日本グルーヴチューン振興会

レヴュー:植村花菜『しあわせの箱を開くカギ』

昨年、ファーストアルバムが素晴らしい出来だった“植村花菜”のセカンドアルバム。今年も、自身の誕生日に発売されました。コレ、恒例化していくんでしょか?(笑)
Shiawase

さて、このアルバムですが・・・・個人的には、ファーストを超えるモノとは言い難い(苦笑)

ソレは、私の音楽的嗜好の問題ですから、一般的なクォリティとは別問題。事実、アーティストとしての成長は感じられますし、ヴォーカルのニュアンスの出し方とか見事なモンです。

アレンジは2曲を除いて、チャゲアスキンモクセイとの仕事で知られる“澤近泰輔”さん。狩野良昭氏のギターを生かした、オーガニックなアレンジが貫かれています。アルバム全体の纏まりと据わりの良さは、ファーストに比べて段違いです。

・・・・・が、個人的には、もう少し弾けた曲が欲しかったなぁ。
ホーンとか入ってる派手な感じの(笑)

とりあえず「ホントの気持ち」「光と影」は大好きです。

グルーヴィなアコギのカッティング
と、粘りと軽やかさを併せ持つギターが紡ぐ躍動感が気持ち良すぎる「ホントの気持ち」
スロウな頭サビから入って、徐々に疾走感を増すサウンドメイクフックの効いたサビメロがココロ踊る「光と影」
この水準のキラーチューンが後1,2曲あったら、このアルバムに対する印象は随分と変わった気がします・・・・

あ、シークレットトラックは今回も楽しくて良かったです。
なんだかんだ言いながらも、今後に期待は十分持てる秀作だったと思いますよ(^^♪


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「CDレヴュー」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事