どんぐりうさぎのタンポポ野原

自作の陶芸作品を見てほしくて始めたブログですが、いつのまにか
野鳥と小さな翅の友達とお花のブログになりました★

鳥の本

2014-04-11 14:19:28 | 本のこと

図書館に予約していた本が2冊、まわってきました。
小川洋子さんの「ことり」は、すでに読破しました。怪我をしたメジロの雛を立派に育てあげ、
その鳥籠を抱いたまま、ひっそりと生涯を閉じた 小父さんの話でした。世間的には「孤独死
した可哀そうなひと」ということになるのでしょうが真実のところは本人にしかわからないこと。
気持ちが繊細すぎて 世間に馴染まなかったひと。実際に、このようなひとが ちかくにいたら、
変人扱いしてしまうかもしれませんが、読み終えた後に、じんわりと余韻の残る本でした。
もう1冊は、鳥の写真集です。どうして こんな色なの? こんな配色、かたち…? と、興味が
 尽きません。珈琲の薫りにつつまれて 本を開いているのは、至福のひとときです。