昨年、ファーストアルバムが素晴らしい出来だった“植村花菜”のセカンドアルバム。今年も、自身の誕生日に発売されました。コレ、恒例化していくんでしょか?(笑)
さて、このアルバムですが・・・・個人的には、ファーストを超えるモノとは言い難い(苦笑)
ソレは、私の音楽的嗜好の問題ですから、一般的なクォリティとは別問題。事実、アーティストとしての成長は感じられますし、ヴォーカルのニュアンスの出し方とか見事なモンです。
アレンジは2曲を除いて、チャゲアスやキンモクセイとの仕事で知られる“澤近泰輔”さん。狩野良昭氏のギターを生かした、オーガニックなアレンジが貫かれています。アルバム全体の纏まりと据わりの良さは、ファーストに比べて段違いです。
・・・・・が、個人的には、もう少し弾けた曲が欲しかったなぁ。
ホーンとか入ってる派手な感じの(笑)
とりあえず「ホントの気持ち」と「光と影」は大好きです。
グルーヴィなアコギのカッティングと、粘りと軽やかさを併せ持つギターが紡ぐ躍動感が気持ち良すぎる「ホントの気持ち」
スロウな頭サビから入って、徐々に疾走感を増すサウンドメイクとフックの効いたサビメロがココロ踊る「光と影」
この水準のキラーチューンが後1,2曲あったら、このアルバムに対する印象は随分と変わった気がします・・・・
あ、シークレットトラックは今回も楽しくて良かったです。
なんだかんだ言いながらも、今後に期待は十分持てる秀作だったと思いますよ(^^♪