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吉川晃司「 キャンドルの瞳♪ 」を推すわけ

2017年01月23日 23時56分29秒 | 

 

中学生の頃、陶酔した名曲

 またまたgooブログの「 お題 」に
参加させて頂く事にした。

今日のテーマは「 冬ソングと言えば? 」であるが、
曲自体は「 懐メロ 」のカテゴリーに入ろう。

以前にも当「 瓦版ブログ 」で、ご紹介させて頂いた
歌手・俳優の「 吉川晃司 」氏のアイドル時代に
リリースした名曲である。

キャンドルの瞳 吉川晃司

 発売は1986年の1月1日でSMSレコード
( サウンズマーケッティングシステム1988年に事業解散 )
からのリリースであった。

売上枚数は20.7万枚で、吉川氏が7枚目にリリースした
7インチレコードのシングルである。

奇しくも同日に発売された新田恵利氏の
「 冬のオペラグラス 」に1位を奪われ、
オリコン最高順位は2位であったが
当時中学生だった私めは、この曲の持つ
ビートの効いたポップス系のロックサウンド
のみではなく、吉川氏本人の
独創的なダンス 」にも心を奪われていたのである♪

 

 余談では有るが、YouTube 動画って、共有して
リンク貼っても「 Nofollow属性 」なので、リンク元の影響は
受けないとされているが動画自体は削除される
可能性のあるTVコンテンツ動画のシェアである。

 作詞は「 安藤秀樹 」氏、作曲は「 原田真二 」氏。

NHKの紅白歌合戦の、あの事件の翌日に発売

 「 キャンドルの瞳 」の発売日が1986年の元旦であったが
吉川氏は、その前日の1985年12月31日に行われた
NHKの「 第36回NHK紅白歌合戦 」に出演されていた。

問題の事件は、ここで発生した!

 持ち歌「 にくまれそうなNEWフェイス 」を引っさげて
シャンパン片手にトップバッターで威勢よく登場した吉川晃司氏。

自身の曲が歌い終わって次の出演者の
河合奈保子氏が出てきて彼女の曲「 レビュー 」の
演奏が始まっていても、ステージから下がろうとは
しなかった。

そればかりか、「 当時の業界に対する反逆の意志 」を
表明するために、ギターに火を付けて燃やし
床に叩きつける暴挙に及んでしまったのである。

この時の映像もYouTubeで見たのだが、
一瞬とまどいを見せる河合氏の表情が一瞬
ムッ! 」としているのがハッキリ分かる。

結果として、吉川氏はその後河合奈保子氏に謝罪し、
NHKからも十数年に渡っての出入り禁止という
厳しい沙汰を受けている。

事務所側とレコード会社の政治力で決まる各賞

 吉川晃司氏は、この事件を起こした動機としては
「 若気の至り 」であったとしながらも
当時の業界は全てが政治力に拠って各賞などが決まる
出来レースだった 」事から、この様な悪弊に対して
反発した結果としている。

 まさに吉川晃司氏の「 反骨精神 」そのものであるが、
レコード大賞などに関しては本当に、この様な「 裏取引 」
に拠って決められていくという話しは聞いたことが有る。

吉川氏の純粋な気持ちは理解出来るが、結果として
周囲の無関係な共演者にまで迷惑を掛ける形になってしまった
「 意思表示の仕方 」は間違っていたなと私は思った。

今では、「 雨降って地固まる 」では無いが、和解したのか
吉川氏もNHKの大河ドラマなどで好演されているのは
周知の通りである。

 しかし、結局は全ての業界は「 人間の集団 」で
出来上がっている、と言う事なのではなかろうか。

吉川晃司氏が当時の
公明正大ではないインチキな出来レースの業界
に自身の正義感からキレていらしたと言う事は、
もし太平洋戦争の最中に生きていたとしても
国民を騙していた大本営の嘘八百の戦果発表ラジオ放送
にも、同様にキレていたに違いない。

紫陽花や きのふの誠 けふの嘘 ( 正岡子規 ) 」

あじさいと言う花は美しいが、それは不安定なもので昨日の真実も今日では幻となる。

以上。(つ∀-)オヤスミー♪

キャンドルの瞳
クリエーター情報なし
ワーナーミュージック ジャパン

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