おいしいごはんが食べられますように@高瀬隼子
あらすじ(「BOOK」データベースより)
職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。ままならない人間関係を、食べものを通して描く傑作。心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。
幸せそうな本のタイトルと装丁とはうらはらな、二谷、芦川、押尾の3人の関係に気持ちがついていかない。二谷と押尾の視点で話は進む。二谷は本当のことを芦川には言わないのに押尾には言い、付き合っているのは芦川。二谷、そのまま芦川と付き合って結婚していいの? 押尾は頑張り屋さんで、はきはき気持ちいい人。新天地でがんばってほしい。そして芦川の視点がないから、そこに怖さがある。何を考えているのかしら、芦川は。弱い人が勝つってどういうこと? こういう理不尽な人間関係は現実にもある。けれど、私が読みたい小説ではなかった。残念ながら芥川賞と相性が悪いのかも、私。
あらすじ(「BOOK」データベースより)
職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。ままならない人間関係を、食べものを通して描く傑作。心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。
幸せそうな本のタイトルと装丁とはうらはらな、二谷、芦川、押尾の3人の関係に気持ちがついていかない。二谷と押尾の視点で話は進む。二谷は本当のことを芦川には言わないのに押尾には言い、付き合っているのは芦川。二谷、そのまま芦川と付き合って結婚していいの? 押尾は頑張り屋さんで、はきはき気持ちいい人。新天地でがんばってほしい。そして芦川の視点がないから、そこに怖さがある。何を考えているのかしら、芦川は。弱い人が勝つってどういうこと? こういう理不尽な人間関係は現実にもある。けれど、私が読みたい小説ではなかった。残念ながら芥川賞と相性が悪いのかも、私。