元来、コンサートよりＣＤやレコードに金をかけたい性質なので、それほど“生”というコトに執着があった訳ではないのだが、今回だけはどうしても見たかった。それはスムースエースだから。実のところ、今まで行ったライヴの中で、コーラス主体のコンサートは皆無に等しい。分厚いコーラスが好きなのにも係わらず、そんな機会が無かった。地方都市の悲しさですね。
で、生で聴くスムースエースは、どうだったのか。ひとことで言って「凄かった」です。今まで解らなかったモノが見えた気がした。ＣＤで聴くスムースは、勿論素晴らしいハーモニーが聴けるのだけれど、当然リードのシゲさんの声の印象が強く残っていた。ところが、まぁどうだろう。慎也さんの深く響き渡る声とマキ嬢の鳥肌モンの体内直撃ヴォーカルにノックアウトされました。もちろんシゲさんの美しくも粘り強いハイトーンのロングノートと、３人を下支えする岡村さんのベースの力強さにも感動。ＣＤ聴いてるだけじゃ、多分解らなかった４人の声のパーソナリティを味わえたコトに喜びを感じる。そんなコンサートでありました。「やさしい手紙」も「ＴＯＫＹＯ ＬＯＶＥＲＳ」も「逢いたいね」も素晴らしかったけど、「アッパーチューンは演らないだろうな」と思ってたから「Two days，one night」が聴こえてきた時は狂喜した。今度は、是非アッパーチューン満載で単独ライヴに来て下さい。何をおいても駆けつけます。それくらいインパクトのある生歌だった。
終わってから、ＣＤ買った人にサインしてくれるということで、持ってるのに買って並びましたよ。サインも欲しかったけど、何よりも感動をメンバーのみんなに伝えたかった。そしたらまぁ、岡村さんに「掲示板に書き込んだ人？」って聞かれて、思わず名乗っちゃいました。拙ブログもご覧頂いてたらしく、感激した次第です。シゲさんにも「今度見てみるね」と言われたし、感激しっぱなし。慎也さんにもマキ嬢にも言いたいことが伝えられて良かった。最後に握手したマキさんの暖かい手、忘れられません。声共々惚れてしまいました。
音楽好きなら、スムースの生歌は聴かないと後悔すると思う。いや、はっきり言って「聴け！」と断言する。生意気なことを言わせて貰えるなら、日本のポピュラーミュージックにおいてスムースエースという存在が、とても大切なものだと認識できた。宝物のような時間をありがとう。そして、また逢える日を楽しみにしています。
興奮のあまり、支離滅裂なコンサートの感想でした。
スムースエースホームページ
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