またちょっと間隔が開きました(苦笑)
1月下旬ともなると仕事が繁忙期に入りますので、何かと更新が滞ると思いますが、気長にお付き合いくださいませ。
今日取り上げるのは、素晴らしく心地良い「声」をお持ちのコチラ。
土岐麻子
『TOUCH』
2009/1/14リリース
rhythm zone(AVEX)
RZCD-46095
オリジナル・フルアルバムとしては、2007年11月にリリースされた『TALKIN'』以来、約1年ぶりの作品。
メジャーのrhythm zoneからリリースされる様になって、そのヴォーカルを全面に押し出したポップな作品を出す印象が強いですが、この作品は更にポップさ加減が強くなっている気がします。
コレは、プロデュースとアレンジが川口大輔&奥田健介の手に成る部分が大きいのかな。非常にライトメロウでシティポップス要素が強い曲が多い気がします。
キリンジの堀込泰行とデュエットした「FOOLS FALL IN LOVE」なんか、その傾向が顕著に出てるかな。
ヴォーカルが少し大貫妙子を彷彿とさせる(笑)
そういや、1曲目の「SUPERSTAR」のヴォーカルは、少しだけ“モダーン今夜”の永山マキちゃんチックだし、ホントに多彩な声です。
個人的には、彼女が歌えば『何でもOK!』みたいなトコもあるので、なかなか曲の良し悪しが冷静に判断できないんですが(苦笑)
ただ、全体に少しフックが弱い気がするのも確か。
もう少し捻りが効いてても良かったんじゃないかなぁ。
そんな中、個人的なベストトラックは6曲目の「BIRTHDAY CAKE」。
前述の「FOOLS FALL IN LOVE」同様、「シティポップ要素」が強いナンバーです。
イントロやサビ前の“チュッチュル~”ってスキャットがカワイイ
アレンジした奥田健介が弾く、エンディング近くのギターも気持ちイイです。