先日、鉛筆と紙から生まれた子です🌸
take6の後、弟は、退院して、学校に行き始め、私は働きながら一人暮らしがしたいと実家から離れました。
弟は、車椅子で動けるようになっていたけど、学校の階段昇降機で降りる時に、車椅子ごと階段から落ちてしまい、骨折の後、電動車椅子の生活になり、今もそうです。
私は、事故から少ししてから、それを知り、かなり色々な感情が湧いてきていましたが、両親は、元々地元の学校に受け入れてもらう時、この子に何があっても問題にしないと頼んでいたからと、特に何も問題にはしなかったようです。
私は、一つの仕事を続けることができず、何個か仕事を変わり、結局、実家に戻り、病院でで会った彼と遠距離のお付き合いをしながら、子ども関係の仕事について過ごしていました。
そんな中、遠くの彼のアパートに遊びに行くことが決まり、
「明日、会えるね」と、夜中の電話を切って、翌日、新幹線で向かいました。
以前訪れたことのあるアパートだったので、彼が仕事から帰ってくる前に、アパートに着き、教えてもらってた鍵で入り、待つことに、、、、と思ったら、鍵が空いてました。
不思議だったけど、そのまま入り、掃除をしながら待ちました。
その時に、ガチャガチャガチャッ！！
「あかない！！」
ドンドンドンッ！！
「誰かいますか！？」
と扉を叩く音と数人の声。
怖かったです。すると、
「○○さんですか？」と私の名前を呼ばれたんです。
「はい」と返事をすると、
「○○くんが、今、意識不明て病院に運ばれています。会社のものです。ここを開けてください。」という声。
驚いて開けると、そこにいたのは、数人の男性と女性の姿でした。
そこで、少し話を聞いて、かなり驚きながら、彼の入院準備をして、会社の人たちと一緒に彼のいる病院に向かったのですが、そこで目にしたのは、スーツ姿の男性や作業服の男性たち。そして、病室に入ると、呼吸器をつけて、両手を柵に固定され、寝ている彼の姿でした。
かなり動揺して、泣いてしまったかと思います。
会社の人の話によると、
彼は、今日、会社に来なくて、無断欠席だったそう。
多分、彼女が来てるから、無断で休んだんだろうと、彼の上司は、放っておくようにと、彼の先輩に言ったそうです。
でも、彼の先輩は、彼が無断で休むはずがないと思ってくれて、休み時間に探しに行った中で、もしかして、、、と思って、消防署に問い合わせたら、昨夜遅くに身元不明で運ばれた男性がいるとのことで、確認したら、彼だった。
ということでした。
彼を信用してくれたその先輩には、本当に感謝しかありません。
病院には、彼の会社の社長さんも来られてました。
彼の実家に連絡する時、私が電話を代わり、初めまして。と名乗り、彼の看病をするからゆっくり向かってください。と伝えました。
彼の両親が遠方から着いてから、少しして、彼は意識が戻りました。
だけど、誰が誰かわからなくて怯えてるところもあり、毎回名乗りながら話をしたのを覚えています。
その後、彼は大きな病院に移送され、かつての交通事故の後遺症でずれた頭蓋骨の前部分を、足の太ももの筋肉の膜を取り、頭蓋骨を元の位置に戻す手術を受けました。
色々ありました。
彼の病名も色々あって、将来的な不安要素もお医者さんから聞かされました。彼の母が、私を同席させてくれたんです。
彼の父が、私と初めて会った時に、話してた言葉が印象的でした。
「もし、あなたが一日早く来ていて、息子があなたが居る時にこうなっていたら、あなたの立場はひどく悪いものだった。けど、一日ずれてて本当に良かった。」
確かにそうだなと思いました。
そして、私たちがお付き合いしてることは、ほぼ彼の側の方はほとんど知らないから、もし私が居ない中で、彼が倒れてたら、私と彼の縁は無くなっていたかもしれません。
繋がるべき縁は必ず繋がるし、切れる縁は切れる。遠ざかる縁もあれば、近しくなる縁もある。
彼と私は、かなり必要な縁だったようです。
その後結婚して、私は遠方の地で新しい人生と新しい縁を繋ぎ、今があります。
本当に不思議なことだらけです。
奇跡の連続が、今の私にしてくれています。
今、つながっている縁は
全て私の人生が本来の力を発揮するために必要な縁。
それを受け止めてみると、自然と環境が良くなってくる。
そう思います。
彼は今の夫で、もう25年目になります。
離婚しようと悩んだ時期ももちろんありました。
そんな時は、自分の正当性ばかり考えていたように感じます。
今は、夫がどれだけ、私や子どもたちを見守り、言葉を引っ込めて、守るために必要なお金を稼ごうと頑張ってきたかと、心から感謝できるようになりました。
このblogを読んでくださったら皆さんとも、奇跡の縁が繋がってる🎵
これからの自分の人生が、とても楽しみです🌸
読んでくださり、ありがとうございます🤗
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