福島と秋田を結ぶ奥羽本線。その最初の難関が板谷峠である。福島から2つ目の庭坂駅をでると、奥羽本線はこの登り区間に入る。かつては、スイッチバック方式で登っていたが、今はなくなり、山形新幹線が走る。その最も高い地点にある駅が峠駅(標高約620m)である。
この駅に電車で行こうとすると至難の業となる。電車は、一日上下各6本。新幹線も停車しない。途中下車しようものなら、次の電車は数時間後。米沢もしくは福島から、それぞれ発の普通電車に乗り下車。その後逆方向からやってくる普通電車に乗って戻るのが現実的な方法だろう。とはいっても、雪道の走行さえ覚悟すれば、車でアクセスすることができるのだが…(この日も車で訪れた)。
駅自体は、スノーシェルター内にあって、絵的には美しいとはいえない。しかし、今でも売られている「峠の力餅」という弁当はなかなかおつなものだ。
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