第19回・「加登長・西金沢店」・JR西金沢駅(北鉄・新西金沢駅)より

2020年11月02日 | JR北陸本線:金沢以南

 今回は、JRの西金沢駅に立ち寄った。ただ、この駅の向かい側に、北陸鉄道の新西金沢駅もあるので、地名的には、どちらの呼称になるかは微妙な所である。

 金沢周辺の駅舎は、多くがリニューアル時に、跨線橋が、駅の東西(南北)口を繋ぐ一般通路となっており、改札や窓口は2階部という形状が多い。

 いずれの駅舎もガラス面が大きく、明るい通路となっている。

 なので、通路からの俯瞰撮影が可能だが、若干電柱が邪魔となる。

 この西金沢駅は、東口側が、昔からの通り側で、逆の西口側は、以前あったJTのタバコ工場が立ち退き、区画整理されて、新しい建物が立ち始めている。

 で、東口に降り立ち、見渡すと、何やら不思議な鉄輪が飾られているのだが…何の車輪なのか、解説も無く、ますます不思議な車輪である。

 東口周辺は、旧態前の工場や倉庫が立ち並んでいたイメージだったが、立ち退き?、移転?…かなり、整然としたイメージになっている。

 駅前のロータリーを抜け、駅前通りに抜けるとすぐに、「加登長・西金沢店」がある。

 「加登長」は、金沢人なら、だれでも知ってるような、うどん、そば、丼、定食を提供してくれる食堂で、市内には、のれんわけ?で、10店舗程が営業しているが、店舗毎は、独自に運営している様で、各店舗毎に、得意とするメニューは違う様である。

 この店は、一般市販のクリアファイルに、ぎっしりとメニューが載っていて、それも、工夫を凝らしたイラスト付きで、見ていても楽しいメニューであった。

 蕎麦は自家製の手打ち麺とのことなので、「おろしそば」をチョイス。辛みの効いた大根おろしと、喉越しの良い蕎麦で、満足でした。

 この店の壁絵が、意外と見事で、全部の撮影は出来なかったが、一見の価値はあるかも知れない。

「加登長・西金沢店」北陸駅食ファンVol 19(JR西金沢駅)

…最後に、まとめ動画を…

 


第18回・「トンカツ・あひる」・JR松任駅・駅前ロータリー

2020年11月01日 | JR北陸本線:金沢以南

 今回は、JR松任駅にお邪魔した。松任という名称は、この駅のかつての松任市(市名)だったのだが、10年ほど前の「平成の大合併」にて、近隣の美川町、鶴来町、そして白山麓の五村が合併して「白山市」となったため、絶滅した名前なのだが、駅名には、そのような事例が多く存在しているので、せめて、駅名だけでも歴史は残しておいて欲しいものだ。

 駅は、1島+対面ホームの3線駅。日に10本ほどは、特急も停車する駅なので、ホームは、9両でも停車可能な長さがあった。

 さらに、松任駅はすぐ脇に車両工場があるため、線路数が多いため、駅の幅は意外に広いので、改札口は、長い一般道歩道を兼ねた跨線橋に繋がっている。

 その通路(跨線橋)には、キヨスク(セブンイレブン)が営業していたが、この辺は、JR西日本ならでは…で、あろう。

 新しい駅舎で、ガラスも大きく多いので、駅舎内が明るいのは、好感が持てた。そして、この駅舎前は、整然としたロータリーとなっている。

 そのロータリー沿いに数十メートルで、目的店がある。

 地方の駅舎のロータリーだが、かなり整備されていて、新しいビルが並ぶが、飲食店は半分ほどで、学習塾や人材派遣業のテナントが入っていた。

 その並びの中に「トンカツ・あひる」が営業されている。

 トンカツ専門店?…という事で、トンカツ以外も揚げ物がメニューに多い。

 ただ、店内のポップでは、近辺の方々は。居酒屋風にも使っている様である。それと、地元のテレビ局の番組にも出演している様で、地元のテレビ番組のシールが何枚か貼られていた。

 

 ビール付きのセットがあったので、それでオーダー。

 ビール付きメニュー…というのも、駅前食堂ならではであろう。

 入店時には混雑していたので、少し待たされて魚フライ定食が到着。かなりフライはアツアツで、美味しく食べられた。

 あとで知ったのだが、この店は、カレーも有名らしい。

「トンカツ・あひる」北陸駅食ファンVol.18(JR松任駅前)

最後に…まとめ動画…


第17回・「ゆで太郎・金沢泉本町店」・北陸鉄道石川線・西泉駅〜

2020年10月26日 | 北陸鉄道石川線

 今回は、北陸鉄道石川線から、移動開始である。北陸鉄道石川線は、金沢市野町〜白山市鶴来の13kmほどの「いかにもな地方鉄道」で、ことある事に廃線話が出るような感もあるのだが、地元民としては、もう少し利用客が増えて、経営が安定してくれれば…と毎回思う鉄道である。

 ただ、起点(終点)が、野町という、微妙に繁華街とも遠く、郊外の住宅街を繋いでいるだけというのも、これ以上の起爆剤はなさそうなのも事実であるが…

 西泉駅…近くに、金沢高校、伏見高校と2つの高校の学生で、それなりに利用客があるとは思うが、登下校時を除けば、利用する人は少ないか…

 駅の隣には、横川〜金沢駅に続く、昭和大通りが通っている。金沢市内のJRの路線は、高架されていたり、4車線の大通りは跨線道路となっているので、4車線の道路を塞ぐ踏切は、今では珍しくなっている。

 その踏切を渡り、300mもいかない所に、今回の「ゆで太郎・金沢泉本町店」がある。

 この店舗は、交通量も多い、大通り沿いで、駐車スペースも大きいので、特等地的な感もあるが、私の覚えている限り、「幸楽苑」が撤退し、その後、「はなまるうどん」となり、それも撤退。(いずれも、全国チェーンの麺類店なのだが、テナント料などで、大きな組織でないと手が出ないのかもしれない。)

 入り口に「新そば」の表示が見える。他では、24時間営業の店舗もあるが、ココは、6:00〜23:00の営業のようだ。

 11:00前だったので、朝メニューもあり、蕎麦と焼き鯖丼のセット(¥390)をお願いしたが、蕎麦はもう少しあってもよかったか…

 隣に製麺室があり、各店舗で、蕎麦打ちをしているようだが、細く仕上がっていて、喉越しが良い蕎麦であった。

ゆで太郎は、東京などでは、駅前の立ち食い蕎麦屋として有名だが、最近は地方への出店を積極的に行っているようである。あまり、蕎麦屋に馴染みのない金沢人に、どう受け入れられるか、楽しみでもある。

「ゆで太郎・金沢泉本町店」北陸駅食ファンVol 17(北鉄西泉駅より)

…最後に、まとめ動画…

 

 


第16回・「黒百合」・JR金沢駅

2020年10月25日 | 金沢駅舎内

 今回も、「JR金沢駅」からである。金沢駅といえば、シンボルとなるのが、「もてなしドーム」と「鼓門」が、国内評だけでなく、海外からの評価も高い。

 もてなしドーム自体は、新幹線の開通の10年程前に完成していたのだが、当時の市民評だと、「無駄な公共工事の代表」のような感じであったが、今では、市を代表する建造物になっている。

 金沢駅は、在来線、新幹線を含めて、地上3階あたりに高架されているので、下部は一般通路と商店街となり、地元客ならずとも観光客も含め、賑わっている。

 1階部の中央が通路となっているので、商店街は南北に分かれているが、南側(大阪方面)に「あんと」という商店街になっている。

 「あんと」の入り口部分に、以前、羽咋市の児童公園に展示されていて撤去された「C58-140号機」の動輪が外されて展示されている。ココが鉄道関連の施設である事を唯一感じる所かも知れない。

 この中は、とにかく華やかで、お土産物店、飲食店、合わせて50店舗ほどが並んでいる。多分、金沢ならず、福井、富山のお土産物も入手できるほどの店舗数である。

 今回お邪魔した「黒百合」だが、11:00の開店前に行くものの、予想通りの待ち客が10名ほど…開店まで数分だったので、並んで待つことに…

 流石に、早昼の時間帯で、周りは、観光客がほとんど…ただ、観光客の目当ては、「金沢おでん」という、この辺では当たり前の「おでん」なのだが、新幹線開通後は、人気のメニューになってしまった。

 この店は、駅内で、本格的な「金沢おでん」が楽しめるため、新幹線開業後は、金沢を代表する人気店となってしまった。

 なので、駅利用の観光客向けのランチのセットメニューがあったので、それと、ビールをオーダー…おでん3品と茶飯のセット。さりげなく、白山麓の堅豆腐が添えられていた。

 とにかく、おでんも美味しかったが、久しぶりに食べた茶飯も美味しかった。

「黒百合」北陸駅食ファンVol.16(JR金沢駅)

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第15回・「麺屋・白鷺」・JR金沢駅より

2020年10月25日 | JR北陸本線:金沢以南

 今回は、北陸エリアでは最大級の駅?「金沢駅」から徒歩で動くが、現在、金沢駅周辺は、巨大なビルも隣接されていて、ある意味、大きな繁華街となっているので、いったい駅ナカ、駅前食堂は何軒あるのか?毎週1軒を取り上げても、終わらない程である。

 今回は、駅前から10分弱動いた商店街にお邪魔した。あいにくの雨だったのだが、雨は北陸の代名詞なので、仕方ない所か…

 駅前東口(兼六園口)は、思えば、新幹線が開通する10年以上前から、開通を見通して再開発が進んでいて、車道、歩道も広く整備されている。(ちなみに電線も地中に埋められ、無電柱化されている。)

 駅前通りを300m進むとビルの脇に、このオブジェがあり、ココを曲がると、金沢別院通りに入り込む。

 金沢別院通りは、名の通り「金沢別院」という寺院へ向かう通りなのだが、半分以上は民家と思われる商店街で、商店(主に飲食店)も、地場の個人経営店が多いのが好印象の商店街である。

 通りは、300m程だが、駅から200m程に、今回の「麺屋白鷺(しらさぎ)」が営業している。細かい話になるが、金沢の繁華街「片町」にある「麺屋鶯(うぐいす)」の姉妹店だそうだ。

 店舗は、昔ながらの民家の建物を上手くリフォームした、ややレトロなイメージの内装である。

 メニューを見ると、塩と醤油がメインのようである。

 期間限定のメニューがあったので、それをお願いした。

 生姜焼き煮干しそば…(¥870)この店の麺は、ストレート麺の中太くらいだが、歯応えの良いコシのある麺で、美味しい。

 

「麺屋白鷺」北陸駅食ファンVol.15(JR金沢駅)

…最後に、まとめ動画でも…