朝から「あっつーーーーー」といいながら長袖シャツをタンスからひっぱりだした。
きのうは稲刈りデビューの日。
支度をして車に乗り込もうとするとモワーンとした空気。
子ども達’伊東家の食卓’でおぼえた「車の室温を一気に下げる裏ワザ」をはじめた。
町を走る。
あっちもこっちも稲刈りの空気プンプン。
「おつかれさまでーーーっす(私たちもこれから稲刈りいきまーーーっす)」
すれちがう軽トラに
( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!! したくなる。
きのうの稲刈りメンバーはトミー師匠とほとんどつかいものにならない我が家だけw
春に私たちが田植えをした面は機械を入れずに残しておいてくれた。
それにしても暑い。
うだる。
「汗を流しにいきますかーっ」と意気込んでいたけど、刈る前からじとーーーっと吹き出る大粒の汗。
トミーにおしえてもらって稲をむんずとつかんでザクッ。
おお~。
この感触気持ちいい。
刈った稲は3-4束ずつまとめて’X状’に交差させる。
約230組でやっと一俵のお米ができるんだって。
こども達も最初は楽しそうに刈っていた。
でもこの気温に参ったようで、チビは3つ刈っただけで「つかれた~」とフラフラと山を下りカエルと遊びはじめた
(やっぱりな。かまってられないので放置)
足元が硬ければザックザックと作業もすすむんだけど、こんなふうにぬかるんでるので足が抜けなくて大変。
ふつうのゴム長じゃなくて田んぼ仕様の長靴(足にぴったりするタイプ)を借りてるのにもかかわらず、足がもうどうにもこうにも(笑)
足を動かしたくないのでへっぴり腰で遠くの稲を刈ろうとして前のめりになったり、刈った稲を畔に置くときにそのままの状態で腰をツイストするから。
超~~初心者の図!
オニヤンマがふらふらしてた。
さっきまで留まってた稲がないのでうろたえているようだった。
ごめんよ。いま刈っちまったんだよ。
長男が「ママーーーーー!」と叫んでバンザイしてる。
抜けなくなったらしい・・・。
「ママー」といわれてもこっちも動けねーよw
長男はトミーに助けてもらっていた。(すみません)
液状化現象体験記みたいになってきた。
ぬかるみにはまるとこわいのねん。
長男も休憩時間が多くなり予想どおり’さぼりモード’へ。
トミーと娘と私と3人で黙々とやる。
それにしてもあっつ~~~!!
腰が痛くなる前に暑さとぬかるみでやられた。
山笠の下から湧き出でて顔面に滝のように流れる汗。
日焼け止め一応塗ったけど、これじゃーちびまるこちゃんみたいに
線がいっぱいの顔になりそう( ̄□||||!!
腰をのばしたときにフラ~~っと立ちくらみしそうになった。
トミーの「いやになったね~。熱中症になっちゃうと大変だ。もうやめにしよ。」の声で作業は中断。
(ヘタレの我が家に対するトミーの思いやり)
刈っただけの稲をトミーがまとめ、
子ども達がそれを一輪車に積み込みひもで結わえ、私が棚田の下の軽トラまで運ぶという流れ。
一輪車で山をおりるのも結構大変なのね~。
「ひとりでも大丈夫!」と豪語したけど軽トラ前でよろけてしまったw
稲刈りをサボりまくった軟弱モノの子ども達にも
「じゃーねー、’ハザ掛け’手伝ってくれる?」と優しいトミー。
これには子ども達もイキイキした。
ポイッと下から投げるとこはテレビで見たことある。
あれが子ども達もやりたかったらしい。
競うように稲の束を抱える3人。
おい、こら、ふたつ同時に投げるでない!
「順番~っ!(トトロのサツキ風)」
刈った稲をX状に交差させてまとめるのは「ハザ掛けしやすいように」。
だからギューッとしっかりまとめなくちゃーならないんです。
軽トラで山をおりるとき、風が気持ちよかった。
トミーんちでいただいたアクエリアスもからだに染み入った。
お茶飲みしてると’お客さん’が遊びにきて、子ども達は大はしゃぎ。
こんなショットはなかなか撮れないねw
きょうもあっちゃいけど、農家のみなさん大変お疲れ様です!
9月半ばにこんなに暑いなんて、これも地球温暖化の影響?
田んぼって木陰がないからキツイんですよね。
みなさん暑さでバテないように気をつけてください。