彼を初めて見たのはyoutube。
芸術系の学科がある高校を受験するためにピアノを弾いている動画だった。
力強いピアノのタッチは他のピアニストとはちょっと違う。なんと言うか。。
自由。
音楽記号を忠実に守ったりするよりも自分の感性で弾く感じ。楽譜は無視っていうか(違ったらごめんなさい🙇♀️)鍵盤なんて全然見ない。でも完璧に弾く。まるで鍵盤と彼の指が磁石でくっ付いているかのような滑らかさで。
曲の種類は様々で、日本のポップスから、洋楽、ジャズ、難解なクラシックも堂々と弾きこなす。
なんじゃ、この高校生!
やりよるな‼️
と思った。
彼はピアノに合わせて歌う動画も多くあげていた。
彼の歌う英語の発音が、とても綺麗で
帰国子女なのかな?と思っていた。
でも彼は帰国子女ではなく
岡山県浅口郡里庄町という小さな町で育った事が分かった。
え?どうやってあのネイティブのような綺麗な発音が出来るようになったのか?
これが、私が彼を知った経緯。
彼が高校生、中学生の頃から弾いていたピアノの動画から入ったので「ピアノの上手な高校生が成長して大人になった」という印象だった。
その高校生が、大人になって、日本を超えて、世界的に大ヒットする事になるとは。。
藤井風さん
どこかのTV局の報道番組の特集で、生で弾き語った
「旅路」という曲。
春の別れの季節に聞く その歌詞は
私の魂を揺さぶって
ここから本格的に彼のファンになった。
ファンと言っても、行動力ゼロの私は、ただApple MusicやYouTube で彼の歌を聞くだけ。
コンサートやファンクラブや、そういうところまでは、恐れ多くて出来ていない。
それでも、彼の歌を聞いては、歌詞を反芻して想いを寄せていた。(恋愛かっ💦)
ある日の夕空があまりに素敵だったので
思わず写真を撮った。
その後、頭の中に流れて来たのは
藤井風さんの「満ちてゆく」。
「走り出した午後も
重ね合う日々も
避けがたく全て終わりが来る
あの日のきらめきも
淡いときめきも
あれもこれもどこか置いてくる
それで良かったと
これで良かったと
健やかに笑い合える日まで
明けてゆく空も暮れてゆく空も
僕らは超えてゆく
変わりゆくものは仕方がないねと
手を放す、軽くなる、満ちてゆく」 続
重ね合う日々も
避けがたく全て終わりが来る
あの日のきらめきも
淡いときめきも
あれもこれもどこか置いてくる
それで良かったと
これで良かったと
健やかに笑い合える日まで
明けてゆく空も暮れてゆく空も
僕らは超えてゆく
変わりゆくものは仕方がないねと
手を放す、軽くなる、満ちてゆく」 続
「満ちてゆく」より
作詞:藤井風
作曲:藤井風
この曲のmusic videoが、とにかくすごい。
おそらく1回では済まず、数回、見たくなるだろう。
そして号泣するだろう。
特に息子のいる母は。。。
辛いことも 苦しいことも 嬉しいことも
いつか終わりが来る
変わりゆくものに固執するより
そっと手を離してみよう
そんな言葉が自分を少し楽にしてくれる
夕暮れの綺麗な空を見ると、
何故かこの曲が浮かんでくる。
私にとって 宝物のような曲。