以前も別のノートパソコンが起動しなくなった際に修理させていただいたお客様です。
パソコンはLavie LL350/Dです。
電源を入れると、メーカーロゴのあとにWindowsのロゴが表示され、暫く待っていると・・・
『ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。
ハードウェアまたはソフトウェアの更新が原因の可能性があります・・・』というメッセージが表示されて、以後Windowsロゴを表示して再起動の繰り返しです。このメッセージ・・・もう少し参考になるようなことを教えてくれないでしょうかね。
念のため、お客様に確認すると特に新しいハードウェアの追加や、ソフトウェアをインストールしていないとのことでした。
以前も同様な現象が他の機種であったのですが・・・その時はハードディスクの故障でした。
ハードディスクに耳を近づけてみると、カタンカタンと周期的な音がしています。
読めない箇所があり、そこで止まってしまっているみたいです。
パソコンをお預かりしました。さらに動作が遅いので何とかならないかというお話もいただき、調べるとLL350/Dは標準メモリーが256MBであることがわかりましたので、メモリー増設も合わせて行うことにいたしました。
ハードディスクを調べると・・・やはりセクターエラーが発生していました。2005年の機種なのでそろそろハードディスクの故障も発生してきます。
丸ごとバックアップをとった後、ディスクの修復を行い、再度バックアップをとり今度は新しいハードディスクに丸ごと復元を行います。
元々40GBのハードディスクだったのですが、今回80GBのハードディスクに交換し、増えた分はCドライブの容量に割り当てました。これで空き容量の心配もなくなりましたね。
無事にWindowsが起動しましたので、今度はメモリーの増設です。もともと256MBのメモリーがついていて、空きスロットが1つあります。最大搭載メモリー容量は1GBでした。
そうすると方法としては
・今の256MBを破棄して512MB×2枚の1GBとする。
・512MBを増設して、現状の256MBと合わせて768MBとする。
(1GBのメモリーは対応していないようでした)
512MBを増設して768MBとすることになりました。768MBでもメモリーとしては十分です。
仮想メモリの設定を変更して、改めてWindowsを立ち上げてみると・・・起動が速くなりました!そしてアプリの動作もかなり速くなりました。
古いXPパソコンで、メモリー容量256MBのままで使用していませんか?メモリーを増設することにより、起動や動作を速くすることができます。(ただし古い機種には、最大搭載メモリー容量が小さいものもありますので、注意が必要です)
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