運送業の衝撃的な労働実態

 

長時間「 拘束 」の過酷な現実

 

　今朝、現場近くの、うどん屋の

駐車場で、同じ会社の年配の運転手の

方々から、話しを聞いたのだが……

それは、運送業界の悲惨な実態を

如実に示す物で有った！！

その話しの具体的な内容とは？

 

「 積み込み先の待ち時間が鬼の様に長い！！ 」

実は、その積み込み先の工場( あえて社名は伏せる )には

私めも何度か行った事が有るのだが

夜の８時過ぎに積み終わった時も有り、

 

 

「 積み込みが遅くて参っちゃいましたよ～ 」

と話すと、同じ会社の運転手の方は、

「 そんなの、まだ早い方だよ！

俺なんて、そこが忙しい時は

日付けが変わっても積め無かった.....

朝方の４時に積み上がって、

そこから全線高速で現場に直行だもんナ～！ 」

.....また別の年配の運転手は、

「 あそこは、ひどい時なんて朝方７時頃積み上がって

その工場を出発したばっかの時に

現場で施工する職人から『 いま、どの辺りにいますかー？ 』

って電話が掛かって来るんだもんなー！！

『 まだ工場を出たばっかなんですけど…… 』って（ 笑 ） 」

　間に合わねーよ、もう！！(# ゜Д゜)

 

積み込みの待ち時間が長いのは工場の生産が遅いから

 

　理由は単純明快である。

運搬する部材の生産工場に積み込みに行った時に

生産が完了していれば、順番待ちを除けば、大抵は

すぐに積めるはずなのだが、

そこで何時間も待たされるのは、その部材が、

まだ出来ていないからだ。

 

 

いくら長時間残業しても収入に反映されないドライバー

 

　.....現場の最前線で働く

末端の運転手に、しわ寄せが来ている事の

典型的な恰好の実例と言えよう！！

(-.-;)

これが、「 残業手当て 」と言う報酬として報われるならまだしも、

全てがサービス残業と言うから、いたたまれない。


しかしながら一応、給料明細書には、

一定額ながら「 残業手当て 」は

キッチリと記載されているのだ！！

ただし1000時間やろうが2000時間やろうが額は変わらずだが......