富士火災海上保険などの中堅損害保険5社が1日、医療保険などの第三分野商品について、不適切な保険金不払いがあったとする調査結果を発表した。5社合計で400件(金額で約2億2000万円)の不払いが判明した。
これにより、31日に発表した大手6社の分と合わせて、損保11社の不払いは4765件(約14億4000万円)となった。
不払いを明らかにしたのは富士火災、共栄火災海上保険、日新火災海上保険、スミセイ損害保険、明治安田損害保険の5社。富士火災が175件(約3300万円)、共栄火災が154件(約5500万円)、日新火災が68件(約1億3000万円)、スミセイ損保が1件(144万円)、明治安田損保が2件(約200万円)だった。
これを含め自動車保険の保険金不払いが多発している問題を巡って、金融庁は17日、大手を含む損害保険会社26社に対して、保険業法に基づいて不払いの調査のやり直しを求めるとともに、調査の最終的な完了時期と、その根拠を12月8日までに報告するよう求める異例の命令を下した。
26社は9月末に過去3年間に約14万件、約103億円の不払いが追加で判明したと報告していたが、金融庁が約1か月半にわたり、聞き取りで検証した結果、調査漏れが多数見つかったためだ。
金融庁は、不払い問題が表面化して、1年以上経過しても、なお全容を把握すら出来ない損保各社の経営管理体制に厳しい態度で臨む見通しで、各社に行政処分が下るのは必至だ。
困った~
これにより、31日に発表した大手6社の分と合わせて、損保11社の不払いは4765件(約14億4000万円)となった。
不払いを明らかにしたのは富士火災、共栄火災海上保険、日新火災海上保険、スミセイ損害保険、明治安田損害保険の5社。富士火災が175件(約3300万円)、共栄火災が154件(約5500万円)、日新火災が68件(約1億3000万円)、スミセイ損保が1件(144万円)、明治安田損保が2件(約200万円)だった。
これを含め自動車保険の保険金不払いが多発している問題を巡って、金融庁は17日、大手を含む損害保険会社26社に対して、保険業法に基づいて不払いの調査のやり直しを求めるとともに、調査の最終的な完了時期と、その根拠を12月8日までに報告するよう求める異例の命令を下した。
26社は9月末に過去3年間に約14万件、約103億円の不払いが追加で判明したと報告していたが、金融庁が約1か月半にわたり、聞き取りで検証した結果、調査漏れが多数見つかったためだ。
金融庁は、不払い問題が表面化して、1年以上経過しても、なお全容を把握すら出来ない損保各社の経営管理体制に厳しい態度で臨む見通しで、各社に行政処分が下るのは必至だ。
困った~