(記載に錯誤が見られるので修正します。)
首都圏近郊で見られるのはダイサギ、コサギ、アオサギが圧倒的多数だと思います。
群れて越冬することが多く、アオサギ、ダイサギ、コサギが混じる場合も見られます。
コサギは人に対する警戒が弱く、アオサギとダイサギは人に対する警戒が強いので、コサギが他のサギに寄生して越冬しているかのようです。
冬期に見られるサギは亜種オオダイサギであって、沿海州で繁殖し、冬期に日本へ渡るとされています。冬期に首都圏で見られるのは亜種オオダイサギである可能性があります。
他方、日本で繁殖するのは亜種チュウダイサギであって本州以南で繁殖し、冬期は南へ移動するとされています。夏期は集団繁殖するため、あまりみかけなくなります。
どちらも冬場に多くみられるため、区別がしにくいところです。
下記(1)は国分川遊水池の逆光のなかの亜種チュウダイサギ、(2)は足が黄色いので亜種オオダイサギと考えられます。国分川でボラを捕まえて川岸へ移動したところです。亜種チュウダイサギと比較すると亜種オオダイサギは若干首が太く短くみえます。
(1)が逆光でみにくいので(3)にあまりきれいな写真ではありませんが亜種チュウダイサギを掲載しました。足の色と首の長さが異なります。
(1)亜種チュウダイサギ
(2)亜種オオダイサギ
(3)亜種チュウダイサギ
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