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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

癌になって始めたこと(6)

2020-08-07 18:13:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。

癌になって始めたこと、今日は最終回。

前回までは食生活について書いた。今日は入浴について。

子供のときからずっと夫と一緒に住み始めるまでは夜入浴していた。そのときもカラスの行水だったが、夫と住み始めて朝風呂に変更してから、湯船に浸かるものの5分も浸かってないという超カラスの行水だった。

乳がんになるよりも前に、これじゃもったいないと思ったのと、必要もあったので、頭皮マッサージ器を購入して、湯船に浸かりながら頭皮マッサージを始めた。次に、足裏を亀の子たわしで擦ると白髪が出来にくいという噂をネットで見て、毎朝左右それぞれ200回ずつ擦るようになった。これで、入浴時間は15分くらいには伸びていた。

乳がんになり、乳腺科の先生のイベント関連のウェブサイトで、ゆっくり30分くらい湯船に浸かるのがいいという話があった。早速やってみたが、他にやることないし、結構苦痛だった。

いろいろ試行錯誤の上、今はこんな感じ。まず、手作り入浴剤を湯船に投入して浸かり、上記の頭皮マッサージの後、塩浴を兼ねて、頭皮と顔、デコルテに粗塩をたっぷり溶かした純米酒を塗ることを追加。次に、歯磨き。歯を一本一本丁寧に磨き時間を稼ぐ。舌を上顎につけて回す運動を右回しと左回し各30回、前後にゴシゴシを10回くらい。これは、舌苔の除去と二重アゴ対策。昨年8月に舌の腫瘍手術の際、舌苔が取り除かれたのをみて、こんなにも舌ってキレイなものなんだと思ったので、舌苔を溜めないように始めた(やっても溜まってるけど)。そして亀の子たわしでの足裏マッサージ。そのあと、金スマでIKKOさんが紹介していた顔のマッサージを加えた。最後にちょっとリラックス。これだけやると、30分くらいになる。これを毎日やるようになった。

癌にいいと言われることは無数にある。それを全部やってたら大変。だから、三つの基準。お金はかけない。嫌じゃない。人との交流を妨げない。をクリアしたものだけを、できる範囲でやる。

癌になって始めたこと(5)

2020-08-05 21:21:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。

癌になって始めたこと5回目の今日は赤紫蘇。

前回書いた煎じるブームで気になるようになったのがポリフェノール。赤玉ねぎやナス、紫のぶどうなどの色素に含まれている。このポリフェノールがたっぷり含まれているのが赤紫蘇。

赤紫蘇の葉を大量のお湯でグツグツ煮出すと、色素が煮出されて葉っぱが赤から緑に変わる。葉っぱを取り出して砂糖を加えてシロップにする。これを水や炭酸水で割って飲む。焼酎を入れても美味しそう。


取り出した葉っぱに塩をまぶして揉み込むと、緑になったはずが、元の色に戻ってくる。中に残っていた色素が出てくるんだと思う。

これをギュッと絞って出てきた赤い水はお酢や砂糖を加えて塩揉みしたナスやきゅうりを漬けるとなんちゃって柴漬けになる。


残りの葉っぱは乾かして細かく砕くと、ゆかり(ふりかけ)になる。ジュースを煮出した後だから、風味は弱いけど、それなりに美味しい。





放射線照射部位の汗のかき方

2020-08-05 13:03:00 | 放射線治療
2019年9月乳がん(小葉癌)で左乳房全摘。10月からタモキシフェン服用。2020年4月皮膚の追加切除(2回)。5月末から7月初めまで全25回の放射線治療(完了)。終了から今日で5週間が経過。

終了してから、初めて、汗をダラダラかくほど暑くなった。放射線照射をしたところから汗が出てるか確認してみた。皮膚が濃く焦げている傍に近い側は汗が出てなくてカサカサしてる。比較的薄い体の真ん中に近い側は、少ししっとりしている。汗が出てはいるようだが、健側と比べると少ないようだ。というのも、健側はベタッとした感じで、術側はサラッとした感じだから。ここだけ見ると、術側の方が程よい汗とも言える。



癌になって始めたこと(4)

2020-08-04 20:08:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。

癌になって始めたこと第4弾の今日は「煎じるブーム」。

毎年、ドクダミ を干して、麦茶と一緒に煮出してお茶にしている。緑茶も毎日1リットルくらい作っている。これが入浴剤にもなるというネットの記事を見て自分流にやっている。飲む用のお茶を淹れた出し殻の二番煎じを入浴剤にする。鍋に入れて沸騰したらそのまま電熱の保温器(鍋敷きのようなやつ)に載せておく。これをお風呂に入れると、お湯がまろやかになる気がする。

兄弟が農家から畑を借りて、家庭菜園を超えたプチ農業をやっている。今年は紫玉ねぎを作ってくれた。無農薬だから、外側の皮まで使える。

この皮を煮出すと綺麗な赤色のスープができる。いい出汁が出る。綺麗な色だから、これだけでコンソメのようにしてガラスの器に入れたらオシャレだろうなぁ。と思いつつ、いつも野菜ペースト(癌になってやり始めたこと(1)参照)を割るのに使って、おどろおどろしい色のスープにして食べている。
赤玉ねぎの皮に普通の玉ねぎの皮、ネギの青いところも加えて煮出したベジブロス。赤玉ねぎだけのより、くすんでる。

こういう普段は捨ててしまう野菜の切れ端などからとったスープをベジブロスというらしい。大根の皮とか、にんじんやナスのヘタとか、ネギの青いところとか、適量が溜まったところでグツグツ煮て作る。これも野菜ペーストを割るのに使っている。

この出し殻も入浴剤を作るときに一緒に入れたり、赤玉ねぎの皮は単独で二番煎じを出して手作り化粧水(癌になって始めたこと(3)参照)に加えている。

今は、このようにいろんなものを煎じてみるのが、私の中のブームとなっている。

癌になって始めたこと(3)

2020-08-03 18:54:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。

今回は、癌になってやり始めたこと第3弾。

ニンニク、ドクダミとお酒に漬けて、調子に乗り、ググっていたら、梅干しの棚を純米酒に漬けた化粧水というのが見つかった。

玄米を食べ始めてから、ほぼ毎日梅干しを食べてるから、種を使えるのは嬉しい。シミや肌荒れに効くらしい。

純米酒は美白効果があるというので、塩浴(飽和状態の塩水を体に塗り老廃物を出すというもの)を兼ねて、純米酒にたっぷりの塩を溶かして使っていた。だから純米酒は常備してあったので早速作ってみた。

純米酒を少し入れた瓶に、梅干しの種が出るたびに入れておくだけ。これに、ドクダミ花酒を加えたり、緑茶やグアバ茶を少し入れたりして、スプレーボトルに入れて使っている。緑茶などを入れると傷みやすいので、極少量を作り、1週間くらいで使い切れなければ、入浴剤(次回以降に書くもの)に入れて使い切る。

今日、今年初めて桃を食べたので、種を純米酒に漬けてみた。どうなるかなぁ?皮もよさそうなんだけど、残留農薬も気になるので、漬けるのはやめた。

お酒に漬けるシリーズはここまで。次回からは「煎じるブーム」。