今日の1枚は、普段ジャズやクラブミュージック、ファンクを聴かない方に是非聴いて欲しい作品。
JABBERLOOP
『攻め燃える』
2010/10/2リリース
レーベル:Vithmic
ディストリビューター:Village Again Association
VSCD-10005
去年の3月に出たアルバムで、彼らの音に初めて触れ、とても親しみやすいメロディをカッコいいサウンドで仕上げるバンドだな~と感じ、たちまち虜になりました。
オリジナルフルアルバムとしては約1年半ぶりにリリースされたこのアルバムも、実にキャッチーでグルーヴィな傑作だと思います。
クラブ系ジャズバンドという認識でしたが、今回のアルバムを聴いて、よりポップへの傾倒を感じました。
ファンクグルーヴを強く感じるし、歌モノを聴くのと同じ感覚で楽しめる。ジャズ系が苦手な方でも、すんなり聴ける1枚になってます。
楽器構成は、Tp、Sax、Keyb、b、Ds、と典型的なハードバップクインテットですが、こういったジャズ的ファクターを生かして、実に秀逸なメロディを踊れるクラブサウンドに仕立てています。
今回はCo-ProducerにSOULHEADのプロデューサーでお馴染みの菱川亜希を迎え、SOULHEADの2人もそれぞれソロで1曲ずつ参加しており、ますます歌モノ志向を高めているといえるでしょう。
「ソレソレ」や「SASURAI」のような和テイストのメロディラインが実に心地いい曲、「Hot Guys」のような疾走するドライヴ感が身体を揺らす曲、「センキュー!」や「Shake Bossa Groovy」のような柔らかい雰囲気を纏ったミドルチューン・・・・・色んな表情の曲の中に、キャッチーなフックを持ったメロディが満載なのです。
今作の試聴はmyspaceで少しずつできます。
それから、今回のアルバムにボーナストラックとしてピックバンドアレンジで収録されている「シロクマ」(前アルバム収録曲)を貼り付けておきます。雰囲気はわかると思いますんで(笑)
この曲も、フックの効いたいいメロディの曲ですよ♪
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YouTube: Shirokuma by Jabberloop