CDリリース、レコ発ライヴと“モダーン今夜”の話題ばかりでしたが、他のアーティストのCDもいっぱい買ってます。レヴューは溜まってますが・・・(苦笑)
で、モダーン以外で一番良く聴いてるのがコレ。
昔はバンドスタイルだった様ですが、現在はヴォーカルNAOKOさんのソロプロジェクトとなったjenny01のメジャー第一弾ミニアルバム。
いやぁ、コレいいっす。名盤の予感がヒシヒシと(笑)
エレクトロポップやジャジーテイスト、フレンチポップ、ラテン、メロウグルーヴ…アーバンスタイリッシュなバックトラックに乗っかるウィスパーなキャンディヴォイスがキュートでオシャレな1枚です。
beretの奥原貢が作・編曲した「偶然のプレゼント」「Happy brown suitcase」はブラジリアンテイスト溢れるラテンナンバー。ヴォーカルのタイプが変わるとberetとはまた違った味わいが感じられます。
Mellowheadの深沼元昭がアレンジした「ラストシーン」は彼女のウィスパーが生きるスロウチューン。エンディングのギターが気持ちイイことこの上なし。
リトルクリーチャーズ:鈴木正人がアレンジしたタイトルナンバー「Ladymade」はジャジーなリズムに管楽器が絡む“やらかい”雰囲気が実に優しい一曲。エンディングのウィスパーなスキャットがまた可愛くて(笑)
とまぁポップマイスターてんこ盛りなんですが、なんといっても絶品なのが岸利至作品。タワー限定シングルで出てた「Monologue」のアレンジも秀逸だし、『チューボーですよ』のエンディングテーマ「My first recipe」(作・編曲)のキュート且つポップなサウンドプロダクションも素晴らしい(この曲のヴォーカルのウィスパー加減は堪らんです。サビは特に危険…笑)。
そしてベストトラックは、これも岸さんの作・編曲ですが6曲目の「Kiss of a clock」。近年稀に見るLight mellowな一曲!個人的には、具島直子の「Candy」や岩下清香の「新しい風」に匹敵するメロウグルーヴチューンだと思います。この1曲の為にお金払っても惜しくないです、マジで(笑)