
いやー、10月以降映画を観る機会が減ってしまいました。
ライヴ参戦が多かったから忙しかったの。
これ見たかったのよね。見たかったけれど、ハラハラ、ドキドキして怖かったわ。
ゾンビ映画のように飛び上がる事はなかったけれど、思わず、持っていた荷物を
ギュッとつかんだり、抱えたり・・・
世界を震撼させたソマリア海賊による米船舶襲撃事件、本当にあった事件が描かれています。
2009年、ソマリア沖で事件は起きた。ソマリア沖は海賊が多発海域。
何の予告も無く、海賊に襲われた時のための訓練に入ったところで、フリップ船長が
レーダーに2つの明滅点を見つける。徐々にフィリップスが指揮するコンテナ船へと迫る。
速度を上げ、波をたて、小さな船を一旦は何とか振り切るが、その後、今度はたった4人で
襲いに来る。その正体は周辺海域を縄張りとする海賊だった。
映画の冒頭でフィリップは妻との会話の中で息子らの世代を憂い「サバイバルの時代だ」と口にする。
まさか今回の航海で生死を賭けた岐路に立つとは想像もしていなかったであろう。
一方、生きていくために決死の覚悟で海賊となった漁村出身の若者たち。
海賊となった漁師が「大きな船が来て、根こそぎ魚を取っていく。魚がいない。」と言っていた。
これも問題ですよね。魚が取れれば、海賊にはならなかったのではないでしょうか。
サバイバルだ。
海賊が船に乗り込んできたとき、乗組員を一番下にある機械室へ移動させる。身を隠すように支持する。
ここからがもうドキドキ、ハラハラの連続よ。
神経をすり減らすほどの駆け引きを続け、結局ひとり人質となり避難用の船に一緒に乗せられてしまう。
駆逐艦やネイビーシールズをも投入し、救出されるまでを描いている。
もう、だめかと命の保証はないと思ったとき、フィリップ船長は、海賊の目を盗んで家族あてに手紙を書くの。
思い出しただけでも泣けてくる。
手紙は、海賊に見つかって取り上げられてしまうの。
フィリップ船長の知力を尽くした駆け引き、勇気を尊敬します。
この作品では英雄ではなく、一人の人間として描かれているように思います。
無事救出された時、こちらまで涙がでてきました。
4日間もよく耐えましたよね。
トム・ハンクスが素敵でした。
映画って、いいですね。
ボチボチと観ていきましょ。
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