中学生の頃、陶酔した名曲
またまたgooブログの「 お題 」に
参加させて頂く事にした。
今日のテーマは「 冬ソングと言えば? 」であるが、
曲自体は「 懐メロ 」のカテゴリーに入ろう。
以前にも当「 瓦版ブログ 」で、ご紹介させて頂いた
歌手・俳優の「 吉川晃司 」氏のアイドル時代に
リリースした名曲である。
キャンドルの瞳 吉川晃司
発売は1986年の1月1日でSMSレコード
( サウンズマーケッティングシステム1988年に事業解散 )
からのリリースであった。
売上枚数は20.7万枚で、吉川氏が7枚目にリリースした
7インチレコードのシングルである。
奇しくも同日に発売された新田恵利氏の
「 冬のオペラグラス 」に1位を奪われ、
オリコン最高順位は2位であったが
当時中学生だった私めは、この曲の持つ
ビートの効いたポップス系のロックサウンド
のみではなく、吉川氏本人の
「 独創的なダンス 」にも心を奪われていたのである♪
余談では有るが、YouTube 動画って、共有して
リンク貼っても「 Nofollow属性 」なので、リンク元の影響は
受けないとされているが動画自体は削除される
可能性のあるTVコンテンツ動画のシェアである。
作詞は「 安藤秀樹 」氏、作曲は「 原田真二 」氏。
NHKの紅白歌合戦の、あの事件の翌日に発売
「 キャンドルの瞳 」の発売日が1986年の元旦であったが
吉川氏は、その前日の1985年12月31日に行われた
NHKの「 第36回NHK紅白歌合戦 」に出演されていた。
問題の事件は、ここで発生した!
持ち歌「 にくまれそうなNEWフェイス 」を引っさげて
シャンパン片手にトップバッターで威勢よく登場した吉川晃司氏。
自身の曲が歌い終わって次の出演者の
河合奈保子氏が出てきて彼女の曲「 レビュー 」の
演奏が始まっていても、ステージから下がろうとは
しなかった。
そればかりか、「 当時の業界に対する反逆の意志 」を
表明するために、ギターに火を付けて燃やし
床に叩きつける暴挙に及んでしまったのである。
この時の映像もYouTubeで見たのだが、
一瞬とまどいを見せる河合氏の表情が一瞬
「 ムッ! 」としているのがハッキリ分かる。
結果として、吉川氏はその後河合奈保子氏に謝罪し、
NHKからも十数年に渡っての出入り禁止という
厳しい沙汰を受けている。
事務所側とレコード会社の政治力で決まる各賞
吉川晃司氏は、この事件を起こした動機としては
「 若気の至り 」であったとしながらも
「 当時の業界は全てが政治力に拠って各賞などが決まる
出来レースだった 」事から、この様な悪弊に対して
反発した結果としている。
まさに吉川晃司氏の「 反骨精神 」そのものであるが、
レコード大賞などに関しては本当に、この様な「 裏取引 」
に拠って決められていくという話しは聞いたことが有る。
吉川氏の純粋な気持ちは理解出来るが、結果として
周囲の無関係な共演者にまで迷惑を掛ける形になってしまった
「 意思表示の仕方 」は間違っていたなと私は思った。
今では、「 雨降って地固まる 」では無いが、和解したのか
吉川氏もNHKの大河ドラマなどで好演されているのは
周知の通りである。
しかし、結局は全ての業界は「 人間の集団 」で
出来上がっている、と言う事なのではなかろうか。
吉川晃司氏が当時の
「 公明正大ではないインチキな出来レースの業界 」
に自身の正義感からキレていらしたと言う事は、
もし太平洋戦争の最中に生きていたとしても
「 国民を騙していた大本営の嘘八百の戦果発表ラジオ放送 」
にも、同様にキレていたに違いない。
「 紫陽花や きのふの誠 けふの嘘 ( 正岡子規 ) 」
あじさいと言う花は美しいが、それは不安定なもので昨日の真実も今日では幻となる。
以上。(つ∀-)オヤスミー♪
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