鬼井江の世界(gooブログ)

2023年大晦日 この1年を振り返って(写真追加)

この一年を振り返って  
 
  例年と違ったこと。
 私自身や家族においては、特別変わったことはなかった1年でした。
 悲しかったことは、大学時代の友人の一人が永眠されたこと。50年以上、ほぼ毎年会う機会があり、親しくしていた友人が亡くなったことでした。彼以外に10年ほど前に同じく大学時代の友人が心の病で亡くなった時も悲しかった。中学時代・高校時代の友人で現在も親しくしている人(複数人)が療養中です。お見舞いに行く機会が増えました。軽度認知症になっている友人もいます。同世代の友人たちもほぼ後期高齢者になってきています。満年齢75歳は「高齢者の峠」のように思われます。この峠を無事に元気に通過できるかどうか・・・と、考えるようになりました。親しかった同級生の死は、人生の峠を意識させてくれるものです。例年はあまり「人生の峠」を意識することはなかったのですが、今年は違いました。
 病気療養中の友人たちが早く元気になってくれるように祈っています。
 
 今年印象に残った旅行先。
 中山道歩き旅において、最難関の峠=和田峠(標高約1600m)を11月に越えることができました。中山道歩きの「最難関の峠」を無事に越えられました。熊出没注意の峠でしたので、うれしかったです。
 「中山道69次完歩」を今年中に達成したかったのですが、まだ実現していません。
 来年には、残り(東京に近い)6宿を訪れ、完歩したいと思っています。
 東海道歩きは、数珠つなぎのように53宿を順番につないで歩いたのですが、中山道歩きは「順番に」ではなく、中山道の部分部分の行程を歩き、ばらばらに宿を訪れています。数珠つなぎのように69宿を歩けていません。そして、下諏訪宿→和田峠→和田宿→長久保宿の行程は、「中山道歩きツアー」に参加して団体で歩きました。それ以外の中山道はすべて一人歩きをしています。残り6宿の行程も一人歩きの予定です。コロナの影響や熊出没の心配もあり、中山道歩きは6年以上かかっています。
 熊の出没がなさそうな行程を考えて、西国街道や山陽道なども歩いています。西国街道(西宮~京都)は今年の12月に歩き終えました。山陽道51次も(数珠つなぎの行程ではなく、中山道歩き同様に)部分部分の行程を一人で歩いています。今年訪れた宿として、岡山県の「矢掛宿」が大変印象に残りました。本陣・脇本陣ともに立派な建物のまま残っていましたので、びっくりしました。東海道や中山道には、本陣・脇本陣ともに(江戸時代の立派な建物がそのまま)保存されて残っている宿はなかったですから。本陣または脇本陣のどちらかの「立派な建物」が保存されている宿はそれぞれ
に数か所ありましたが・・・。

 歩ける体(健康年齢)がいつまで続くのか・・・。それは分からないですが、(来年の6月には)後期高齢2年目となります。人生、それなりの「覚悟」はしているつもりです。
 願わくは、脳梗塞(61歳発症・65歳軽度再発)の再々発がなく、自由に歩ける生活が長く続くように、と。(静かに、心の中でささやいています。)
 
 歩き旅を振り返ってみると・・・。9年前に、「東海道53次」を京都三条大橋からスタートして、3年かかって江戸(日本橋)まで完歩しました。その後、中山道歩きに挑戦。最大の難所=和田峠は今年やっと越えることができました。69宿のうち、63の宿は訪問を終えました。来年こそ、「中山道69次」を完歩したいですね。
 
 さて、明日から新年です。心機一転、新しい気分で、ブログもがんばります。
 ブログを訪問してくださっている皆さん、今年一年ありがとうございました。皆さんのおかげで、ブログを継続できています。今年になり、(一か月に2、3日ぐらいですが)50人以上の訪問者のある日がありました。本当に、びっくりしています。去年までは、10人~20人ぐらいがアクセスしてくれるブログでした。訪問者が増えてきていますので、しっかり書こうと思っています。
 
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 感謝 感謝
 
和田峠からの眺め  木曽駒ケ岳や御嶽山が見えていた。(逆光のため写りが悪い)
古峠(=和田峠)の説明板 江戸時代末期、皇女和宮様もここを通られている。約5000人の行列だったようです。
和田峠通過後、信州と上州の境目の「碓氷峠」を越えて、江戸へ向かっている。「碓氷峠越え」では、私は道に迷いました。一人歩き旅は、迷うことが何か所かでありました。中山道は峠越えがたいへんな街道です。
 
山陽道 矢掛宿脇本陣(本陣とともに国の「重要文化財」に指定されている) 今年、本陣の内部は見学できましたが、脇本陣の中は見学する時間がありませんでした。なにかの機会にもう一度訪れたいと思っています。本陣・脇本陣が江戸時代の雰囲気のまま、残されている宿場です。
 
西国街道 標柱(街道のあちらこちらで立派な標柱が新しく建っていました。)
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