おはようございます。
振り返ると、私にとって
昨年は田舎の両親が心配で、
落ち着かない年でした。
そんな時に限って、仕事も山積みで、
家族のことは、正直なところ二の次になりがちでした。
そこに拍車をかけたのが、
長男あっしじ君でした。
今思えば、あっしじ君の問題行動←自傷行為は、
「自分のことを見てほしい」、
「今の自分の居心地の悪さを、理解してほしい」との精一杯の
自己表現だったのだと想います。
昨日、
あっしじ君が通所で
お世話になっているT先生と
私たち夫婦が面談できる機会が
ありました。
昨年は、父の手術前と重なり面談できずじまいになっていました。
昨日、T先生とお話して
あっしじ君のもがき苦しんだ過程が
はっきりとわかり家族で
納得できました。
今年のあっしじ君は、家族が
去年よりも安定したこともありますが、何よりも、いつも通う居場所にT先生が
よき理解者として新しくいらしたことで、かなり情緒が安定しました。
公私ともに、あんなに激しかった
自傷行為はほとんどみられなくなりました。
←因みに、学校ではほとんどなかった行為でしたから、何とかしたいけど、
なかなかあっしじ君の思いに、家族として十分な配慮ができず、手が回らなかったことも多々ありました。
面談の中で、
T先生は、彼の気持ちの安定が続けば、
彼の潜在的な力を支援する環境が整えば本人と周りの方がお互いに無理せず
支えあえる可能な仕掛けをも
考えてくださっていました。
そのお気持ちに、随分励まされました。
まさしく教育、
福祉だなぁと想いました。
最近のあっしじ君は、学校に通学していた頃と同じような笑顔だったり、
お茶目な雰囲気がでてきていました。
この嬉しい変化は、
一足飛びに生まれるものではありませんから、あらためてありがたいと想いました。
T先生の御指導に感謝するとともに、
T先生を担当にしてくださった管理者の
方の采配も、素晴らしくありがたいことです。
今年の落ち着いた人間関係をみると、
去年までのあっしじ君の居場所は、長い長い思春期のトンネルの中にあったのだと想いました。
誰が悪いというわけではなく、
理解者が少ない中に、いないといけない
居心地の悪さは、大なり小なり誰もが経験するものです。
この事が、去年までのあっしじ君の状態だったのだと振り返る機会となり、
改めて本人の生きづらさや
相当の苦しみだったのだと
家族で話しながら実感できました。
昨日、あっしじ君の面談で
そのことが、T先生や家族でも
わかりあえてよかったと
想いました。
あっしじ君に、改めて、
「良く頑張ったね」と、
沢山声を掛け合った
昨日の夕飯でした。
どのご家庭にも、
其々のドラマがあります。
人は成長するときに、
たちはたかる壁があるのだと想います。
わが家の長男あっしじ君、
長い長い思春期の
トンネルが私たちにも
見えた気がしています。
去年の苦しみがなければ、
気づくことのない今の幸せなのかもしれません。
改めて、いろいろな皆様のはからいに
感謝申し上げます。
ありがたい気持ちが、
じわじわ心にからだに広がります。
さて、今日は週末の仕事
できる限り自分らしく頑張ってきます。
本日も、ブログ訪問
ありがとうございました。
追伸
昨日の夕飯は、夫が得意とするあっしじ君の大好きな唐揚げにしました。
大好物をたいらげ、今朝も元気そうな
あっしじ君でした。
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