今日紹介する1枚は、多種多様なジャンルを飲み込む新世代グルーヴロックバンドのシングルです。
UNCHAIN
「Brighter Days」
2009/1/7リリース
エイベックス
RZCF 77010
11月から3ヶ月連続で日本語詞のシングルをリリースしてきた彼らですが、コレはそのフィニッシュを飾る極上のグルーヴィチューン。
3枚のシングルの中で、一番好きです。
ソウルフルな歌と、ドライヴィン&メロウなギターに、自然と身体が揺れる。
今まで、一貫して“英語詞”を貫いてきた彼らが、メジャーデヴューした途端に日本語詞の曲を立て続けにリリースするコトには賛否両論あるでしょう。印象としては「否」の意見の方が目立つかもしれない。
しかし、楽曲のクォリティは変わらず保たれていると思うし、この変化を堕落の様に思うのは如何なものかと。
このメタモルフォーゼが、新たなリスナーを獲得するキッカケになる可能性だって十分あると、私は好意的に捉えています。
タイトルチューンも素晴らしいのですが、ダイアナ・ロス&シュープリームスが歌ったギャンブル&ハフの手に成るソウルクラシックス「I'm Gonna Make You Love Me」のカヴァーも最高です。
谷川くんのヴォーカルが実にソウルフルで、軽快なギターとタイトなスネアが秀逸なカヴァーでした。