3位は
『自分リセット』新井昌慧
お気に入りの一皿でも紹介しているが、ガールズ・ドット・ミュージックの管理人chikaさんに教えてもらった、大阪出身のシンガーソングライター。メロディメイカーとして物凄く可能性を感じる人。普段、歌詞に興味の無い私が、深く心に染みる歌詞がメロディのフックに見事に納まっているコトに感動した。キュートで透明感があるのに、グルーヴを感じる声質も惹かれた。歌い手の強い意志が感じられる作品だと思う。
2位は
『青空とマント』モダーン今夜
12.11の記事でレヴューしてるので簡単に書くが、とにかく自分が好きな音楽のファクターを雑多にぶち込んで、尚且つこの一体感!大人数にも係わらず、見事にバンドとしてグルーヴを醸し出す手腕に感動した。勿論ヴォーカルの表現力も素晴らしく、ジャケのアートワークを含めて、限りなく理想に近い作品。唯一意見するとしたら、前作に漂っていたイイ意味での下世話さ、いかがわしさが、も少しあったらなぁ、と。でも「名犬ジョディー」の疾走感は何物にも変え難い魅力に溢れているナンバーです。
そして1位は
『star quilt』吉本佳代
11.21の記事にレヴューしたし、お気に入りの一皿にも入れた。だから、ここでは論理ではなく感情で書く。多分、リリースから今日まで1ヶ月の間に100回は聴いたと思う。何回聴いても聴き足りない、そう思える稀有な一枚。気を衒ったギミックなど皆無、シンプルに「歌」を聴かせるだけで、ここまで虜になる盤があるのか、と驚きすら覚える。おそらく、自分の中で世界一好きな声だと思うのだ。当然、音楽は趣味のモノなので、好き嫌いは絶対あると思うけど、とにかく聴いて欲しい。聴いて「あぁ~、この手はダメだぁ」とか思うのはアリだと思う。でも、是非一人でも多くの人に吉本佳代の音楽を聴いて欲しい。私は、「アーティストの好悪より作品の良し悪しが大事」が信条の人だが、彼女に関してだけは別格扱いする。彼女の歌が、もっともっと沢山の人に届いて欲しいと心から願っている。
以上、2004ミニアルバムのマイベスト3でした。
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