おはようございます。
昨日、長距離通勤の帰り道、心ほっこりの出来事がありました。
ほぼほぼ予定どおりに来たバスに、良かったありがたいと乗り込みました。
すると、バスの真ん中で泣きじゃくっているランドセル姿の男の子を発見。
「どうしたと?大丈夫?」と、声をかけた私。
男の子は、多分小学校一年生。
手で涙をぬぐいながら、
「ここがどこかわからくなった」と、涙目。←男の子は、初めて一人で乗った路線バスのようでした。知ってる町なのに、バスの中から見える風景は歩いてみる町並みとは、全く別物だったでしょう。きっと、バスがどこを通っているのか分からなくなり、どんどん不安になったのでしょう。
バスの中にいたお客様、私以外にも、男の子が心配になっていたようでした。数名で、男の子に声をかけ心配していると、近くの停留所で、運転手さんが、バスを止めて下さいました。
男の子は、自分の名札の裏に書いてある住所を私たち大人に見せてくれました。
若い男性の運転手さんは、
「終点の駅迄一緒にのったら、近くのバス停を教えてあげるから大丈夫だよ。」と、男の子にやさしく声かけてくれました。
私も、
「駅まで、おばちゃんも一緒にいるから、大丈夫。一緒に乗っていようね。」と声をかけました。
私の前に乗っておられたお客様も、先にバスを降りる際、
「男の子を宜しくお願いします。」と、お声かけいただきました。←この地域に暮らす子どもたちに、皆様、なんてやさしいのだろうと、生活圏が全く違うこの土地の温かみを実感しました。
駅迄、数ヶ所のバス停通過し、終点の駅前バス停に到着。
終点の駅。私は、男の子に、
「運転手さんが、いらっしゃるから、もう大丈夫だからね。」と、声かけしました。
コクンとうなずく男の子。
家に無事に帰れそうなことを確信したようで安心の表情。←良かった。良かった。男の子の安堵した笑顔をみていると、私もやさしさのアシストに加わることができて幸せな気持ちになりました。
うれしいことに、何と、運転手さんからも、私に
「ありがとうございます。」と、ご挨拶をいただきました。
先にバスを降りた私。コンコンとバスの外から男の子の座席の窓をたたくと、運転手さんが、
「ほら、おばちゃんだよ←これは私の想像」と、男の子に声かけしてくださいました。
おかげさまで、男の子と私は、別れ際、お互いに、にっこり笑顔で手を振り合い、窓越しのバイバイができました。
何とも、ありがたい帰り道でした。
バスの運転手さんも、一緒に対応してくださったおば様も、皆優しくて、ほっこりの帰り道でした。
遠距離通勤、ぼやきたくなる毎日ですけれど、やさしい皆様との出会いもあり、意外と楽しんでいる私です。
さて、今日も手作り弁当を持参しいってまいります。
追伸
昨日の男の子、無事に、おうちに帰りついていますように。きっと帰っているでしょう♪
そういえば、わが家の長男あっしじ君も、小学一年生の頃、スクールバスの運転手さんに、いろいろと助けてもらったなぁと、ふと思い出しました。
助けたり、助けてもらったり。
いろいろな出会いが、きっとお互いの人生を、豊かにいろどるんだろうなぁと想う一日でした。
一期一会の出会いに感謝です。
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