ひねもす日々

毎日のこと、でも不定期更新。

inuくんの式と名古屋、豊田市観光(弾丸)「後編」

2009年11月04日 | 日々雑記
幸せをもらいつつやや高揚した気分でO谷君と会場を後にし、さてどこかで飲みますかと相成りました。

名古屋の駅裏、立ち飲み屋で飲むことに。

いやぁ、ほんと良い式でした。
O谷君の「大泉洋が鈴木宗男の物まねをしている物まね」もナチュラルに出てくるほど良い気分で、駅裏の立ち飲み屋へ。

考えてみると、こうして二人で飲むという機会も早々滅多にあるものではないので非常に楽しく、馬鹿笑いをたくさんした気がします。
考えてみるとO谷君も来年の夏をメドに結婚するので、意外に結構周りは結婚していくなぁと、今更ながらに実感したわけです。

そうこうしているうちに気がつくと約3時間。
立ち飲み屋で楽しい会話をしていたのですが、ここでinu君から連絡、「A田くん、K太郎くん、と共に飲むからちょっと君たち来なさい。」と。

先ほどの会場方面へ歩くと3人が待っていました。
そこから近くの居酒屋へ行き、もうね、ほんとなんて楽しい夜であったでしょう。
それぞれがそれぞれ、きちんと自分の人生を生きている(ぼくがあやふやなだけに)ので、話を聞いているだけで非常におもしろい。

結局午前3時過ぎにお開きとなり、結局眠りについたのはたぶん4時くらい?
大丈夫かなぁ明日…と思いながらベットに寝ころんだ次の瞬間には朝でした。

あ!と携帯を見るとO谷くんからメール「起きてるかい?」
す、すいません、今起きました!

約30分後にロビーで待ち合わせをし、レンタカーを借りに行きました。
今回借りたのはトヨタIQ。
1000CCの方で3気筒。
全長がとても短いこの車は、都市コミューターとしてSMARTに対抗します。

はてさて、それではこの車、いったいどんなフィーリングなのでしょうかね?と興味があった僕らは、レンタカー選びでも意気投合、サクッとこの車に決定しました。

まずO谷くんが運転。
僕は助手席。
で、inu君に電話。
「うん、きみたち、それではうちに来なさい。」
と、かねてから希望していた彼の新居に向かいました。

彼の家は、正直土地勘がないのでどこら辺…というのは微妙に分からないのだけれども、名古屋の中心部からほど近い、O谷君曰く「札幌で言うとたぶん麻生のような位置かな?」と。
向かう途中、名古屋の街を駅方面から大通り方面へ行ったり、過去にO谷君が住んでいた寮の前を通ったり。

小一時間かけてinu君の家付近に行きました。
inu君の家付近で合流(迎えに出てくれていた)し、近所の喫茶店でモーニング…でしたが、そこの喫茶店はモーニングをしておらず、とりあえずバナナミルクシェイクを僕とO谷くん、inu君はブレンドで、ピザトーストを頼みました。
というか、ここの喫茶店がまたとてつもなく渋い。
その渋さ加減は、「田舎のおじいちゃんの家に行ったような錯覚を憶える」ほど。
カメ、虎等の剥製があったり、中日ドラゴンズの写真が貼っていたり、何かしらの模型があったり、福助がいたり…挙げるとまさしく枚挙に暇がないのですが、要するに「凄い」ところでした。

inu君も近所なのに始めてきたらしく、「へー、こんなんなってたんだ…」と。
というか、それよりも何よりも疑問だったのが、inu君、式の翌日に僕らに会っていていいのかい?なんか忙しいんじゃないの?と。
「なんかよく分からないけれど、Reiちゃんも友達と会ってるし。」と。
inu君なりの気の使い方なんだろうなぁ、きっと元からそういう予定になっていたんだね、気を遣わせてしまいました。

そこからinu君の車に乗り換え(IQは小さすぎた…)、名古屋でひつまぶしを食べよう!と。
有名店は1~2時間待ち、んじゃinu君のお薦め店へとなりました。
まぁ有名店もブランドだよなぁと二人談。
大変おいしいひつまぶしをいただきました。
いやね、ひつまぶし、実際どんな物かほとんど知らなかったんですよ。
ウナギでした。
ウナギ。

ウナギ好きなんですよ。
今までウナギの食べ方といえば大体うな丼。
うな丼以外では蒲焼き。
ひつまぶしはこれらからもう一歩踏み込んだ感じで、薬味と出汁を用いて味に変化をつけ、最後まで「おいしい発見」を、単調になりがちな丼を工夫して飽きの来ない味にした、という感じで、食に対する工夫を感じることの出来る料理でした。

うまかったなぁ、ひつまぶし。

で、お次は名古屋の港にある工場見学。
工場見学といっても外から眺めるのですが、やっぱりね、規模が違いますよ。
海に面した箇所は軒並み工場と倉庫。
見渡す限りの工業地帯は圧巻でした。

そうして、工場の形。
良く、「/|/|/|」的な直角三角形っぽい形が工場として認知されていると思いますが、実際に見たことがなかったんですよ。
でもそれがありました。本当に。現実のものとして。
なんていうか、感動しましたね。

そうして高速に乗り、一路豊田市へ。
この高速道路がビックリするくらいキレイ。
片側3車線のままずっと。
なんかこんな広い高速道路で飛ばすなという方が酷ってもんですよ。
でも結構すぐ渋滞するみたいです、豊田市のICで。
実際8Kmの渋滞でした。
そのIC渋滞をさけ、トヨタ自動車の本社ビルへ向かいました。
O谷くんinu君両名の会社です。

ここだよ、と言われたときには、ああ、大きくてキレイなビルだなぁ位にしか思わなかったのですが、その裏に向かい、「ここが~、こっちが…」と、説明を受けるにつれ、「なんじゃこのデカさは…」と。
さすが「世界のトヨタ…」と思わせるに十分な大きさでした。

ってかね、その後寮とか工場とかの前を通ったりしたのですが、「街全体がトヨタ」というのもうなずけます。
実際、実感としてそれを感じることは出来なかったけれども、これだけ大きな企業が、この規模である街となると、そりゃ「トヨタのために豊田市がある」と言われてもおかしくはないなぁと。

いつも二人からは愛知県の話を聞いているけれども、これからはよりリアルに話を聞けそうです。
今回豊田市に行けて良かった。

豊田市を出る頃には日が暮れ、そろそろ空港に向かう時間が迫っていました。
なので、IQを取りにinu君の自宅方向へ。
思いっきり近道を通ったらしく正直全然どう通ったのか分からなかったけれども、一車線で対向車が来たらどうするんだろう?という道も通っていて不思議な気分でした。

inu君宅に到着すると、Reiちゃんと共にお見送りをしてくれました。
二人とも、北海道に来たときには是非ともまた一緒に遊びましょう。
非常に良い思い出が出来ました。

IQに乗り、今度は一路空港へ。
高速に乗って走ると、北海道とはまた全然違って街の真ん中を地下に高速が走っているのはもうなんだかとっても近未来。
ジャンクションが多くて間違えたらよく分からないところに連れて行かれそうな、スリリングさも相まって、妙なテンションで空港に到着しました。

時間的にちょっとばかりタイトだったけれども、O谷君とみそかつを食べ、飛行機に乗り込みました。

いや、短い時間だったけれども、本当に濃密な時間を過ごすことが出来、inu君、Reiちゃん、O谷君をはじめ、K太郎君、A田くん、そして式に参加したすべての人にありがとうございましたとお礼を言いたいです。
特にinu君、O谷くんには、僕のわがままを色々と聞いていただき感謝感謝でございます。

新千歳に到着すると、信じられないくらい寒くて、高速に乗ると雪が降ってきて、日本の縦長さっぷりをおおいに感じた訳ですが。
思わず二人にメール送っちゃいました。
「着いたら雪降ってる!」って。
だってねぇ、inu君普通にTシャツだったし。

あー、すごいね、旅。
弾丸だったけれども皆と楽しい時間を過ごす事が出来た二日間は、自分でもびっくりするほどいろいろな刺激を受け、気持ちの良いくらい晴れ晴れとした気持ちで帰ってくる事が出来たのは、皆のおかげです。

思いっきり長文になってしまいましたが、それくらい印象深く、楽しく、すてきな旅でありました。

写真はいつも通りPicasaのWebアルバムにて。
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