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これDo台 Hi-Speed PRO 故障

今回は、どらとものお話です。
パソコンのスピード低下の対策としてHDD(ハードディスク)からSSD(半導体ディスク)の換装をこれまで数多く行ってきました。
基本的にはHDD→SSDへクローンを作成するのですが、どらともはずっと「これDo台PROシリーズ」を使用していました。
ハード的にセクター単位でクローンを作成しますので、オリジナルと全く同じディスクが作れます。セクターのエラーがあった場合、ソフトを使用したクローンですと、そこでストップしてしまうことが多いのですが、これDo台PROは、読めないセクターがあると、設定した回数読み取りリトライを行います。それで読める場合もありますし、読めなければスキップします。セクターエラーが多い場合は、クローン作成に時間がかかりますが、とりあえずその部分をスキップしてクローンディスクができるので、それを修復して動作可能になることも結構あります。

最初は、「これDo台PRO(KD25/35PRO)を使用していました。IDEとSATAの両方に対応しており、さらにPIO転送にも対応していましたので、古いHDDのコピーのクローンに重宝していました。しかし、SSDには対応してないようでした。SSDを取り付けると、最初のイニシャライズでエラーになってしまいます。説明書を見ても確かにHDDとしか書かれていないので、SSDは保証していないのでしょうね。
なので今度は「これDo台 Hi-Speed PRO(KD25/35HSPRO)」を購入しました。
こちらは、SATAのポートしかないのですが、IDE→SATA変換アダプターが1個付属しているので、IDE→SATAディスクへの変換は可能です。まあ、そんな変換はあまり使わないですが・・・もう一つIDE→SATA変換アダプターが付いていれば、IDE→IDEのクローンが作れるのですが。
最近のサポートでは、使用しているパソコンの速度低下の原因の多くがHDD(ハードディスク)のスペック不足によるものなので、対応としてSSD(半導体ディスク)に換装する作業が大変多く、クローン作業の際には「これDo台 Hi-Speed PRO」が大活躍していました。

しかし・・・最近ディスクのクローン作成中に、無応答になって動作が止まってしまうことが、時々ありました。ランプ類は正常な表示なのですが、コピーが全然進んでいかない状態でした。セクターエラーが多数ある場合は、リトライを繰り返しますのでコピースピードが落ちてしまうことはあるのですが、何時間経ってもコピーが進んでいない状態でした。熱による影響かと思い、扇風機で風を当てても状況は変わりません。
ディスクをいろいろ変えてみても、途中で止まってしまいます。6年以上、それも結構ハードな使い方をしているので故障しても仕方ないかもしれません。


(左が「これDo台PRO(KD25/35PRO」、右が「これDo台 Hi-Speed PRO」)

中も開けてみましたが、コンデンサーなどの故障は見当たらず・・・結局「これDo台 Hi-Speed PRO(KD25/35HSPRO)」の中古を手配しました。
すでに生産中止機種なので、中古でも当時の新品を買うくらいの値段です。後継機種の新品はもっと価格が高いです。
もし入荷する前に換装の案件があったら、ソフトウェアクローンで対応します。
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