元ボシーバンドで現チータンズの
アイリッシュフルート奏者
マット・モロィ夫人のジェラルディンさん
が亡くなられたそうです。
今から15年前アイルランドに行った時に
メイヨー州のウェストポートにある
マットモロイのパブ
マット・モロイズに立ち寄りました。
あいにくモロイ氏は不在でしたが
奥さんと息子さんがお店を切り盛りしていて
聞いたら 「主人は今夜は戻るから」
と言われたんですが
残念ながら時間が無くて
会う事は出来ませんでした。
実はこの時しつこい
アイリッシュ風邪にやられていて
ジェラルディンさんが
「そういう時はこれがいいのよ」 と
あったかいウィスキーに
レモンか何かを入れた。
飲み物を作ってくれたんです
元々アルコールは強くないのですが
せっかく作ってもらったので
勿論すべて飲みました。
多分日本で言う
たまご酒みたいなもんなんでしょう。
後に日本にチーフタンズが来た時
のレセプションパーティー
でM・モロイに会う事が出来この事を話したら
「あ~ アレはよく自分も飲むんだ」
みたいな事を言ってました。
モロイファミリーの
風邪特効薬という所でしょうか。
またその時 奥さんとの
2ショット写真も見せたら
随分と喜んでくれて翌日渋谷で行われた
チーフタンズのライブのアンコールで
一緒に演奏しようと誘ってもらい
ステージにも上がる事が出来たんです。
ジェラルディンさんはまだ若かったはずです。
多分世界中からマットモロイズを
目指して集まってくるファンにも
ご本人がいろいろと対応してくれて
いたのではないでしょうか
またM・モロイ本人も随分と力を
落としているのかもしれません
ジェラルディンさん
あの時はありがとうございました
謹んでご冥福をお祈りいたします
マットモロイズの前で
見慣れたジャケットが飾られている中 演奏もさせてもらいました