故郷の、夕顔畑です。夕顔の実を薄く剥いていき、
天日で乾燥させて仕上げたものが干瓢です。
花は 夕方に開き、「花合わせ」と言う、人工授粉をする
仕事が、毎夕あります。
早朝からは 一家総出で、剥いたものを竿に干していく
仕事が待っています。
沢山作っている家では、夜中からの作業になります。
農家では子供の時からこれらの手伝いをさせられます。
わたしも、高校生までは手伝っていました。
我が家は、もともとは農家ではありませんが、
父が畑仕事が大好きで、付き合わされていました。
いまとなっては、貴重な体験だったように思っています。
早朝、夕顔を干している時、林から偶に、
この鹿の子蛾(カノコガ)が飛んできていました。
これは、べつの場所で撮ったものですが、
久し振りに見ましたので、懐かしかったです。
母が紫陽花が好きなので、故郷の庭にも咲いています。