第17回・「ゆで太郎・金沢泉本町店」・北陸鉄道石川線・西泉駅〜

2020年10月26日 | 北陸鉄道石川線

 今回は、北陸鉄道石川線から、移動開始である。北陸鉄道石川線は、金沢市野町〜白山市鶴来の13kmほどの「いかにもな地方鉄道」で、ことある事に廃線話が出るような感もあるのだが、地元民としては、もう少し利用客が増えて、経営が安定してくれれば…と毎回思う鉄道である。

 ただ、起点(終点)が、野町という、微妙に繁華街とも遠く、郊外の住宅街を繋いでいるだけというのも、これ以上の起爆剤はなさそうなのも事実であるが…

 西泉駅…近くに、金沢高校、伏見高校と2つの高校の学生で、それなりに利用客があるとは思うが、登下校時を除けば、利用する人は少ないか…

 駅の隣には、横川〜金沢駅に続く、昭和大通りが通っている。金沢市内のJRの路線は、高架されていたり、4車線の大通りは跨線道路となっているので、4車線の道路を塞ぐ踏切は、今では珍しくなっている。

 その踏切を渡り、300mもいかない所に、今回の「ゆで太郎・金沢泉本町店」がある。

 この店舗は、交通量も多い、大通り沿いで、駐車スペースも大きいので、特等地的な感もあるが、私の覚えている限り、「幸楽苑」が撤退し、その後、「はなまるうどん」となり、それも撤退。(いずれも、全国チェーンの麺類店なのだが、テナント料などで、大きな組織でないと手が出ないのかもしれない。)

 入り口に「新そば」の表示が見える。他では、24時間営業の店舗もあるが、ココは、6:00〜23:00の営業のようだ。

 11:00前だったので、朝メニューもあり、蕎麦と焼き鯖丼のセット(¥390)をお願いしたが、蕎麦はもう少しあってもよかったか…

 隣に製麺室があり、各店舗で、蕎麦打ちをしているようだが、細く仕上がっていて、喉越しが良い蕎麦であった。

ゆで太郎は、東京などでは、駅前の立ち食い蕎麦屋として有名だが、最近は地方への出店を積極的に行っているようである。あまり、蕎麦屋に馴染みのない金沢人に、どう受け入れられるか、楽しみでもある。

「ゆで太郎・金沢泉本町店」北陸駅食ファンVol 17(北鉄西泉駅より)

…最後に、まとめ動画…

 

 


第16回・「黒百合」・JR金沢駅

2020年10月25日 | 金沢駅舎内

 今回も、「JR金沢駅」からである。金沢駅といえば、シンボルとなるのが、「もてなしドーム」と「鼓門」が、国内評だけでなく、海外からの評価も高い。

 もてなしドーム自体は、新幹線の開通の10年程前に完成していたのだが、当時の市民評だと、「無駄な公共工事の代表」のような感じであったが、今では、市を代表する建造物になっている。

 金沢駅は、在来線、新幹線を含めて、地上3階あたりに高架されているので、下部は一般通路と商店街となり、地元客ならずとも観光客も含め、賑わっている。

 1階部の中央が通路となっているので、商店街は南北に分かれているが、南側(大阪方面)に「あんと」という商店街になっている。

 「あんと」の入り口部分に、以前、羽咋市の児童公園に展示されていて撤去された「C58-140号機」の動輪が外されて展示されている。ココが鉄道関連の施設である事を唯一感じる所かも知れない。

 この中は、とにかく華やかで、お土産物店、飲食店、合わせて50店舗ほどが並んでいる。多分、金沢ならず、福井、富山のお土産物も入手できるほどの店舗数である。

 今回お邪魔した「黒百合」だが、11:00の開店前に行くものの、予想通りの待ち客が10名ほど…開店まで数分だったので、並んで待つことに…

 流石に、早昼の時間帯で、周りは、観光客がほとんど…ただ、観光客の目当ては、「金沢おでん」という、この辺では当たり前の「おでん」なのだが、新幹線開通後は、人気のメニューになってしまった。

 この店は、駅内で、本格的な「金沢おでん」が楽しめるため、新幹線開業後は、金沢を代表する人気店となってしまった。

 なので、駅利用の観光客向けのランチのセットメニューがあったので、それと、ビールをオーダー…おでん3品と茶飯のセット。さりげなく、白山麓の堅豆腐が添えられていた。

 とにかく、おでんも美味しかったが、久しぶりに食べた茶飯も美味しかった。

「黒百合」北陸駅食ファンVol.16(JR金沢駅)

…最後に、まとめ動画を…


第15回・「麺屋・白鷺」・JR金沢駅より

2020年10月25日 | JR北陸本線:金沢以南

 今回は、北陸エリアでは最大級の駅?「金沢駅」から徒歩で動くが、現在、金沢駅周辺は、巨大なビルも隣接されていて、ある意味、大きな繁華街となっているので、いったい駅ナカ、駅前食堂は何軒あるのか?毎週1軒を取り上げても、終わらない程である。

 今回は、駅前から10分弱動いた商店街にお邪魔した。あいにくの雨だったのだが、雨は北陸の代名詞なので、仕方ない所か…

 駅前東口(兼六園口)は、思えば、新幹線が開通する10年以上前から、開通を見通して再開発が進んでいて、車道、歩道も広く整備されている。(ちなみに電線も地中に埋められ、無電柱化されている。)

 駅前通りを300m進むとビルの脇に、このオブジェがあり、ココを曲がると、金沢別院通りに入り込む。

 金沢別院通りは、名の通り「金沢別院」という寺院へ向かう通りなのだが、半分以上は民家と思われる商店街で、商店(主に飲食店)も、地場の個人経営店が多いのが好印象の商店街である。

 通りは、300m程だが、駅から200m程に、今回の「麺屋白鷺(しらさぎ)」が営業している。細かい話になるが、金沢の繁華街「片町」にある「麺屋鶯(うぐいす)」の姉妹店だそうだ。

 店舗は、昔ながらの民家の建物を上手くリフォームした、ややレトロなイメージの内装である。

 メニューを見ると、塩と醤油がメインのようである。

 期間限定のメニューがあったので、それをお願いした。

 生姜焼き煮干しそば…(¥870)この店の麺は、ストレート麺の中太くらいだが、歯応えの良いコシのある麺で、美味しい。

 

「麺屋白鷺」北陸駅食ファンVol.15(JR金沢駅)

…最後に、まとめ動画でも…


第14回・「あみだそば遊歩庵」・(JR福井駅)

2020年10月19日 | JR北陸本線・福井県

 今回は、えちぜん鉄道を使って「福井駅」へ… 

 越前鉄道は、すでに、新幹線の「北陸新幹線の敦賀延線」に向けて、高架工事が終了している。

 まだ、新幹線の福井駅開業までは3年あるのだが、まぁ〜工事が集中するのを避けるためであろうか?

 新幹線口になる「東口側」は駅舎工事中?(まだ、高架土台工事中?)で、大きな重機が鎮座していた。

 当然ながら、トタンと足場で覆われている。

 先ほどの工事日程の関係からか、東口の方は、すでに整備が終わり、整然としており、パピリンという大きな公的ビルが建っている。

 金沢駅は「もてなしドーム&鼓門」という建造物が有名だが、福井駅は、ダイナソー(恐竜)で勝負であろうか?

 福井駅前は、いくつかアーケード商店街があり、駅から2通り目を曲がってすぐに、「あみだそば遊歩庵」がある。(ちなみに、前述のパピリンの中にも姉妹店があるようだ。)

 ちなみに、この店は、多々ある福井県の蕎麦屋の中でも、某グルメサイトでの評価が一番である。(なので、訪れた訳だが…)十割のおろしそばの小、並、大と、焼鯖寿司のみの提供である。

 折角なので、焼鯖寿司もセットで頂く。おろし蕎麦ばかりでなく、福井と言えば、ソースカツ丼、焼鯖寿司も有名だ。

 さすが十割蕎麦…かなり蕎麦の香りがするのどごしの良い蕎麦であった。

 他にも、福井は駅前蕎麦屋が多いので、巡るのは大変そうである。

 

「あみだそば遊歩庵」北陸駅食ファンVol 14(JR福井駅)

…最後に、まとめ動画を…


第13回・「オレボステーション・フェニックス通り店」・(福井鉄道・えちぜん鉄道田原町駅)

2020年10月19日 | えちぜん鉄道・三国芦原線

今回は、福井鉄道とえちぜん鉄道の合流点というか、接続駅?田原町駅という駅にお邪魔した。福井鉄道とえちぜん鉄道はこの駅の他に、JR福井駅でも接続をしているが、そこは、間にJR福井駅、さらには新幹線福井駅(予定)も挟む事になるので、かなり接続には難がある。

ただ、両駅は、同じコンセプトで運営されている様で、駅舎は同じ様に木目調のレトロモダンな作りである。

 福井市電は、半数が低床の新型車両のハズだが、当日、数台の車両を見たのだが、全て、岐阜市電から譲渡された800形という車両ばかりであった。土曜日の特殊な運行の様であった。

福井鉄道(路面電車)の駅を抜けると、今度は、えちぜん鉄道側の「田原町駅」。こちらは、えちぜん鉄道の三国芦原線では珍しい?有人駅である。

 残念ながら、動画を撮り逃してしまったが、同駅が同じコンセプトで運営する理由の車両「Ki-bo」も見かけた。(路面と専用線を兼用で走行する車両)田原町よ三国芦原線に乗り入れるのだが、どの様な運用なのか?、今度、乗ってみたいものだ。

 今回の目的食堂、「オレボ・ステーション」は、この駅より、フェニックス通りを渡るとすぐにある。オレボというのは、以前の運営形態「オレンジボックス」の略のようである。

 このオレボ食堂…福井県内では、10店舗程の店舗を運営していて、北陸自動車道(高速)のパーキングエリアの食堂も運営しているようだ。

 食券機で「おろしそば」を頼んだのだが、受け取りカウンターの所に食品サンプルがあり、「ソースカツ丼」にすべきだったっか?…と後悔もチラリ。

 「おろしそば」(¥380)…(味噌汁は無料サービス)石川、富山でも同様の廉価食堂があるが、「おろしそば」は、この値段で提供はしていない。流石、おろしそばの本場なのだろう。

 カウンターで調理風景が丸見えなので、見ていたが、麺は冷凍麺(この食堂の支給時間、値段等等を考えれば当たり前だが…)なのだが、ツユや、大根おろし、鰹節などのバランスが絶妙で、やはり、食べ慣れている感が感じられた。

 この食堂は、福井では数多く点在しているので、又、利用したい。

 

「オレボステーション・フェニックス通り店」北陸駅食ファンVol 13(福井鉄道・えちぜん鉄道田原町駅)

…最後に、まとめ動画を…