暇人のでたらめスケッチ

スケッチ&ハンドメイド
スケッチしながらいつも
物語をさがしています

咲き誇る花を見つめるように

2006-07-30 | 静物
★写真タイトルを入力します遠方へお見舞いに行って
あたふたと病室に駆け込み
そのかわり果てた姿に内心唖然として
それでも気を奮い立たせ
病人の手を握り
「私がわかる?」とせきたてる
・・・・・もうやめましょう・・

咲き誇る花を見つめるように
穏やかに
そばに立ちましょう
一番長く付き添った者だけがわかる息遣いで
病人はあえぎながら
「心配しなくていい・・ありがとう・・」と繰り返す

咲き誇る花の 水の音をきくように
静かに
静かに
その人の生きてきた足音を聞きましょう
やさしく手を握って



雨が降っても 屋根がある

2006-07-20 | 東京駅


東京駅が近じか取り壊されて ニコライ堂の様な丸い屋根 元の形に戻るとか 
これが最後の この東京駅のスケッチになるかも知れないね 
こんなに雨が降っていても 屋根があって 東京駅が描けるこの場所もなくなるかもしれない
       東京駅丸の内南口   F8

とりあえず 手

2006-07-18 | 鉛筆・木炭


  あれもこれも
  やってみたい事が たくさんある
  やらなければならない事も 不十分なのに

  とりあえず 手を描いてみる

霞ヶ浦に雨が降る

2006-07-13 | 茨城


          霞ヶ浦に雨が降る
          言葉少なに雨が降る
            
             今日は休みます
             どうしたの?
             あまり気持ちが向かないの
             ・・・・・・・・

          やがて梅雨は明けるはず
          心の梅雨も明けるはず     茨城県土浦市 F8

曖昧な果物

2006-07-08 | スケッチ・東京


 曖昧な季節の
 曖昧な光の中
 曖昧な果物を描く

   「墓地のちらしの写真そっくりだったのよ」
   「丸写しだって」
   画廊に出品した絵に疑惑を持たれた仲間がいた
   いい格好したかったんだよね
   ありのままの自分でいいはずなのに
   ありのままの自分に満足できる時は少ない・・・・・・・

 曖昧な季節はそれを許せない
 曖昧な光の中 彼は去って行った

アバカンサス

2006-07-02 | スケッチ・東京



「これ持って行きなよ」
割れた鉢からはびこった根を 無造作に裂いて 
Tさんがくれた 
暑い夏も 寒い冬も 一度だってかばってやった事は無かった 
それなのに毎年 この時期になると 
ひょこり挨拶に来る 
・・・・暑いね 
・・・・本当に蒸し暑いね 
・・・・体に気をつけてね 
この律儀な青い花 アバカンサス

マイブック ばんざ~い

2006-07-02 | もの作り
ささやかな手作りミニ本の完成 ばんざ~い 理研のプリントゴッコのおもしろ本作りからヒントを得て 乏しきパソコンの技術を駆使し 百均のノートを使い 中身はマイブログ 2月から5月分より抜粋 「大人の絵本」といったところです