denshakameraの野鳥と飛行機と風景の写真です

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日没後の反薄明光線 Anti-crepuscular rays after sunset Vanishing point above the horizon

2024-08-18 00:32:29 | 気象
消失点が水平線より上の反薄明光線です。
8月17日の「日没後」に東の空に発生した反薄明光線です。
投稿画像が分かりにくいとの指摘をうけました。
画像を鮮明化して再投稿します。
反薄明光線について、wikiには以下のとおり記載されています。
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反薄明光線(はんはくめいこうせん)は、太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、「太陽と正反対の方向」に光線の柱(光芒)が放射状に「収束」して見える現象。太陽の周囲にできる薄明光線とは逆。(略) 地上から見た太陽の角度が低くなる早朝や夕方、日の出や日没直前にしか見られない。
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8月17日の東京の日没は18時28分です。
撮影時刻は18時47分です。
つまり今回の反薄明光線は「日没後」です。
そうすると「消失点」が水平線より上になります。
そこで投稿画像を拡大し鮮明化してみました。
「消失点」が水平線より上であることが確認できます。
台風7号の影響で高層まで湿潤であったことがわかります。



Sunset in Tokyo on August 17th is at 18:28.
The photo was taken at 18:47.
This means that the anti-crepuscular rays in this case were "after sunset."
This means that the "vanishing point" would be above the horizon.
So we enlarged and sharpened the submitted image.
We can see that the "vanishing point" is above the horizon.
We can see that the effects of Typhoon 7 caused moisture up to the higher altitudes.


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東京の東側で見られた反薄明光線 Anti-crepuscular rays seen east of Tokyo at 18:47 on August 17, 2024.

2024-08-17 20:44:23 | 気象
東京の東側で見られた反薄明光線
2024年8月17日18時47分。
Anti-crepuscular rays seen east of Tokyo at 18:47 on August 17, 2024.

2024年8月16日は台風7号(AMPIL)が東京の東側の海上を北へ移動しました。

翌日の8月17日は、北側から湿った空気が東京に流れ込み、多数の積乱雲が発生しました。

このように湿潤な大気であったことから、東京では日没直後に東側で反薄明光線が見られました。

東京の日没時刻は18時28分です。(8/18修正)

On August 16, 2024, Typhoon No. 7 (AMPIL) moved north over the sea east of Tokyo.
The next day, August 17, moist air flowed into Tokyo from the north, causing numerous cumulonimbus clouds to form.
Due to the moist atmosphere, anti-crepuscular rays were visible in the east of Tokyo just after sunset.
Sunset in Tokyo is at 6:28 p.m.(Corrected on Aug 18th)

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消滅飛行機雲 反対飛行機雲

2024-07-14 21:18:52 | 気象
消滅飛行機雲、反対飛行機雲と呼ばれるものです。
wikiには、以下のとおり記載されています。
消滅飛行機雲
空中に雲を描く飛行機雲とは逆に、雲が薄く広がる中を飛行機が通ると、雲が筋状になくなっていく。 これは消滅飛行機雲(しょうめつひこうきぐも)または反対飛行機雲(はんたいひこうきぐも)と呼ばれる。




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過剰虹:副虹:虹:アレキサンダーの暗帯:令和6年3月20日:寒冷前線通過:千葉県北西部

2024-03-21 19:42:46 | 気象
令和6年3月20日夕刻、首都圏を寒冷前線が通過しました。
寒冷前線通過直後(17時過ぎ)に千葉県北西部で発生した虹です。
副虹のほか主虹の内側に緑がみられ「過剰虹」と思われます。
「彩度」を上げて確認したのが(8)です。
主虹と副虹との間の「アレキサンダーの暗帯」が確認できます。
(1)~(6)の画像は処理ソフトで縮小し、(7)の画像はトリミングしています。

(1)主虹(北):APS-Cクロップ換算450mm
Z7+PF300mm、iso3200、f/10、1/6400秒、-0.7EV
設定:WB:自然光オート、ピクチャーコントロール:オート、画質モード;FINE☆


(2)主虹(南):APS-Cクロップ換算450mm
Z7+PF300mm、iso3200、f/9、1/5000秒、-0.7EV
設定:WB:自然光オート、ピクチャーコントロール:オート、画質モード;FINE☆


(3)主虹(北):200mm
Z6+24-200mm、iso640、f/6.3、1/2000秒、-0.7EV
設定:WB:自然光オート、ピクチャーコントロール:オート、画質モード;FINE☆


(4)主虹(南):200mm
Z6+24-200mm、iso640、f/6.3、1/1250秒、±0EV
設定:同上


(5)主虹と副虹(北):74mm
Z6+24-200mm、iso640、f/6.3、1/640秒、±0EV
設定:同上


(6)主虹と副虹(南):83mm
Z6+24-200mm、iso640、f/7.1、1/800秒、±0EV
設定:同上


(7)主虹と副虹(東):14mm
Z6+14-30mm、iso640、f/11、1/500秒、-0.7EV
設定:同上

この画像は一部トリミングしています。
主虹と副虹との間の暗部は「アレキサンダーの暗帯」とのこと。
フィルタの水滴が写っています。

(8)過剰虹(南):画像は(4)と同じです。
画像処理ソフトで彩度を若干上げました。
主虹の紫の内側に僅かですが緑がみられます。


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東京首都圏の彩雲

2023-11-04 21:03:14 | 気象
天文気象の投稿が多く申し訳ありません。
令和5年11月4日午後3時過ぎの東京首都圏でみられた彩雲です。
前線の南下に伴い東京首都圏は午後から薄曇りとなり彩雲がみられやすい条件になりました。
以下の3枚は同一箇所の彩雲で最も強く虹色が観測されたものです。
以後日没までの30分間に西の空のいたるところで小規模な彩雲が発生し彩雲日和となりました。
1枚目はD500+PF300mm(換算450mm)でとりあえず撮影したものですが最も彩雲らしい一枚となりました。
2枚目はD850+PF500mmでの撮影です。1枚目とほぼ同じ範囲です。
3枚目はZ6+24-200mmの200mmでの撮影です。画面の上から下まで彩雲が発生したので、かなり大規模な彩雲であったことがわかります。最後の撮影なのでこの場所での彩雲は消えかかっています。

以後撮影した彩雲は小規模であるため機会があれば投稿したいと考えます。






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