスのいいバンドです。
これからも、楽しみに新譜を待ちたいと思えるバンドなのです。
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YouTube: 鶴 アイタリナイ PV
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YouTube: 鶴 小さくても世界は変わってる PV