愛媛県バスケットボール協会 審判委員会

愛媛県バスケットボール協会 審判委員会からのお知らせ

東日本大震災復興支援 JX-ENEOS 第47回全国ミニバスケットボール大会

2016年04月30日 | 研修会報告

審判講習会 参加報告書

       

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

東日本大震災復興支援 JX-ENEOS 第47回全国ミニバスケットボール大会

参加者

(報告者)

 宮田 智仁 (所属カテゴリー)ミニ連

期 日

平成28年 3 月 27 日(日) から  平成28年 3 月 30 日(水)

会 場

国立代々木競技場第一体育館・第二体育館

講 師

中山 泰夫氏・吉田 正治氏・渡邊 諭氏・小坂井 郁子氏

参加者

審判委員長・委員18名、派遣審判委員97名 合計115名

報  告①

□ 講義

□ 実技講習

レ ゲーム

(該当に レ)

 

茨城県 対 岡山県 <女子>

 

□ゲーム  主審 鍋島 光博氏(熊本県)  副審 宮田 智仁(報告者) 

コート主任 惣万 直樹氏(富山県)  

 

■講習内容 及び ミーティング内容

 (プレゲームカンファレンス)

・エリア3、エリア4の受け渡しの確認。リードが受けているなら、トレイルは早めに逆サイドに移動する。

・コート特徴上、リードがエリア6方向に移動しにくいので、アウトオブバウンズ等はトレイルが協力する。

 

(ゲーム後コート主任から)

1試合通して、二人が協力して試合を運営できていた。宮田氏の方は足を活かして積極的に動き、鍋島氏の方は、それに合わせて落ち着いて全体を見ていた。二人がマッチしていたと思う。

その中で、エリア6への移動が遅れているケースが見うけられた。動きながらの判定になってしまったものやストレートラインになってしまったものがあった。

また、接触はあったが、影響がなかったものまで取り上げてしまっているケースがあった。

報  告②

□ 講義

□ 実技講習

レ ゲーム

(該当にレ)

 

兵庫県 対 長崎県 <男子>

 

□ゲーム  主審 相木 康岳氏(委員会)  副審 宮田 智仁(報告者)         

コート主任 勝原 芳徳氏(山口県A級)        

 

■講習内容 及び ミーティング内容

(プレゲームカンファレンス)

・ビッグマンがお互いのチームにいるので、インサイドでのDFに注意する。

・アイコンタクトで意思の疎通を図り、協力していく。

・リバウンドの飛び込みについて、トレイルが注意して判定する。

 

(ゲーム後コート主任から)

DFの手の使い方について、シリンダーを犯しているもの、犯していないものの判定が曖昧で、ムラがあり選手に基準が伝わっていなかった。

2Qで選手がブロックショット後、転倒してしまった場面で、リードで受けているが、プレーを長く見られていない。最後の接触だけで判定しまっている。DFが遅れているのか、ブロックは前へ飛んでいるのか、上へ飛んでいるのか等、接触の前段階から関係を見る必要がある。そのためには、もう一歩広くポジションを取る必要がる。

所  感

大会を通じて感じたことは、

①プレーを見に行くこと。足を運ぶことは絶対条件。

 ・多くの方のミーティングの内容で、主任の方から「足を運んでしっかりとプレーを捉えにいく意識はもっているので、それは続けて下さい。その上で・・・」というコメントが多くありました。全国大会においても足を運ぶことについて皆さんが意識していた。そして、準備していた。当たり前のように言われていることだが、その重要性を再認識し、私自身続けていけるよう努力していく。

 

②自分のエリア、判定に責任を持つこと。

 自分のエリアの判定の不確実さの結果、選手が負傷し、試合を中断させてしまった。負傷するプレーの前に、同選手がDFで行き過ぎる傾向があり、それを判定することができず、結果、ブロックショットから負傷につながってしまった。負傷したプレーの前に、行き過ぎであることを笛で表現できていれば、負傷することはなかったと思う。

一つの躊躇が、見逃しが、選手に大きな影響を与えることを痛感した。

 

自分なりに課題にチャレンジ、そして、失敗を経験した大会でした。

この経験を活かし、今後も精進していきます。

 

最後にこのような貴重な経験をさせていただいたことに、深く感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。


平成28年度 愛媛県バスケットボール協会審判伝達講習会について

2016年04月24日 | 研修会案内

愛媛県所属日本公認審判員の皆様

 

平成28年度 愛媛県バスケットボール協会審判伝達講習会について(連絡)

 

平素は愛媛県バスケットボール協会の発展と同協会主催の試合運営等へのご協力に際しまして、多大なご尽力を賜りまして厚く御礼申し上げます。今後とも、愛媛県のバスケットボールの更なる発展にご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

 さて、下記のとおり「平成28年度愛媛県バスケットボール協会審判伝達講習会」を開催させていただきます。つきましては、愛媛県所属の日本公認審判員(C級以上全員)及びその他参加希望者は、ご参加のほど宜しくお願いします。

なお、日本公認SABC級審判員の方で欠席される方は、それぞれの所属カテゴリー連絡責任者(ミニ連:菊池・篠原・二宮こ、中学:中井・古浦・西田、高校:小笠原・永井聖・岩井。一般:池松か・川村・清家)に、事前にご連絡ください。日本公認D級、E級審判員は自由参加となっております。希望者の方は、事前の申し込み等は必要ありません。当日会場に直接お越しください。

 

 

○日時:平成28年5月8日(日) 1900~(1840~受付)

 

○場所:愛媛県立しげのぶ特別支援学校 体育館

   (住所)791-0212  東温市田窪2135   (tel089-964-2258

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/19/2a17b11449705ab1a4775955bf082f25.jpg


○準備物:体育館シューズ、筆記用具、バインダー(ルールテスト用に全員には机が用意できないため)

     

○内容:平成28年度日本バスケットボール協会全国審判長会議の連絡、ルールテスト

JBA新審判ライセンス制度について

愛媛県所属の日本公認審判員(新規・移籍)等の紹介、研修会案内、その他

 

○注意事項:お忙しい中とは思いますが、時間厳守でご集合ください。

 今回の講習会ではフィットネステストは実施しません。

 会場の駐車場所には限りがありますので、出来る限り公共の交通手段を御利用いただくか、乗り合わせ等でお越しください。(会場では、駐車場所の誘導に必ず従ってください。)

 

○伝達講習会終了後、拡大審判委員会を開催いたします。(関係の皆様、御集合お願い致します。)


東日本大震災復興支援 JX-ENEOS 第47回全国ミニバスケットボール大会

2016年04月17日 | 研修会報告

審判講習会 参加報告書      

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

東日本大震災復興支援 JX-ENEOS 第47回全国ミニバスケットボール大会

参加者

(報告者)

 梅田 望  (所属カテゴリー)ミニ連

期 日

平成28年 3 月 27 日(日) から  

平成28年 3 月 30 日(水)

会 場

国立代々木競技場第一体育館・第二体育館

講 師

中山 泰夫氏・吉田 正治氏・渡邊 諭氏・小坂井 郁子氏

参加者

審判委員長・委員18名、派遣審判委員97名 合計115名

報  告①

□ 講義

□ 実技講習

レ ゲーム

(該当にレ)

□ゲーム  主審 澤井 浩史氏(鳥取県)  副審 梅田 望(報告者) 

コート主任 宮里 両氏(兵庫県A級)  

 

■講習内容 及び ミーティング内容

岐阜県 対 山梨 <女子>

 初日ということもあり、どのようなプレーをしてくるのかお互い分からないため、エリア分担のみの確認をした。個人としては、プレーを予測し、しっかり足を運んでスペースを見に行こうと挑んだ。

主任から、コーターごとの選手の質の変化・戦い方の変化を早く察知すること、それを相手審判と擦り合わせる作業を早くするようにとアドバイスいただいた。審判同士の感じた事が違うと、プレーに対しての危機感が合わず、状況にあったレフェリングができないと感じた。ゲームにマッチする笛を二人でつくっていく難しさを痛感した。

 

報  告②

□ 講義

□ 実技講習

レ ゲーム

(該当にレ)

□ゲーム  主審 小山 貴史氏(岩手県)  副審 梅田 望(報告者)         

コート主任 山岡 忠氏(神奈川県A級)        

 

■講習内容 及び ミーティング内容

宮崎県 対 長野県 <男子>

 お互いの責任エリア、アウトバウンズの協力など細かく確認してゲームに挑んだ。

主任から、トレールの動きで、斜め45度から見ようとしているのが伝わった。しかし、動き方がプレイヤーのような動きになっていると指摘があった。角度を変え3か所を見るようにするとオールウェーズムービングがスムーズにできるようになるとアドバイスをいただいた。

ファールについて、ベンチからのクレームはなかった。しかし、各審判が意図して判定していることは分かるが、相手審判が吹いたファールの種類を確認して、お互いの笛を擦り合わせたほうがよかったものがあったと指摘していただいた。

所  感

今回初めて全国大会に参加させていただきました。

選手のために、その笛は本当に合っているのか、コールに行ったときに何回目のファールを吹いたのか確認すること。個人がすべきことプラス、相手審判とのすり合わせの作業、プレーの質の変わり目を察知する能力、ベンチの管理(コーチから選手を守ることから逃げず、戦わなければならない時もある)など全てにおいて気を配ることを実践していかないといけないことを学びました。

 全国大会に、2度・3度と参加できるような取り組みをしていき更にレベルアップできるようにしていきたいと思います。

 このような経験をさせていただいたことに感謝しております。今後もご指導宜しくお願いします。


東日本大震災復興支援 JX-ENEOS 第29回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2016

2016年04月02日 | 研修会報告

審判講習会 参加報告書

  

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

東日本大震災復興支援

JX-ENEOS 第29回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2016

参加者

(報告者)

二宮 光司                 (所属カテゴリー)中体連

期 日

平成28年 3月27日(日)  から  平成28年3月30日(水)

会 場

東京体育館・越谷市立総合体育館・上尾運動公園体育館・市川市塩浜市民体育館

浦安市運動公園総合体育館・横浜文化体育館・川崎市とどろきアリーナ

講 師

安西 郷史氏・中山 泰夫氏・星川 良一氏・渡辺 整氏

参加者

各都道府県推薦審判員47名、自費審判員、関東派遣審判員等 合計222名

報   告①

   □ 講義

   レ 実技講習

   □ ゲーム

(該当に レ)

□実技講習 モデルゲーム 横手青陵 対 甲府西    

主審 二宮光司(報告者) 副審 中村 祐貴氏(岐阜県) 主任 御手洗 亮 氏

■講習内容 及び ミーティング内容

 高校生のモデルゲームを行った。今大会のテーマとして「影響」と「player first」が挙げられていた。主任の御手洗氏からは、影響を考えたときにとらなくても良いファールがいくつかある。選手のレベルやマッチアップをよく見て、feel the gameを意識すると良いとアドバイスをいただいた。

報   告②

   □ 講義

   □ 実技講習

   レ ゲーム 

(該当に レ)

□ゲーム  主審 二宮 光司(報告者) 副審 須藤 健吾氏(北海道)      

コート主任 本間 充氏(東京都A級)

■講習内容 及び ミーティング内容

 男子予選Eリーグ 東京B対山口 

 お互いの責任エリアをしっかり判定していくこと、アウトオブバウンズを協力して行くことを確認してゲームに臨んだ。試合後のミーティングでは、リードの位置取りをもう少し開くことを意識すること、最後まで細かく判定していきしっかりとゲームを終了させることを指摘していただいた。主審としてベンチ管理に気を配ったが、アピールなどが多かった。ファールの後のプレゼンテーションを意識するとアピールも減ったのではないかと指摘していただいた。

報   告③

   □ 講義

   □ 実技講習

   レ ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム  主審 望月 公平氏(広島県A級)  副審 二宮 光司(報告者)    

  コート主任 阿部 敬太氏(岩手県A級)

■講習内容 及び ミーティング内容

 男子準々決勝 福岡対埼玉

 決勝トーナメント2回戦、勝った方が最終日のベスト4に残るゲームを担当させていただいた。お互い勝ち上がっており能力が高いので、なるべくプレーをきらないように意識してゲームに入った。試合後のミーティングでは、細かく丁寧にスペースをみて思い切りよく判定していたとコメントをいただいた。ゲーム終盤でのアンスポを取り上げたケースについてよく決断したと言っていただいた。後ほど玉木彰治氏から、「よく見ていたが、見えたものを取り上げたという感じだった。見えたものを判定する力をつけてほしい」とアドバイスをいただいた。

      所   感

 今回で3回目となるJrオールスターへの参加でした。これまでとは違い主審をさせていただいたり、重要なゲームの割り当てをいただいたりしたことで、今後自分が取り組まなければ行けない課題が明確になりました。

単にスペースを見つけプレイを見るだけでなく、それが選手やベンチが意図して行っているプレイなのかを見極めることや、異質なプレイを取り除くだけではなく、その後に残ったバスケットのプレイに判定を加えていくことが、今回のテーマでもある「影響」と「player first 」つながっていくと感じました。この課題をクリアしていくために、今まで以上に意識したレフェリングを積み重ねていこうと思います。

今回、改めて東京をはじめ、関東の審判員や生徒の協力に助けられたJrオールスターであることを感じました。この感謝の思いを忘れず今後も活動していこうと思います。このような機会をいただいた皆様に心より感謝いたします。


平成27年度 新規、1、2、3年目日本公認審判講習会 実施報告書

2016年04月02日 | 研修会報告

平成27年度 新規、1、2、3年目日本公認審判講習会 実施報告書

愛媛県バスケットボール協会  二宮 光司

池田 隼人

                    高橋(“たか”は、はしごだか) 瑞紀


1 講習会名

  平成27年度 新規、1、2、3年目日本公認審判員講習会

 

2 大会名

  2016今治カップ(男子)

 

3 実施日・会場

  平成28年3月26日(土)、27日(日) 

  菊間緑の広場公園運動場総合体育館

 

4 講師

  愛媛県バスケットボール協会審判委員会

 

5 参加者

  26日16名 27日16名

 

6 スケジュール

  3月26日(土)

  8時10分~ 開講式

  9時~    第1試合開始 実技(プレカンファレンス・ミーティング)

  17時~   ディスカッション 「準備と試合後の振り返り」

         愛媛県バスケットボール協会審判委員会

  

3月27日(日)

  8時~    講義 「日本公認審判員としての自覚と責任」

         愛媛県バスケットボール協会審判委員会 薦田侑二郎氏

  9時~    第1試合開始 実技(プレカンファレンス・ミーティング)

  17時~   最終ゲーム終了後 閉講式

         終了後、各自解散

 

7 講習会の様子

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    http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/de/1d083a48ab196ab881f14531ea564711.jpg

    http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f2/9458b7339b7d0e548e762c8eab1b522b.jpg

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8 受講者の感想(抜粋)

 ・ 今回の講習会をきっかけに、まず基本をしっかりと身に付けて、その基本の質を少しでも上げようと努力する姿勢で、新規日本公認の初年度を

     始めていきたいと思う。

 ・ ライセンスを取ったものの、これからが大変だという気持ちがあった。受けたアドバイスを今後に生かし、他の審判員の方々との連携を一層深

     め、楽しく審判をしていきたいと思う。

 ・ 毎年フレッシュな方々と審判をすることができて、気が引き締まる。同期や仲間とのコミュニケーションをしっかりとって、より良い審判にな

     りたいと思う。

 ・ 昨年はコート上のプレーヤーを追うことで精一杯だったが、1年間の審判活動を経て、TOにも意識を置ける余裕ができた。新規公認に負けな

     いよう、先輩レフリーに追いつけるよう、努力していきたい。

 ・ カテゴリーの違うレフリーの方と意見交換することができ、自分にとってためになった。自分自身を見直すいい機会になった。

 ・ 自分では足を運んでいるつもりでも、主任の方にはもっと足を運ぶように言われ、まだまだと実感した。来年も参加して、今年より成長してい

     るか確認をしたい。

 

9 所感

  講師の薦田氏には、これからの新ライセンス制度や日本公認審判員としての意識設定について分かりやすく丁寧にお話していただきました。厚く御礼申し上げます。様々な理由で日本公認の資格を習得されている人がいるため、その中でも「自覚と責任」をしっかりと持って、今後の活動に臨んでいかなければいけないことが分かりました。今回の参加者の方には、オンザコートだけでなく、主任も経験していただきました。また、割当もご無理を言う部分が多くあり、ご迷惑をお掛けいたしました。今回学んだことをぜひこの1年間の課題として、チャレンジしていただきたいと思います。参加していただいた皆様、ありがとうございました。

  今回運営をさせていただき、いつもとは異なる立場で、新たな課題を見つけることができました。熱心に1ゲーム1ゲームに向き合う講習生の方々の姿をみて、私たち自身もライセンスを上げ、より良い指導ができ、良き手本となれるように、努力をしなければいけないと感じました。愛媛国体だけでなく、その先も見据えた審判活動ができるように、今後とも研鑽を積んでいきたいと思います。

  最後になりましたが、本審判講習会にあたり多大なるご協力いただきました、今治バスケットボール協会、及び関係者の皆様に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。