午後2時。
真昼の三尺玉打揚のころから風が強くなってきて、ブルーシートが飛びまくっていました。
古式玉送りが桟敷席から町内に出発。
我々も一旦引き上げようと桟敷席から出たころからポツポツと雨が。
「雨に負けるな~!!」とさざなみ会(42歳)の精鋭部隊が気合入れw
(雲が覆いかぶさりすでに真っ暗at午後3時)
この直後でした。
ひょうきん族の懺悔部屋のように突然「ドバーーーーッ!!」ときましたて。
雨具じゃどうしようもない突然の降りに大勢の人が一気に最短距離の軒下へ!
雷さまは俯瞰(ふかん)で見ていて面白かったに違いない。
みんな素早かったもんww(大量の魚が敵から身を隠すかのような俊敏な動きだったwww)
10分から20分くらいは動けなかったかなぁ。
小降りになったころ、また片貝が動きはじめました。
どんなに雨が降っても観客は帰ろうとしません。
それは片貝の花火は悪天候でも時間厳守で揚げるから。
普通の花火大会ならちょっと雨が降ったりすれば順延になることが考えられますが、片貝の花火はどんなに雨が降ろうとも順延にはせず、10時といったら10時に四尺玉を揚げます。
裏切りがないので観客は10時の四尺玉を見届けてから帰りたいと思うわけですね。
成人と思しき若者が一升瓶を抱えて先輩に「道をとおしてください。」とお願いしています。
これは片貝まつりでの名物で、新成人が大人の仲間入りをするための通過儀礼なんだそうです。
だから半纏の下にネクタイなんですかね。
神奈川のちゃらさんファミリーと合流することができ、雨が落ち着くまで片貝小のグランドにテントを張ってそこで休憩しようということに。
ぼけーっとしているうちにパパパパッとテントふたつが張られちゃった。
あぁ、頼もしい。
子供達同士も仲良くなり、しばらく林間学校気分で盛り上がっていました。
7時ごろ雨が上がり、折角なので桟敷に行こうということに。
やっぱりあのアナウンスがね~。
聞きたいよね~。
このたびある方のご厚意で桟敷席を譲っていただいたのですが、やっぱり花火のでかさだけじゃなくて臨場感からして全然違うっ。
大体傘を差しても邪魔じゃないってどうなのよ。
ずっと小雨がぱらつく中で子連れの観覧は大変でしたが7時半から10時までまったく飽きませんでした。
チビは途中で眠くなって寝てしまい、抱っこ&傘差しの状態で見ていたので微動だにできず。どうせたいした写真撮れないわと思ってたので撮影はまったくしていません。(きっと誰か花火マニアが撮ってるはずwwTBしてくださいね。)
9時20分とか9時40分に揚がる○○会の花火はやっぱ気合がすごいね。感じるね。
みんなでこつこつこつこつお金貯めたんですよね。
お金のことで人間関係がぎくしゃくしたりすることも当然ありますよね。
なんかそういう見えない人間模様みたいなものが花火の中にこめられていて、それでも花火は毎年揚がる。
「あぁ。この一発を揚げるのにいろいろあったんだろうなぁ。」と思いながら観てましたです。
愛星会(成人)(9:55打揚)のオープニングはジャニーズでも登場しそうな勢いでしたね。意表をついてかなりびっくり。
煙がいっぱい出ちゃって四尺玉が揚がるまでに雲が消えずクリアに見えなかったのは残念だったけど、片貝花火のよさは世界一の四尺玉だけじゃない。
全体の構成としては本当に楽しめて心に鮮烈に残る花火大会でした。
(個人的には42歳さざなみ会のハート連発がコミカルで笑えましたw)
ここは大変気になるとこですが、
9時半すぎにアナウンスが一瞬男性の声に変わりましたよね。
心配しましたw(トイレ休憩だったの?ww)
やっぱりあの女性の声をきくと「片貝花火だぁぁ」という気になるんですよね<すっかりファンσ(o^_^o)
「尺!尺玉でございます!」の
「ます!」のところが裏返り気味になる声が魅力。
みなさまお疲れ様でした。
また来年。楽しみにしています。