気分しだいで食べりゃんせ♪

満点!

丸の内ブリックスクエアの中庭からおしゃれなカフェの前を通過し地下へ。

GWの平日のお昼前。

行列を覚悟で、人気の「まんてん鮨」に向かいました。

なんとお店の前に「本日御予約にて終日満席」のお知らせ

え~っ予約しておかないとダメだったのぉ~

仕方ないので今後のため、予約について、忙しそうに行き来しているお兄さんを呼び止めて聞いてみると、6000円のコースのみランチタイムの予約ができるとのこと。

ランチで6000円かぁ~とため息交じりに立ち去ろうとすると、保証ができないが、もしかしたら20分後ぐらいに席が空くかもしれないので、次の予約の方がいらっしゃるまでの30分間ぐらいで、3000円のおまかせコースを大急ぎで食べてもらえるなら大丈夫かもとのこと。

せっかくお寿司を食べる気満々だったのと、早食いは得意なので、イチかバチか待っていると、予定より早めの10分後に席が空きました

ガリとお茶としじみの出汁。

ちっさなおちょこのしじみのダシで準備体操完了

さわら、カツオ、かんぱち。

さわらの炙りがおいしすぎて、かたまりました。

そしてびっくりなのが、赤酢のシャリがほんのりあったかいのです。

それが口に入った瞬間になじんで心地が良いんです。

さらにネタにあらかじめ味をつけてくれてあるので、テーブルにお醤油の小皿はなく、そのまま口に運べます。

お寿司は、お醤油をつけすぎてしまったりして、加減が難しいのですが、その心配がなく、安定したお味が楽しめます。

赤身の漬け、本まぐろトロ、ヒラメ。

赤身のづけはお酒の風味がふんわり。

トロは期待通りのとろけるおいしさ。

ヒラメも昆布でしめてあるようで、昆布の香がして上品でした。

めかぶ。

正直に言います。

ちょっと食べてからあわてて写真撮りました。

本当はもう少し量がありました。

湯葉豆腐と葉ワサビ。

優しい味の胡麻豆腐みたいな湯葉豆腐。

葉ワサビは鼻にツーンときて刺激的。

お寿司ばかりでなく、途中でちょっとした箸休めのお料理をはさんでくれるのがうれしい

ウニとエノキの昆布じめ。

昆布でしめたことでえのきがグレードアップ。

おすしにのっけちゃうっていう発想がスゴイ

そして、ウニが甘くて感動

函館で食べたウニを思い出します。

煮アワビ。

やわらかく食べやすく調理してありました。

ビール飲みたくなっちゃいます。

いくらの松前漬け。

下にご飯があります。

普通に軍艦巻きではなく、松前漬けでごはんに乗っかってるのが新しい。

イクラもイカもおいしかった

しじみどっさりシジミ汁。

おいしくて最後の一滴まで飲み干したかったのですが、お椀を傾けすぎると、ザザザとしじみが顔にふってきそうになります。

穴子と卵。

タレの甘さがやさしいふわふわの穴子と、ズッシリしっかりとした卵焼き。

自分で巻くかんぴょう巻き。

肉厚なかんぴょうの下に潜んでいる大葉がいい仕事しています。

かんぴょう巻きなのに感動

かんぴょうと大葉がこんなに相性いいなんて今まで気が付きませんでした。

お兄さんに、「ネギトロって出てましたっけ?」と聞かれて、「いえ、まだです」と言い、「これが最後です」と出てきたネギトロ。

サクサク玉ねぎのネギトロが、たまらなくおいしい

危うく最高の一品を食べ損ねるところだったと思うと、ありがたみが増します。

デザートはスイカ。

3000円でこの内容ならお得です。

トロ、ウニ、あわび、イクラなどの高級食材までコースに入っていて、ひと手間加えた気の利いた品もあり、大満足

休日のランチタイムに予約するとなると、6000円のコース限定のようなので、ちょっとたじろぎますが、3000円のコースはとってもおすすめ。

この日は埋まった予約の隙間の40分間でコースを食べ終えなければならず、ごちそうしてくれたムスメは、普段は食べるスピードがゆっくりな方なので、限界ぎりぎりセーフだったとのこと。

私はもともと早食いなので、全然問題ありませんでした。

若い、板前さんの見習いみたいなお兄さんたちが、笑顔で一生懸命サービスしてくれて、好印象です。

テーブルに置くときにネタの一部がお皿にポトリと落下したりするぐらいはご愛嬌

高級寿司店だと予算オーバーだけど、回らないおいしいお寿司を食べたいという人におすすめです

 

まんてん鮨 丸の内寿司 / 二重橋前駅東京駅有楽町駅) 
昼総合点★★★★ 4.0

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