denshakameraの野鳥と飛行機と風景の写真です

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紅梅の蜜腺と蜜

2024-01-21 00:50:59 | 写真
「水仙と紅梅」を撮影した際にMC60mmで紅梅の蜜腺と蜜の撮影が可能とわかりました。
そこでZ7+MC60mmで再度トライしたものです。
APS-Cクロップで換算90mmです。

(1)原画像です。
紅梅の蜜腺から分泌される蜜に合焦しました。
被写界深度が浅く、蜜以外は全体的にボケます。
撮影倍率は約0.5倍です。
(APS-Cクロップのためフルサイズ換算で等倍にみえます。)


(2)撮影画像(1)の1/16(6.25%)を切り出したものです。
画像が若干荒れますがご容赦ください。
紅梅の蜜腺から分泌した蜜の様子がみえます。


蜜腺を図解したものはありましたが、蜜腺や蜜腺が分泌した蜜の画像は見当たりませんでした。
画像では蜜腺が判りにくいものの蜜腺が分泌した蜜が水滴のようです。
昆虫などが蜜を吸い出す前に撮影したので蜜腺と蜜の様子を撮影できたものと考えます。

水仙と紅梅

2024-01-19 10:26:51 | 写真
水仙と紅梅です。水仙は日本水仙、紅梅は八重寒紅とのこと。
初雪後の快晴で咲いたようです。
花が蜜を出す「蜜腺」について別途投稿します。

(1)水仙のかげで紅梅の大半が蕾のままでした。


(2)青空がみられ快晴の強い日差しが開花を促したようです。


(3)満開の紅梅は一輪だけでした。


(4)日影で紅梅がさらに一輪咲きかけていました。開花前の水仙もみられます。


今回の撮影ではD500のキットレンズであった16-80mmを使いました。
最大撮影倍率は0.22なので近接撮影に強いわけではありません。
しかし解像力は望遠側で高く、ズーム全域で最短撮影距離が0.35mであるため、APS-Cでの近接撮影時に威力を発揮します。
Z7に装着すると約2000万画素での撮影となり許容範囲です。
D850+MC60mmでも撮影しました。
MC60mmは等倍などの大きな撮影倍率での撮影では圧倒的に有利です。
しかし被写界深度が浅くなり紅梅一輪の撮影では使にくいように思えました。
撮影姿勢が制約されるOVFの使いにくさがあるかもしれません。
MC60mmで紅梅を撮影したところ、偶然ですが「蜜腺」とおもわれるものを撮影しました。
別途投稿します。

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年末の虎ノ門・金刀比羅宮

2024-01-15 00:44:21 | 写真
投稿が後先になってしまいました。
年末の虎ノ門・金刀比羅宮です。

(1)

(2)

(3)

虎ノ門・金刀比羅宮については以下のとおりです。
「当宮は万治三年(1660年)に讃岐国丸亀藩主であった京極高和が、その藩領内である象頭山に鎮座する、金刀比羅宮(本宮)の御分霊を当時藩邸があった芝・三田の地に勧請し、延宝七年(1679年)、京極高豊の代に現在の虎ノ門(江戸城の裏鬼門にあたる)に遷座致しました。」
以上同宮HPより。

(1)金刀比羅宮を虎ノ門三井ビル側から撮影しました。背景は虎ノ門琴平タワーのビルです。
このビルは金刀比羅神社と三井不動産が共同して建設したもので2004年に竣工したとのこと。
設計は(株)日建設計で大成・間・白石建設共同企業体の施工とのことです。
琴平や金刀比羅宮は霞ヶ関勤務者には馴染の名前です。
ビル工事をはじめたときには正直仰天しました。
境内にビルと神社を配置するのは大変だったと思います。
頼りになるのはやはり日建設計です。

(2)金刀比羅宮から虎ノ門一丁目西交差点方向を望みます。
背景に聳えるのは虎の門病院跡地に建設中の「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」(地上38階、最高高さ184.925m)です。
これまでも投稿しているとおり正式名称が長すぎます。
わかりやすい名称を希望します。

(3)金刀比羅宮境内の幟です。
左に聳えるのは敷地内の虎ノ門琴平タワーです。
右奥が虎の門病院跡地ビルです。

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新年(デジタルカメラのハレーション)

2024-01-14 13:55:18 | 写真
新年です。

(1)初日の出です。
梅のつぼみと松の小枝の背景に新年の太陽がのぼります。
PF800mmのAPS-Cクロップ(換算1200mm相当)、iso64、f/8、1/4000での撮影です。
強烈な太陽光でハレーション(*1)が起こります。
送電線や給水塔の地下化には時間がかかりそうです。


(2)1月3日は曇天で雲間の太陽光が天使の梯子になりました。
あたりは暗く天使が舞い降りる雰囲気ではありません。
85mm、iso64、f/6.3、1/250秒での撮影です。


(3)1月6日は夕焼けのような朝焼けで始まりました。
200mm、iso2000、f/36、1/8000秒での撮影です。


(4)1月9日は旭日となりました。
125mmのAPS-Cクロップ(187mm相当)、iso100、f/9、1/1250秒での撮影です。
天使の梯子も旭日も薄明光線の一つと言えます。


(5)1月13日の夕刻は初雪となりました。
換算300mmでの撮影後に若干トリミングしています。
iso6400、f/6.3、1/15秒での撮影でVR機能頼みとなりました。
誤ってWB太陽光で撮影したところ一面グリーンになってしまいました。
色調整を諦め白黒画像にしました。


(6)あけて1月14日の朝は雪の溶け残りが見られました。
30mm、iso3200、f/18、1/1250秒での撮影でした。

(*1)「ハレーションはフィルムの感光層を通過した光が支持体で反射する現象でデジタル写真では発生しない」(wiki)
とされます。
しかし撮像素子はフォトダイオードの前のRGBフィルタ、オンチップレンズ、カバーガラスなどの積層体からなり、強烈な太陽光がフォトダイオードに当たれば、その反射光がこれらの構造体で反射をくりかえしてハレーションを起こすのは明らかです。
ハレーションを感光層の支持体で反射するものと限定するのは適当ではないと考えます。
なお最近は、ハレーションはhalationであって「フィルムやセンサー上で光が散乱し結果として明るい光の周辺に光の輪が現れる現象」であると正しく解釈するものもあります。

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公園のサザンカをPF300mmで近接撮影する

2024-01-09 00:10:11 | 写真
久しぶりにPF300mmでの近接撮影です。
PF300mmは最短撮影距離1.4m、最大撮影倍率0.24倍であり近接撮影が得意なわけではありません。
しかし撮影距離が稼げることから公園の花壇に咲くサザンカの撮影には向いています。
今回はAPS-CのD500(*1)を持ち出しました。
Z7より重量があるもののD850より軽量です。
D500の位相差AFはピンポイントで合焦する際にZ7より優位です。
参考のため画像調整は一切していません。
(*1):D500は昨年4月に修理用部品の一部が払底した旨がアナウンスされました。

(1)ほぼ最短撮影距離での撮影です。
iso100、f/4(開放)、1/1600秒での撮影です。
絞り開放で一輪だけ浮き出るように背景をボカします。


(2)これは最短撮影距離での撮影です。
撮影データは(1)と同じ(iso100、f/4、1/1600秒)です。
サザンカ中心に合焦したところ花粉に合焦しました。


(3)若干引いての撮影です。
iso100、f/4、1/640秒での撮影です。


(4)室内からガラス窓をとおしての撮影です。
(画質は低下します。)
撮影距離は4m程度です。
iso640、f/4、1/4000秒での撮影です。


(5)となりに咲くイソギクとのこと。
撮影データは(1)と同じ(iso100、f/4、1/1600秒)です。
花全体が被写界深度内に入るように絞って撮影するべきでした。
このような場面ではミラーレスカメラで撮影画像のイメージを把握して撮影をするほうが好結果が得られます。
デジタル一眼レフカメラの弱点かもしれませんが、丁寧に撮影画像を確認していれば防げます。


(6)iso感度を上げて最小絞り(f/32)とし被写界深度最大での撮影です。
iso3200、f/32、1/640秒での撮影です。
中心部に合焦しての撮影で広範囲で合焦していますが解像感がありません。
最小絞り(f/32)の回折現象(小絞りボケ)が発生したと思われます。



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