日本グルーヴチューン振興会

Shiggy Jr.「恋したらベイベー-EP-」

今日の1枚はポップの極みを見せつけるコチラ。

 

 

Shiggy.Jr.

「恋したらベイベー-EP-」

2016/5/25リリース

ユニバーサルミュージック

UMCK-9835(初回限定盤A)

 

 

 

 

とりあえずMVの方をご覧ください。

 

 

 

 

 

どうでしょう?この溢れ出すポップネス。キュートなヴォーカル。キャッチー極まりないメロディとグルーヴィなリズムセクション。聴いてて幸せな気持ちになる事間違いなし。

メジャーデヴューシングルだった「サマータイムラブ」同様、アゲハスプリングスの釣俊輔くんが原田茂幸くんと共同アレンジにあたり、フックの強い吸引力を持つ楽曲に仕上げています。

原田茂幸というソングライターのポテンシャルをまざまざと見せつける1曲。

 

 

そして、2曲目に収められた「Still Love You」・・・・・・コレ、素晴らし過ぎて鳥肌立ちました。何度聴いてもゾクゾクする。

サウンドプロデュースとアレンジはMISIAや東京女子流でお馴染み、私のフェイヴァリットアレンジャーの1人である松井寛 a.k.a. royal mirrorball。

Shiggy Jr.と松井寛、この組合せは個人的には至高です。池田智子ちゃんのヴォーカルが、キュートな中に見せる切ない成分。原田くんの書くサビメロは耐久年数が長く普遍的で凄みすら感じさせる。絶妙なテンポで16ビートを刻むリズム隊も素晴らしい。そして松井サウンドの魔法が塗されたことで、超絶セツナグルーヴの名曲が誕生したと思います。

この曲は何が何でも聴いて欲しい。彼らのこれからの可能性を感じられる最高の名刺になると思っています。

Shiggyの楽曲を色んなアレンジャーが編曲することで素晴らしいケミストリーが生まれると思います。原田くんがレジーのブログのインタヴューで言ってた様に、色んなアレンジャーとやってみて欲しいなと願います。個人的に一番願望としてあるのは、角松敏生さんに頼んでみて欲しいなと思うんですよ。角松氏が女性ヴォーカルのポップバンドの楽曲をアレンジした事は無いんじゃないかと記憶してるので、どんな化学反応が起こるのか見てみたい(聴いてみたい)ものです。

 

 

このEPには上記2曲の他に、いきものがかりやYUKIでお馴染みの湯浅篤さんが原田くんとサウンドプロデュース&アレンジをした、アニメのエンディングテーマ「Key of life」と、昔からライヴで演奏していたという「TOWN」が収められています。

アニメ楽曲らしいキラキラしたサウンドと強力なサビを持つ「Key of life」。ホーンとピアノが暖かい雰囲気を演出し、いけもこちゃんとしげゆきくんのツインヴォーカルが力強いミドルポップ「TOWN」。収められた4曲の振り幅の大きさと、原田茂幸が作り池田智子が歌い森夏彦と諸石和馬が演奏する事でどんな楽曲もシギ―の曲にしてしまう揺らがぬ軸。これこそがShiggy Jr.というバンドの肝なんだと感じられる素晴らしいEPでした。

 

 


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