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カーリング人気のバブル崩壊?

2006年11月22日 19時00分56秒 | スポーツ
 女子カーリングのチーム青森が21日、トリノ五輪後の新チームで初の公式戦となるパシフィック選手権(西東京市)に出場。「マリリン」こと本橋麻里選手(20)らの「カー娘」人気で、大会は初の都内開催、有料試合にこぎつけたが、チケットの売れ行きは低調そのもの。会場は、集客率20%と空席ばかりが目立った。“初戦”に快勝したマリリンも「もう少し、お客さんが入ってくれたら」と笑顔控え目だった。

 寒かった―。氷のせいだけではない。チーム青森の新たな船出。ダイドードリンコアイスアリーナ(東伏見・約2500席)の動員人数(主催者発表)は、平日とはいえ、わずか539人。台湾に12―1で大勝も「会場が寂しかった? ん~。もう少しお客さんがいて、盛り上がった方がプレーしやすいですね」と、試合後のマリリンの表情はさえなかった。

 トリノ五輪での「カー娘」人気を受け、日本カーリング協会は今大会の会場を長野・軽井沢から急きょ同アリーナに変更。国内大会初の有料試合(1000~4000円)と首都圏開催を決めた。

 だが、フタを開けてみると、現実はシビアだった。大会事務局によると、10月から発売した前売り券の売り上げは、21日まで全席の約3割と極度の不振。会場使用費だけで約900万円かかるとあって、興行自体が黒字になるには7割以上の集客が必要だが「現状では厳しい」(同局)。期待がかかる当日券も、問い合わせは1日50件程度と伸び悩んでいるという。


「カー娘」バブル、崩壊?…初東京開催、有料試合も閑古鳥:社会:スポーツ報知

 冬季オリンピックで日本チームが健闘して人気が出つつあった女子カーリングだが、現在開催中のパシフィック選手権は予想に反して閑古鳥が鳴いているらしい。

 主力の小野寺、林が引退して、戦力ダウンしている点も気になる。

 このままでは女子カーリング人気もトリノ五輪だけの一瞬で終わってしまう可能性も出てきた。

【高橋尚子】復活へイベント100件辞退

2006年11月21日 22時22分12秒 | スポーツ
 東京国際女子マラソンで3位に終わったシドニー五輪金メダリストの高橋尚子(34)=ファイテン=が、100件に及ぶイベントなどへの出演依頼を辞退することが20日、分かった。一夜明けたこの日、高橋は改めて引退を否定。北京五輪を目指し、来夏の大阪世界選手権の代表最終選考会となる3月の名古屋も視野に、年明けには海外合宿も検討している。

 Qちゃんの敗戦は、各方面に大きな影響を及ぼした。100件に達したイベントなどへの出演依頼は、優勝を条件にしていたためすべて辞退。今後1週間にわたるスポンサー関係の撮影については、体が絞れている状態で臨みたいという希望もあり予定通りこなす。


Yahooニュース - デイリースポーツ - 尚子 復活へイベント100件辞退

 とにかく高橋尚子は引退など考えていなくて、北京に挑戦する意思を示した。

 そのために今後イベントは辞退して、崖っぷち状態で挑戦するようだ。

 故障とかなければ、彼女はまだまだ出来ると期待したいが、いずれその結論がはっきりする事だろう。

【東京国際女子マラソン】高橋尚子敗れる

2006年11月19日 22時57分21秒 | スポーツ
 寒い雨の中、東京国際女子マラソンは土佐礼子が優勝した。

 期待された高橋尚子は最後に失速してしまい、結果的に3位に終わってしまった。

 完全に衰えを感じるので、そろそろ引退かもしれないなぁ。昔の彼女の圧倒的な強さがもう見られないのはとても残念だ。

 しかし、その後のインタビューでは高橋は引退を否定したらしい。

【早実の斉藤】国体でも優勝

2006年10月04日 14時57分49秒 | スポーツ
<兵庫国体高校野球:早実1-0駒大苫小牧>◇4日◇決勝◇高砂市野球場

 今夏の甲子園で37年ぶりの決勝引き分け再試合を戦った早実(東京)-駒大苫小牧(北海道)の対決は、早実が1-0で勝ち、29年ぶり2度目の優勝を果たした。早実は夏に続く2冠を達成した。

 決勝は7200人の観衆を集めて行われ、早実は斎藤佑樹、駒大苫小牧は田中将大の両エースの投手戦となった。

 駒大苫小牧は3連覇を狙った今夏の甲子園大会に続き、国体でも優勝はならず、2000年、01年の第55、56回大会の横浜(神奈川)以来、大会史上3校目の国体連覇を逃した。

 早実は4回に2死二塁から斎藤の右前適時打で貴重な1点を先制した。その後、両チームは走者を出したが、両投手の好投の前に得点できなかった。

 国体の決勝が夏の甲子園大会決勝と同じ顔合わせとなったのは98年に松坂大輔(現西武)を擁した横浜と京都成章(京都)以来6度目で、そのうち夏に続く国体優勝は4度目。

[ 10月4日 13時5分 更新 ]


佑ちゃん完封&決勝打!早実2冠/国体

 夏の甲子園に続き、兵庫国体がハンカチ王子フィーバーで熱い。

 国体での早実と駒大苫小牧の二度目の対決もやはり早実が優勝を勝ち取った。

 「青いハンカチ」の販売はともかく、「青いおしぼり弁当」はあまりにも便乗し過ぎだろう。

 1-0という緊迫した試合内容で、さすがに両チームの実力が伯仲しているということなのだろう。

 駒大苫小牧の田中は楽天に進み、早実の斉藤は早稲田大学に進む。今度の直接対決は早くても4シーズン後までお預けとなりそうだ。それまで二人の直接対決が見られないのかと思うと残念でならない。

 田中はそれまでに先にプロ入りして、野村監督のもとで鍛え上げて、リベンジを目指して欲しいところだ。

<高校野球>来春には「早大・斎藤」誕生か

2006年09月12日 00時20分50秒 | スポーツ
 進路が注目された東京・早稲田実のエース、斎藤佑樹(3年)の決断の一球は「大学進学」だった。11日、東京都国分寺市の同校で開かれた記者会見。斎藤はマウンド上と同様に終始落ち着いた応答ぶりで「まだまだ野球選手としても、人間としても未熟」と現時点でプロ球界に飛び込むのは時期尚早であることを強調した。初志を貫き、大学球界でレベルアップを目指す。同校卒業生の90%以上が系列の早大に進んでおり、来春には「早大・斎藤」が誕生しそうだ。

 会見に同席した佐々木慎一野球部長は、斎藤の進路について「何もアドバイスしていない。彼は冷静に考えられる人間ですから」。和泉実監督も「彼の決断は最高のものであると信じている」と語った。自らの実力を過信せず、大学球界でさらに実力を磨きたいと判断した斎藤の選択は「ストライク」と言えそうだ。

 斎藤について、ある大学野球関係者は「高校生レベルでは完成されているけれども、上のレベルで活躍しようと思うなら一から作り直す勇気も必要」と話す。また、プロ野球セ・リーグ球団のあるスカウトは「プロ入り後の伸びしろを考えるなら、もう一回り肉体面を強化してほしい」と注文をつける。斎藤投手自身、その辺りを的確に課題に掲げており、4年後にどう成長するか楽しみにさせる。

 今夏の甲子園で一躍全国的な人気者になった斎藤。「ワセダ」のユニホームで神宮にデビューすれば、観客減に悩む東京六大学野球に新たなファンを引き寄せることは間違いない。【大矢伸一】

 ■早稲田実・斎藤投手の一問一答は次の通り。

 ―決断の経緯は。

 きのう(10日)家族と話し合った。甲子園大会、米国遠征を通じてさまざまな影響を受けたが、最終的に進学の希望は変わらなかった。

 ―話し合った内容は。

 僕の意志を親も分かってくれていた。相談というよりも、まず自分が進学すると言った。親も支持してくれた。

 ―夏の大会の前後で心境に変化があったか。

 (早実に)入学した時から進学希望だった。今回プロという希望が出てきたが、大学で、選手としても人間としても成長したいと思った。

 ―大学に行く理由は。

 ほかの仲間たちと(米国へ)遠征して気持ちが揺らいだが、自分は選手としても人間としても未熟。成長したかった。

 ―大卒後はプロへ。

 もちろん。小さいころからの夢。野球関係の仕事に携わりたい。

 ―未熟な部分とは。

 体を大きくしたい。投手としてのレベルを1ランクも2ランクも上げて、プロに挑戦したい。

 ―気持ちが揺らいだ一番の理由は。

 大きな大会(を経験したから)だと思う。それまでは純粋に(甲子園で)優勝したいと思っていた。今は選手としてのレベルを上げたい。

 ―両親は何と。

 「佑樹の意見が一番だよ」と言ってくれた。

 ―進学はプロへの遠回りではないか。

 それは分かっているつもり。(大学の)4年間が勉強や人間関係において、自分を成長させると思う。


<高校野球>来春には「早大・斎藤」誕生か

 斉藤が未熟なら、他の高校生選手のほとんどはプロへ進めないぞ~。

 個人的にはプロに進んで欲しかったのでとても残念だが、プロ引退後の人生を考えると、大学に進学した方がいいとも考えられる。

 今度は斉藤には大学野球の人気を盛り上げる事に頑張ってもらうしかなさそうた。

佑ちゃん、9日にもプロ志望届結論へ

2006年09月06日 16時53分50秒 | スポーツ
<日米親善野球>◇4日◇米カリフォルニア州ロサンゼルス

 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)4日(日本時間5日)=白船誠日、柴田寛人】

 早大かプロか。注目が集まる早実・斎藤佑樹投手(3年)は帰国後の9日にも家族会議が始まり、進路を絞り込むことが分かった。日米高校親善試合は第5戦(対米国西部選抜)を行い、全日本高校選抜は先発した斎藤が5回3安打1失点、いきなり4者連続を含む8奪三振の力投で第3戦(4失点KO)の雪辱を果たした。6回から5連投となる守護神の駒大苫小牧・田中将大(3年)が4回無失点の好救援。王子-怪物のリレーで有終の美を飾った。全日本は通算3勝1敗1分けの勝ち越しで全日程を終えた。

 斎藤は9日にも家族会議を開き、進路を絞ることになりそうだ。早実・佐々木慎一部長(44)は「まずは斎藤本人と家族で話し合ってもらい、それを受けて学校側と話し合うことになる。それは斎藤のお父さんとも確認済みです」と話した。斎藤は選抜チームとともに8日に帰国する。翌9日は早実の新チームが都内で秋季東京都大会1回戦に臨むが、3年生はフリーとなっており、その間に家族で話し合うものと思われる。

 高校生活に戻るのは11日から。その後、和泉監督や同部長ら学校関係者とも話し合い、15日のプロ野球志望届の締め切りまで5日間で最終結論を出すことになる。佐々木部長は「記者会見などは考えていない。万が一、プロ志望届けを出すようなことがあれば会見を開くだろう」と話した。学校側は、あくまでも本人と家族の意向を尊重する構えだ。

 当初は早大進学希望だった斎藤だが、甲子園優勝と米国での活躍で大きな自信をつかんだ今、心境が変化しているだろう。プロ側も巨人、ヤクルト、西武、横浜、楽天など複数球団が「プロ志望」の決断に備えて、高校生ドラフト1巡目候補リストに入れている。常に「いい環境で野球を続ける」ことを第1に進路を選択してきた斎藤親子が、どのような結論を出すのか注目される。


佑ちゃん、9日にもプロ志望届結論へ

 巨人ファンとしては是非とも斉藤に来て欲しいが、どうなるのだろうか。

 もしも楽天が指名しても、斉藤は行かないだろうなぁ。球団がそんなに力を入れていないからなぁ。

 まぁ、どこのチームに行く事になっても、人気低迷のプロ野球を盛り上げて欲しい。

【日米親善高校野球】斎藤メジャーへの20K!「上で磨いてまた来たい」

2006年09月06日 16時45分39秒 | スポーツ
 ◆日米親善高校野球第5戦 米西部選抜1-4日本選抜(4日・南カリフォルニア大デドーフィールド)

 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)】日米親善高校野球のため米国に遠征中の日本選抜が米西部選抜との最終戦に臨んだ。先発の早実・斎藤佑樹(18)が5回を3安打1失点、8奪三振の力投を披露。試合後、斎藤は「メジャーへはまだまだです。上へ行って、磨いてまた来られたらいい。心境の変化? そういうことです」と話し、今回の遠征が自身の進路決定に影響を与えたことを示唆した。試合は6回から登板した駒大苫小牧・田中将大(17)が無失点救援。逆転勝ちで通算3勝1敗1分けと勝ち越して、全日程を終えた。

 クールに闘志を燃やしていた。前回登板(第3戦)は4回途中、4失点KO。「抑えてやる、という気持ちだった」初回から斎藤が奪三振ショーを披露した。先頭・ナッシュを内角直球で見逃し三振。続くベロア、ヒックスをフォークで三振。2回先頭まで4者連続Kなど、5回を投げて8三振を奪った。「最後なので、楽しくできた。でも、勝負にはこだわりました」5回に野選で1点を失ったが、リベンジの投球内容。チームも逆転勝ちして、有終の美を飾った。

 米国での3試合、12回0/3を投げて、被安打12、5失点。三振を20個奪った。通用したことも、しなかったこともあった。「アメリカ人の振りは日本でもトップクラス。ベースボールのレベルの高さを感じた。メジャーへはまだまだです。上へ行って磨いてまた来られたらいいと思います」メジャー志向のある右腕が、こう総括した。米国に来て気持ちの変化が起きたか?と報道陣に問われると「そういうことです」と答えた。大学進学か、プロ入りか-注目される進路について「日本に帰ってからじっくり考えます」と話すにとどめたが、今回の経験が、進路決定に大きな影響を与えることを思わせる発言だった。

 反省をしっかり生かした。前回は決め球のスライダーが抜けたところを狙い打ちされた。「アメリカではフォークの方が通用すると思った」と斎藤は言う。前の試合、本塁打されたヒックスには、これでもか、というほどフォークを多投。2打席連続三振を奪った。和泉実監督(44)も「悪いのを修正していった。それは成長でしょう」と、教え子の姿に目を細めた。

 ライバルの存在が、大きな刺激になった。「(田中が)頑張っているから、僕も頑張らないと」甲子園で決勝戦を投げ合った相手に負けられなかった。クーパーズタウンでは2日間、同室だった。野球の話などいろいろなことを話した。「甲子園でライバルだったのが、一つのチームでプレーできたのは、大きな経験になった」試合終了後には、2番手で4回を零封した田中を本塁上で待ち受けて、ハイタッチを交わした。

 今後、5日に日本領事館を表敬訪問し、エンゼルス戦を観戦。7日に帰国の途に就く。プロ入りを志望する選手が日本高野連に「プロ野球志望届」を提出する期限は今月15日。斎藤は自らの進路にどんな結論を出すのか。


斎藤メジャーへの20K!「上で磨いてまた来たい」…日米親善高校野球

 日本のエース斉藤には今回の日米親善野球は、収穫のあるものだったようだ。

 野球に対する情熱は人一倍あるだけに、プロで成長してからメジャーに挑戦するのが一番いいと確信したのではないだろうか。

 プロ野球もファンも彼を待ち望んでいる。是非、プロ野球で活躍して欲しいものだ。

【日米親善高校野球】斉藤-田中の必勝リレーで有終の美

2006年09月05日 07時30分20秒 | スポーツ
 最終戦は早実斉藤が先発し、4者連続三振の好スタートを切り、1点を失ったが、5回で8三振を奪った。

 日本はアメリカに先取点を許した直後に、アメリカの守備の乱れから逆転し、2番手田中が抑えて、見事に4-1で勝利した。

 エース斉藤が失点しても、必ず打線が逆転してみせるという意気込みが感じられ、まさにチームが一丸となっている雰囲気があった。

 これで3勝1敗1引き分けとなり、堂々の成績を残した。大リーグのスカウトも日本の高校生に目を輝かしていたに違いない。

 今年の野球に関しては、プロがWBCで世界一となり、夏の高校野球もまれにみる熱戦続きで人気が急上昇し、この日米親善でも勝ち越すなど、日本の実力が世界にアピールできたと言えそうだ。野球ファンとしては申し分のない一年とも言える。

 それから・・・テレビ朝日、日米野球の放送ありがとう♪

全日本が猛打で米西部に大勝、田中が好救援…高校野球

2006年09月04日 17時54分56秒 | スポーツ
 親善試合のために米国遠征中の高校野球の全日本選抜は3日、ロサンゼルスで遠征第4戦となる米国西部選抜戦を行い、19安打を放って16―3で大勝した。通算成績は日本の2勝1敗1分け。

 4番・橋本(智弁和歌山)が8打点を挙げる活躍。七回に11安打を集めて10点を奪い、試合を決めた。田中(駒大苫小牧)は六回途中から2回1/3を投げ、2安打、無失点、5奪三振の好投。斎藤(早実)は登板しなかった。

 最終第5戦は4日に行われる。


全日本が猛打で米西部に大勝、田中が好救援…高校野球

 4戦目は斉藤は登板しなかったが、日本が19安打を放って16―3で大勝し、通算成績を日本の2勝1敗1分けと勝ち越した。
 残り1試合を残して、これで日本の負け越しはなくなった。日本の高校野球のレベルの高さを世界にアピールできたのではないだろうか。

 最終戦は是非斉藤の好投で勝って欲しいところだ。

斎藤「力不足」KO…日米親善高校野球

2006年09月04日 17時48分50秒 | スポーツ
 ◆日米親善高校野球第3戦 米西部選抜6-6日本選抜(2日・南カリフォルニア大デドーフィールド)

 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)2日】ハンカチ王子・斎藤が今夏初めてKOされた。日米高校親善野球のため米国遠征中の日本選抜チームが、当地の南カリフォルニア大デドーフィールドで第3戦・米西部選抜戦を行った。先発した日本のエース・斎藤佑樹(早実・3年)は4点を失い4回途中でKO。メジャー予備軍から一発を浴びるなど、米国2戦目にして洗礼を浴びた。試合は9回に日本選抜が3点を追いつき引き分け。通算成績は1勝1敗1分けとなった。

 強烈な“メジャーの洗礼”だった。2-2で迎えた4回無死一塁。斎藤は米西部選抜の6番・ヒックスに初球を右中間場外へ運ばれた。来年のメジャードラフト候補に2ランを浴びたところで降板。初戦の4回無失点8奪三振とは打って変わり、3回0/3を5安打4失点で4奪三振。今春センバツ準々決勝・横浜戦以来のKOに「何ひとついいところがなかった。力不足です」と下を向いた。

 夏の甲子園で7試合、948球を投げた後は優勝祝賀会などの行事に追われた。休む間もなく日本選抜の合宿。米国入り後も8月31日にダブルヘッダー。1日はバスで4時間移動した後に飛行機で6時間の移動と、ホームステイ先に到着したのは夜遅くになった。「体調は万全」と話していたが、さすがの鉄腕も疲れからか制球が甘くなった。

 そして、タオルハンカチはこの日もお目見えしなかった。涼しかった東海岸と違い、ロサンゼルスは35度を超す猛暑。だが斎藤はタオルハンカチをポケットにも入れてない様子。ベンチへ帰ると大きめのタオルで顔をふいた。

 注目に応えたかった。この日球場には立ち見が出るなど約2500人の観客が集まった。約8割が日本を応援する在留邦人や日系人。まるでホームの雰囲気だった。「お客さんの応援はうれしかった」と斎藤。さらに米西海岸で休暇中の阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクター(SD)が観戦に駆けつけた。「プライベートだからノーコメント」と話した星野SDだが、斎藤の投球に熱い視線を注いでいた。

 調子は今ひとつだったが、初戦に続きネット裏のメジャースカウトからは高評価を得た。カージナルス・シンハースカウトは「最初に90マイル(約145キロ)出たのに驚いた。体は小さいがコントロールとスライダーがいい。こっちにはいないタイプ。十分ドラフトの対象になれるよ」。ロイヤルズ・ベイズスカウトも「体が強くなれば、近い将来メジャーでもやれる」と実力に太鼓判を押していた。

 チームは9回に3点を奪い引き分けに持ち込んだ。ベンチで一番喜んでいたのは斎藤だった。残り2戦。他の投手の登板なども考慮すると、1日おいて最終戦での登板が濃厚になる。「肩の疲れはない。あした(3日)にでも投げたい」と連投を志願するほど悔しさを見せた右腕。このままでは終われない。


斎藤「力不足」KO…日米親善高校野球

 まさか星野までが観戦しているとは・・・。

 斉藤にはこれをバネにして、次回頑張って欲しい。