昨年6月にNHK-BSで放送され録画していたのですが、観る時間がなくてそのままになっていました。
このお正月休みで録画したもの(連続ドラマ、音楽情報番組、映画など)をすべて見ましたので、
涙そうそうは最後になってしまいました。
何でこの映画を録画したのかなぁと思い起こしてみたのです。
観たかったからというだけではなかったのです。
2012年5月に山下達郎さんのライヴ千秋楽に行くためにパソコンで調べていた時に
涙そうそうの撮影箇所マップが検索されたことがきっかけになりました。
いつものことですが、どんな話かも知らずに観はじめました。
歌手の森山良子さんが他界したお兄さまを想い作詞した、「涙(なだ)そうそう」の世界観を
モチーフに映画化したそうですね。
幼くして親を亡くした兄と血の繋がらない妹。切なくも美しい愛です。
那覇で自分の店を持つことを夢見て働く兄の洋太郎(妻夫木聡)のところへ、
高校に合格した妹のカオル(長澤まさみ)がやって来て同居することになります。
洋太郎は自分のお店を持つことを夢見ている。そんな時、洋太郎は詐欺に
遭って莫大な借金を背負ってしまう。
それでも洋太郎はカオルを大学に進学させるために必死に働く。・・・
2009年の作品だから、もうみなさんご覧になられたでしょうね。
洋太郎が25歳で病気になり亡くなったのです。
悲しいね。
そんな洋太郎からカオルに成人式のための着物と手紙が届くのよ。
泣かずにはいられない。せつないね。
美しすぎます。
思い出しただけでも涙が出てきました。
妻夫木聡君と長澤まさみさんのさわやかな演技。
沖縄のきれいな海。人情。
いい映画でした。
いつも見守り、「がんばれ」と励ましてくれる。そんな、あなたの一番星は誰ですか。
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