震災直後や選挙前にマスコミの前で大々的にパフォーマンスをした政治家はたくさんいましたが、中越地震の風化が加速する今現在こんな時期に「被災地の生の声を聞かせてください!お願いします!」と頭を深々と下げ小千谷にわざわざ足を運ぶ政治家がいました。
衆院議員
わしお英一郎氏。
新潟市出身のわしお氏は災害対策特別委員会の委員だそうで、
このたびの豪雪災害や中越大震災には非常に心を痛められ、なんとか被災地の生の声を霞ヶ関に引き上げたい、と大変熱心な方だということでした。
ブログ「小千谷から」を開設する前から大変お世話になっている
yossyyさんからこのお話を伺い、ぜひ彼を私に引き合わせたいとのことだったのですが、私なんかよりもぜひぜひ小千谷の山間地の方のお話を聞いて頂きたい!!と思い、塩谷の
おやじさんに電話で相談。
ちょうど
芒種庵をつくる会の会議があるとのことで、会議が終わり次第「千谷(ちや)仮設住宅」の集会所にお邪魔させていただくことになりました。
被災者生活再建支援法は1998年に阪神淡路大震災を契機にたてられたものですが、2004年に一部改正にはなったもののそれは中越大震災の中山間地で被災した人にとっては「絵にかいたもち」に過ぎなかったということ。
同じ産業でも稲作と養鯉業では支援に差があるということ。
支援金を住宅本体の修理・新築に充てることは認められず、折角いただける支援金を家財購入費なんかじゃなくもっとほかのものにお金をかけたかったという思い。
家の解体や補修だけではなく道路や棚田もなおさなければ近隣や自然に迷惑がかかるのに、縦割りの制約が多すぎて手がつけられずやむなく村を離れることを決断せざるを得ないという状況にさせられている現実。
などなど・・・・。
本当にざっくばらんに被災地の中山間地の人びとの思いを代表してお話いただけて、塩谷の方々には心から感謝しています。
ありがとうございました。
仮設をあとにしたわしおさんのひとこと。
「わかんないですよね、現地(被災地)の生の声きかないと・・。」
この魂の叫びを霞ヶ関の官僚にどうぞダイレクトに届けてください。
そして、「何がしたいのか分からない」などと言っている人たちに中山間地の被災地の実情を詳しく伝えてほしい。
与党と野党がいいパートナーシップをとってどうか前向きにのぞんでもらいたいです。
そして中越地震の教訓を今生かさなければ、またどこか日本の中山間地で大地震が起きたら同じことの繰り返しだということにみなさん関心を示していただきたい。
てかさ、県の国会議員は「中越大震災県国会議員団会議」に全員出ろよw
野党に何ができるとかいってないで全員会議に出なさいw
そんで、めんどくさい「国の壁」なんかとっぱらっちゃってよ。
そしたらお金の使い道は自治体に任せてもらえるのでしょう?
みんな同じこと考えてるのにね。
余談ですが、芒種庵の【絆Tシャツ】10枚お買い上げいただきました!
ありがとうございました~♪