審判講習会 参加報告書
この度参加しました、審判講習会について報告します。
講習会名 (大会名) |
東日本大震災復興支援 JX-ENEOS 第47回全国ミニバスケットボール大会 |
参加者 (報告者) |
宮田 智仁 (所属カテゴリー)ミニ連 |
期 日 |
平成28年 3 月 27 日(日) から 平成28年 3 月 30 日(水) |
会 場 |
国立代々木競技場第一体育館・第二体育館 |
講 師 |
中山 泰夫氏・吉田 正治氏・渡邊 諭氏・小坂井 郁子氏 |
参加者 |
審判委員長・委員18名、派遣審判委員97名 合計115名 |
報 告① □ 講義 □ 実技講習 レ ゲーム (該当に レ) |
茨城県 対 岡山県 <女子>
□ゲーム 主審 鍋島 光博氏(熊本県) 副審 宮田 智仁(報告者) コート主任 惣万 直樹氏(富山県)
■講習内容 及び ミーティング内容 (プレゲームカンファレンス) ・エリア3、エリア4の受け渡しの確認。リードが受けているなら、トレイルは早めに逆サイドに移動する。 ・コート特徴上、リードがエリア6方向に移動しにくいので、アウトオブバウンズ等はトレイルが協力する。
(ゲーム後コート主任から) 1試合通して、二人が協力して試合を運営できていた。宮田氏の方は足を活かして積極的に動き、鍋島氏の方は、それに合わせて落ち着いて全体を見ていた。二人がマッチしていたと思う。 その中で、エリア6への移動が遅れているケースが見うけられた。動きながらの判定になってしまったものやストレートラインになってしまったものがあった。 また、接触はあったが、影響がなかったものまで取り上げてしまっているケースがあった。 |
報 告② □ 講義 □ 実技講習 レ ゲーム (該当にレ) |
兵庫県 対 長崎県 <男子>
□ゲーム 主審 相木 康岳氏(委員会) 副審 宮田 智仁(報告者) コート主任 勝原 芳徳氏(山口県A級)
■講習内容 及び ミーティング内容 (プレゲームカンファレンス) ・ビッグマンがお互いのチームにいるので、インサイドでのDFに注意する。 ・アイコンタクトで意思の疎通を図り、協力していく。 ・リバウンドの飛び込みについて、トレイルが注意して判定する。
(ゲーム後コート主任から) DFの手の使い方について、シリンダーを犯しているもの、犯していないものの判定が曖昧で、ムラがあり選手に基準が伝わっていなかった。 2Qで選手がブロックショット後、転倒してしまった場面で、リードで受けているが、プレーを長く見られていない。最後の接触だけで判定しまっている。DFが遅れているのか、ブロックは前へ飛んでいるのか、上へ飛んでいるのか等、接触の前段階から関係を見る必要がある。そのためには、もう一歩広くポジションを取る必要がる。 |
所 感 |
大会を通じて感じたことは、 ①プレーを見に行くこと。足を運ぶことは絶対条件。 ・多くの方のミーティングの内容で、主任の方から「足を運んでしっかりとプレーを捉えにいく意識はもっているので、それは続けて下さい。その上で・・・」というコメントが多くありました。全国大会においても足を運ぶことについて皆さんが意識していた。そして、準備していた。当たり前のように言われていることだが、その重要性を再認識し、私自身続けていけるよう努力していく。
②自分のエリア、判定に責任を持つこと。 自分のエリアの判定の不確実さの結果、選手が負傷し、試合を中断させてしまった。負傷するプレーの前に、同選手がDFで行き過ぎる傾向があり、それを判定することができず、結果、ブロックショットから負傷につながってしまった。負傷したプレーの前に、行き過ぎであることを笛で表現できていれば、負傷することはなかったと思う。 一つの躊躇が、見逃しが、選手に大きな影響を与えることを痛感した。
自分なりに課題にチャレンジ、そして、失敗を経験した大会でした。 この経験を活かし、今後も精進していきます。
最後にこのような貴重な経験をさせていただいたことに、深く感謝申し上げます。 誠にありがとうございました。 |