昨日東京からお客様がおみえになりました。
須坂屋でおそばをいただいてのんびりお話したあと、町を案内しようと車を走らせていたところ、三仏生で観光バスが停まっているのを発見。
「なんでこんなところに観光バス?」
と思ってチラチラわき見していたら、傘をさした団体が信濃川方面を向いている。
「ハッハ~~ン。さては妙見(皆川優太ちゃん救出現場)見物にきたな~???」
と思ったらカッカッカッカッしはじめて、お客様が同乗されてるのにもかかわらず
「なにー??」「あったまくる!!」を連発w
どこのツアーだよ!!
と バスのフロントガラスの「○○○○ご一行様」をのぞきこんだら、なんと県の地域振興局関係者の団体様でございました。
ごめんなさい。すみません。
みなさんヘルメットかぶってました。
観光バス=冷やかし震災ツアーだと思ったのです。
妙見バックにブイサインで撮影するバカどもだと思い込んでしまいましたw
ほんとすみません。
というわけで妙見には非常に過敏な小千谷市民。
先走りをお許しください。
須坂屋でおそばをいただいてのんびりお話したあと、町を案内しようと車を走らせていたところ、三仏生で観光バスが停まっているのを発見。
「なんでこんなところに観光バス?」
と思ってチラチラわき見していたら、傘をさした団体が信濃川方面を向いている。
「ハッハ~~ン。さては妙見(皆川優太ちゃん救出現場)見物にきたな~???」
と思ったらカッカッカッカッしはじめて、お客様が同乗されてるのにもかかわらず
「なにー??」「あったまくる!!」を連発w
どこのツアーだよ!!
と バスのフロントガラスの「○○○○ご一行様」をのぞきこんだら、なんと県の地域振興局関係者の団体様でございました。
ごめんなさい。すみません。
みなさんヘルメットかぶってました。
観光バス=冷やかし震災ツアーだと思ったのです。
妙見バックにブイサインで撮影するバカどもだと思い込んでしまいましたw
ほんとすみません。
というわけで妙見には非常に過敏な小千谷市民。
先走りをお許しください。
視察だか観光だか分からないお客様が多すぎます、帰ってから報告書も出さない人たちが多いと聞きました。皆さん相手をしないように。あまり関わると某役場職員のように関係ないことで逮捕されることも?
妙見の現場は、やはりいろいろな示唆があります。磨き砂の採取のための穴が縦横無尽に走っていて、それが崩れたらしいということ。そこの復旧をどうするか大議論となったこと。南側に2箇所見える地すべりは、滑っている面がよくわかり、地質学的にも興味深いものであるということ、など。
視察の方々が風景の写真撮影するのはなんとも思いませんが、現場をバックに人の写真を撮るのには強い違和感を感じます。高名な研究者でも、そういう人がいます。「やめてください」とも言いにくく、正直苦しいですね。
山古志もそうですが、入る前に釘を刺します。観光地ではないということ、言葉では表現できない「空気」を感じて欲しいということ。多くの人は、感じていってくださいます。
どういう経路で許可証をもらったのかわかりませんが、関東方面からの酔っ払った客を乗せた観光バスが3台、湯沢から足を伸ばして山古志に入っている様子を見たことがあります。なんとも腹立たしく、ボランティアの方とともに憤慨したことを思い出しました。視察と観光。誰も入れるなとは言いませんが、なんのための通行規制なのかと思ってしまいます。
もう慣れちゃいましたけどね。
て言うか、諦めましたよ。
「見に来る」のが目的の人には「何かを思う気持ち」は持ち合わせていないのだというのが。
全ての人がそうじゃないのにそういう気持ちにさせてしまう。
三仏生・浦柄・横渡の「ビューポイント」に落ちていた、近くには無いはずのコンビニ袋に入っていた弁当のカラ、吸殻、空き缶。
「スンマセン。この道って近くまで行けるんスか?」
「無理ですよ。進入禁止って書いてあるでしょ。」
「んじゃここでいいか」
と言って彼女と交代で写真を撮ってたアナタ。
そこで何か感じてくれました?
せめて手を合わせてくれました?
出来上がった写真に写っていた妙見はどうでした?
彼氏との楽しい旅行の写真の中のひとつでした?
晴れならまだよかったんですが、当日は前日から大雨。
後日談で無事強行したと聞きましたが、地震もだけど水害の方がヤバイエリアなのに、よく主催者GO出したよなーと感心しました(汗)
案内を頼まれたムラの総代さんが一番心配してたそうです。
おはようございます。
興味本位で観光にきてる人を「見てみぬふり」っていうのもイヤ~なもんですよね。
震災から一年が経って精神的にもだいぶ落ち着いてきたというのに住民の気持ちを逆なでするような人があとをたたないのは悲しいことです。
■すのぱと隊長さん
旅行会社が「震災ツアー」というものを企画して短絡的に妙見や山古志を組み込んでますが、ちょっとはきちがえてる気がしますね。
私がランドスケープアーキテクトのワークショップ&キャンプで山古志入りしたとき、住民の方が崩れた家の後片付けをされていました。そのときにいいようもない「気まずさ」「申し訳なさ」のようなものを感じました。どこの誰だかわからない団体がカメラを持ってヘルメットかぶって挨拶もなく当たり前のようにずかずかと山古志に入っていく。住民の方にしてみればいい印象をもつわけがありません。
それが隊長さんのおっしゃる「空気を感じること」なのだと思います。
すばらしいカタガキがおありの方でもそうでなくても「人として相手を思いやる心」を持ち合わせているかどうかの差だと思います。
■ほねつぎおやじさん
三仏生に住んでおられる方は相当腹立たしい思いをされてることでしょう。
私なんかでも一瞬にしてカーッっとしてしまったその思いがずっと続いているのですから。
>もう慣れちゃいましたけどね。
>て言うか、諦めましたよ。
このお言葉に集約されてますね。
こういう心の傷もあるということをみなさんに知ってもらいたいですよね。
■say96さん
このような場合は土地のことを熟知している人と相談すべきなのでしょうね。
自然に逆らうと危険な目にあうということはわかってるはずなのに。
「今回は残念ながら見送ります」という勇気も時には必要なのかもしれませんね。