皆さんと私たちと東京大衆歌謡楽団

~東京大衆歌謡楽団の活動や、楽しいエピソードなどを紹介するブログです~

2020年1月20日 東京大衆歌謡楽団、復活の「浅草神社 廿日戎」で、奉納演奏。

2020年01月21日 | 演・浅草神社・廿日戎

      浅草神社で、途絶えていた「 廿日戎」が復活しました。その、記念の年に、春を思わせるような晴天に恵まれ、参拝者を含む多くの観衆が聴き入る中、東京大衆歌謡楽団の奉納演奏が行われました。
  演奏は、予定の開催時間より、約30分ずつ繰り下げて、3回に分かれて行われました。
〔マイクテスト〕
 1. 1949(昭和24) 「青い山脈」 若く明るい 歌声に 雪崩は消える 藤山 一郎 (奈良 光枝)
 2. 1932(昭和7) 「涙の渡り鳥」 雨の日も風の日も 泣いて暮らす わたしゃ浮世の (小林 千代子)
〔第1回目・演奏曲目〕
 1.1939(昭和14) 「上海の花売り娘」 紅いランタン 仄かにゆれる 宵の上海 花売り娘 (岡  晴夫)
 2.1931(昭和6) 「丘を越えて」 丘を越えて行こうよ 真澄の空は 朗らかに 晴れて (藤山 一郎)
 3.1935 (昭和10)  「ハイキングの唄」  空は晴れたよ 歓喜の朝(あした) 光り長閑 (楠木 繁夫)
 4.1957(昭和32) 「青春サイクリング」  みどりの風も さわやかに にぎるハンドル (小坂 一也)
 5.1940(昭和15) 「なつかしの歌声」 銀座の街 今日も暮れて  (藤山 一郎・二葉あき子)
 6.1936(昭和11) 「東京ラプソディ」 花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で 待つは (藤山 一郎)
 7.1951(昭和26) 「東京の椿姫」 窓うつ風の ためいきか 更けてネオンの 点る街 (津村  謙)
8.1929(昭和4) 「君恋し」(戦前版) 宵闇せまれば 悩みは 涯なし 乱れる心に (二村定一)
 9.1947(昭和22) 「夢淡き東京」 柳青める日 つばめが銀座に飛ぶ日 誰を待つ心  (藤山 一郎)
  〔第2回目・演奏曲目〕
 1.1934(昭和 9) 「急げ幌馬車」 日暮れ悲しや 荒れ野ははるか 急げ幌馬車 (松平   晃)
 2.1938(昭和13) 「旅の夜風」 花も嵐も踏み越えて 行くが男の  (霧島 昇・ミスコロムビア)
 3.1936(昭和11) 「人妻椿」 愛しの妻よ 泣くじゃない たとえ別れて 住めばとて (松平  晃)
 4.1936(昭和11) 「花言葉の歌」 可愛い蕾よ きれいな夢よ 乙女心に (松平 晃・ 伏見 信子)
 5.1950(昭和25) 「夜来香」(イエライシャン)ああわれ春風に 嘆くうぐいすよ 月に切なく (山口淑子)
 6.1946(昭和21) 「東京の花売り娘」 青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を (岡  晴夫)
 7. 1942(昭和24) 「湯島の白梅」 湯島通れば思い出す お蔦 主税の心意気 知るや白梅  (小畑 実)
 8.1952(昭和27) 「こんな私じゃなかったに」 広い世界にただひとり なぜにあなたが (神楽坂はん子)
 9.1954 (昭和29) 「お富さん」  粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の洗い髪 死んだはずだよ (春日 八郎)
〔第3回目・演奏曲目〕
 1.1951(昭和26) 「あの丘越えて」 山の牧場の 夕暮れに 雁が飛んでる ただ一羽  (美空ひばり)
 2.1948(昭和23) 「流れの旅路」 紅いマフラーを いつまで振って 名残り惜しむか (津村  謙)
 3.1947(昭和22) 「三日月娘」 幾夜重ねて 砂漠を越えて あすはあの娘の いる町ヘ (藤山 一郎)
 4.1927(昭和2) 「憧れの住む街」 丘を越え 山を越え 憧れのすむ町に 夢を抱いて (菅原 都々子)
 5.1958(昭和23) 「三百六十五夜」 みどりの風に おくれ毛が やさしくゆれた  (霧島 昇・松原 操)
 6.1951(昭和26) 「高原の駅よ、さようなら」 しばし別れの 夜汽車の窓よ 言わず語らずに (小畑  実)
 7.1952(昭和27) 「赤いランプの終列車」 白い夜霧の あかりに濡れて 別れせつない  (春日 八郎)
 8.1964(昭和39) 「ああ上野駅」 どこかに故郷の 香りを乗せて 入る列車の なつかしさ (井沢 八郎)
 9.1954(昭和29) 「高原列車は行く」 汽車の窓から ハンカチ振れば 牧場の乙女が  (岡本 敦郎)
10.1970(昭和45) 「浅草の唄」 (戦後版) つよいばかりが 男じゃないと  (藤山一郎
→関 啓六)
〔アンコール〕
 11.1947(昭和22) 「涙の三人旅」 他国の港は 薄月夜 波の遠音に (霧島 昇・二葉 あき子・音丸)
 12.1964(昭和39) 「東京の灯よいつまでも」 雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に (新川 二郎)
 13.1935(昭和10) 「酒の中から」 杯に  映る明かりを 飲み干して 今宵も歌おう (有島 道男)
 14.1948(昭和23) 「憧れのハワイ航路」 晴れた空 そよぐ風 港出船の 銅鑼の音愉し (岡  晴夫) 

     終了時には陽もとっぷりと暮れ、全34曲の熱唱でした。
〔参考〕 演奏曲目・歌い出し歌詞・作詞・作曲・歌手の一覧(随時更新中です) https://pub.idisk-just.com/fview/PisvVG2ioWmp0uE1y_ajUjhOkH-i2ChEivRVez_-aUCopHN8LrcNlQ/5p2x5Lqs5aSn6KGG5q2M6Kyh5qW95ZujIOa8lOWlj-absuebriDmrYzjgYTlh7rjgZfpoIbjgIznp4HjgZ_jgaHjga_opovjgZ_ogZ7jgYTjgZ_jgI0g.jtd  


2020年1月19日、20日 浅草神社「廿日戎」復活と、東京大衆歌謡楽団・奉納演奏。 

2020年01月18日 | 演・浅草神社・廿日戎

    関西では、戎(えびす)信仰が根付き、「えべっさん」として親しまれ、戎様をお祀りした多くの社寺で、1月10日に「家内安全」や「商売繁盛」などを願う「十日戎」が行われています。特に、福男が境内を駆け抜ける西宮戎神社や、今宮戎神社などが有名です。境内では賑やかに「商売繁盛で笹持って来い」の掛け声が飛び交います。参拝者は、福笹を授かった後、烏帽子姿の福娘に吉兆の縁起物を結びつけてもらう習わしです。(画像:YouTube)
    浅草神社で復活する「廿日戎」がとても楽しみです。(画像:TOKYOMXTV)日程は次の通りです。
 1月19日(「宵戎」(よいえびす)「福笹・吉兆」の頒布時間は、両日共に、午前9時~午後6時。
 1月20日(月)「本戎」(ほんえびす)           
    かつて浅草神社境内には、明治以降「えびす社」があり、「えびす様」が祀られていました。しかし、東京大空襲により社は消失し、御神体は浅草神社社殿に移され、現在に至ります。
 この「えびす様」は、江戸時代には元々浅草神社境内に「西宮えびす」として祀られており、明治の神仏分離令により当社へ遷座されたとされ、えびす信仰の総社、兵庫県西宮市の「西宮神社」とも大変深い御縁にありました。
 関東では、1月20日が縁日とされ、当社では、令和2年1月19日~20日に「廿日戎」が行われます。
〔吉兆のいわれ〕
 福笹:笹は、常緑で生命力が強い事から、古くから神事によく使われています。授けて頂く笹は、えびす様の釣り竿を表すとも云われ、真っ直ぐ伸びる竹の姿は、商売が発展していく姿を象徴しているともいわれています。
(参考:浅草神社・廿日戎HP https://www.asakusajinja.jp/info/2445/ 

  〔東京大衆歌謡楽団の奉納演奏の予定〕
  1月20日(月)1回目:14時~。2回目:15時~。3回目:16時~。

(参考:連携ブログ「季節の風物おぼえ書き」より転載)