前回に引き続き、アイドルポップの魅力を少し感じていただきたいなと、思うのです。
東京女子流
「Love like candy floss」
2011/2/9リリース
エイベックス
AVCD 48012
昨年から絶賛を続ける5人組アイドル、東京女子流の5枚目のシングル。
今回は、同じエイベックスの5人組アイドルであったSweetSの名曲をカヴァーしています。
ちなみにSweetSには、NHK連続テレビ小説『てっぱん』のヒロインであった瀧本美織が所属していました。
あ、楽曲の話(笑)
今回の曲は、BPM抑えめのミドルポップですが、全体を包む切ないムードが実に日本人好み。
しかし、やはり松井寛のアレンジ。
頭サビが終わってからのバックトラックがちゃんとグルーヴィなんだな。
マイナーコードが生きるセツナグルーヴに乗せて、ローティーン特有の不安定な歌声が響く感じがとても曲調にマッチする。
そして、通常盤のカップリングに収められた同曲の“Royal Mirrorball Mix”のカッコいいこと!
アイドルの楽曲って、こーいうフロア系のミックスにも対応できる様に作られている気がする。
というか、他の流行の歌も出来ると思うけど、あんまり面白いのが無いね。
あれは、クールに作り過ぎてイイ意味の下世話さがスポイルされちゃうのかな?
このアレンジ、自然に身体が動いてきて、ホントに気持ちイイ。
4月に発売されるアルバム、この水準で作っていただけると(発売日に出るかどうかは今のところ微妙ですが・・・)、年間ベスト級の作品になると思ってます。
松井寛のアレンジは、ポップグルーヴのコアはこういうコトだよって感じられる。
ガールズアイドルの真髄を感じられる楽曲作りにいつも感心させられるのです。
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YouTube: 東京女子流/ Love like candy floss
間は空くと思いますが、次は9nineを取り上げる予定です。
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