・ヒハツPiperlongum ひはつ
コショウ科、東南アジア原産。常緑木本の蔓性で東南アジアに自生しビバーツ、ナガコショウともいわれる。
沖縄で石垣としても使われ若葉を食用でてんぷらにする。つくしの頭に似た長さ3.5cmほどの実をつける。熟すると赤くなるが、熟する前の緑色の未熟の実を採り、蒸して乾燥させ粉にしたものが香辛料としてカレー、ピクルス、ミックススパイスに用いる。
シナモンにも似た甘い特有の香りで発汗作用があり新陳代謝を促進、健胃、整腸、食欲増進によいとして用いられる。辛味成分はアルカロイドのピペリンPiperineで発汗を促し、血行を促進し冷え性を改善する。
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