以前、レキシさんの「SHIKIBU」のPVの紹介をしましたが・・・。
続きです。あのPVは奥深いです。
題材となってる紫式部の「源氏物語」。京の都や宇治十条では、宇治がお話の中心になっていますね。そんな場所がロケ地に使われています。
話は反れますが、古典の時間に習った、特に「源氏物語」「枕草子」「徒然草」が大好きで、そんなはるか昔の物語と同じ場所に立ってることに、大きな感動を覚えています。またお話を戻して・・
レキシさんは、時空を超えて「紫式部の」境地に立たれて、この歌を作られたのだろうなーと、想像しています。
立場は逆になってるけれどー。本当は式部が彼を追っかけたいんだよねー。
百人一首の紫式部の句を、間奏の間に詠んでおられますね。
めぐりあひてみしやそれともわかぬまに
くもがくれにしよはのつきかな
久しぶりに会ったのに、それがあなたともわからない間に帰ってしまうなんて、雲に隠れる夜半の月のようですね
というような内容。
この句の意味を考えた時、PVの追いかけっこの意図に、ハッと気づきました。単にふざけてちゃかしてるのでもなくて、大好きで逢いたくて追いかけても追いかけても自分の物にできない・・・そんな一途な気持ちを表現したいのかーと。深読みしすぎですかねぇー。
いろんなことをアレコレ空想して、楽しい時間が過ごせたことに感謝してます。これを機会に源氏物語を読んでみようだったり、日本の歴史に興味を持つ人が増えたら、レキシさんもしめしめ~と、いう事なんでしょう。
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