クラシックコンサートに最近行ってないなぁ・・・と思っている今日この頃。
NHKのSUPER PRESENTATIONスーパープレゼンテーション「TED]を毎週録画しているのですが
観る時間がなくてたまってしまいました。こうなってくると観るのが面倒。
でも、どんな内容が放送されたのか気になり、題名を見て気になったものから見ることにしました。
結局、すべて見てしまいました。
このプレゼンが好きで、何回も見てしまいます。
ブログに書こうと思ってNHKのサイトで調べていたら再放送されることが決まったそうですよ。
2014年1月6日深夜0:45~Eテレ という事は7日0:45~ですね。
「クラシック音楽は好きですか?」という題名です。
ベンジャミン・サンダー。ボストン・フィルの指揮者です。
ご覧になっていらっしゃらない方は是非ご覧ください。(日本語字幕付きです)
ショパンの曲はなぜ人の心を打つのか。
ボストン・フィルハーモニック・オーケストラの指揮者、ベンジャミン・ザンダーがクラシック音楽の本質を語る。
アマチュアや音楽学校の生徒を長年教えてきた経験から、音楽は万人のものであると訴える。
ピアノを演奏しながら観客の笑いと涙を誘った、スピーカー本人の人間的魅力も見どころの一つ。
会場には1600人くらい。彼はこの中でクラシックが好きな人は45人くらいだという。
統計では、3パーセントくらいしかいないそうですよ。
3パーセントが4パーセントになったら万々歳だというクラシック。
それで十分と思うのか。彼は、多くの人がクラシックの良さを知らないだけだという。
1900年頃、靴を売る商売人がアフリカに行った。
一人の商売人は、「靴は売れない。彼らは靴を履かないから。」
もう一人の商売人は「きっと売れる。まだ、だれも靴を履いていない。」
物事をどうとらえるのか。「な~るほど。」と、すぐに感心してしまう私なのです。
彼は、ショパンの曲を演奏してくれました。スタンウェイで。素敵!
ショパンの前奏曲を解説。
「シ」と「ド」があるからより悲しみが増す。
「シドシドシ・・・ドシラソファ」ときて「ミ」に行かずに「シ」に戻り感情があがる。
「ファ♯ミ」で違う和音、違う和音・・・
最後に「ミ」にきてただいまーって感じ。
な~るほど。
そして、この曲を聞くときは、もう会えない人を思い浮かべて聞いてほしいと言っていました。
家族、恋人、心の底から愛する人・・・ただし、もうこの世にいない人を思い浮かべてください。
「シ~ミへの線をたどるとショパンの言いたかったことがわかるはず」
他にも内容は盛りだくさん。
プレゼンの最後の話も素敵だった。
語りかけるエネルギーを感じました。
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