ただWifiの接続に関しては、お使いの無線ルーター側の問題の可能性もあるのですが、パソコンがネットにつながらなくなった時でも、スマホはWifiにつながっているとのことでしたので、パソコン側の問題の可能性が高くなりました。
とりあえずSSDへの換装を完了して、Wifiの件を確認しました。
Windows10ですがバージョンは1803版のかなり古いバージョンです。Wifiが不安定でそのままになっているのでしょうか？
有線LANで接続して、1909版にしました。
Wifiの接続設定を行い、どらとものWifi環境に接続しました。
Wifiのアダプターは、「Broadcom 802.11n Network Adapter」でした。
このアダプターは、Windows10にアップグレードすると、Wifi接続が不安定になるようで、ネットで検索するといろいろな記事が出てきます。
そうこうしていると･･･突然インターネットにつながらなくなりました。
Wifiにはつながっているのですが「接続なし」になっています。一旦「切断」して再度「接続」すると、またインターネットにつながります。
だいたい30分くらいで、この現象が発生してインターネットにつながらなくなります。再現性があるみたいです。
で･･･ネットで調べると、デバイスマネージャーでBroadcom 802.11n Network Adapterの「詳細設定」のプロパティで「WMM」を「自動」から「Disabled」（無効）にすると解決できるという書き込みがいくつかありました。
「WMM」は音声通話や動画などの通信をWeb閲覧などの他の通信より優先的に処理する機能のようです。
ちょうど、「接続なし」になった状態で、上記の「WMM」を「Disabled」にしたら･･･またインターネットにつながりました。
これで大丈夫かなと思い、様子をみてみました。･･･30分経過しても大丈夫でした。他の操作をしていると･･･あれっ？またインターネットにつながらなくなっています。今度は1時間半くらい経っています。もう一度「接続」しなおして調べてみると･･･1時間半～2時間で、インターネットにつながらなくなってしまいます。どうも「WMM」を無効にしても、頻度が下がるようで、根本的に解決できないみたいです。
このへんは、使用しているパソコンの環境も関係するので、「WMM」無効で解決できる場合もあるし、できない場合もあるのかもしれません。
インターネットにつながらなくなる間隔が延びたものの、このままではダメです。
Windows10で動作不安定なBroadcom 802.11n Network Adapterの使用を諦めました。
無線LANカードは、Mini PCI-Eのタイプでした。
どらともの手持ちで、Windows7からWindows10へアップグレードしたノートパソコン（現在は退役）で、Windows10アップグレード後もWifiは安定してつながっていたので、その無線LANカードを使ってみることにしました。
取出した無線LANカードは、Atheros AR9287でした。同じMini PCI-Eタイプなので、交換取り付け、配線は問題なくできましたが･･･動作するかは別問題です。
パソコンを起動しました。無線LANカードを変えたので、Wifi接続設定をもう一度行う必要がありました。
ドライバーは自動でインストールされたみたいで、改めてアップデートを行うと･･･「最新の状態です」の表示です。
無線LANカードを交換してから、インターネットの接続をチェックしていたのですが、8時間以上起動していても「接続なし」になることはありませんでした。
ご返却までの数日間、ネット接続の確認をしていましたが、問題ありませんでした。
Windows10へアップグレードしたノートパソコンで、アップグレード後にWifi接続が不安定で、ドライバーのアップデートや設定の変更を行っても改善しない場合は･･･無線LANカード自体を交換するのも一つの手です。
ただし、最近ではm.2コネクタタイプもあり、形状もいろいろですし、他のドライバーとの相性もあると思いますので、この記事を参考にされてもかまいませんが、自己責任でお願いします。
