駅旅写真家・コシノブユキの駅旅日記

あこがれの羽幌線

かつて、日本の国鉄が走っていた路線の総延長距離が約20000キロであったことから、「チャレンジ20000キロ」と題した全路線制覇の旅がキャンペーンとなっていました。

残念ながら私がそのチャレンジをし出したのは、国鉄がJRへと移行する頃で、いつしか、そんなキャンペーンも終わり、旅の楽しみがどんどん減り出す頃だったのかも知れません。

そう。皮肉にも、日本全国の旅に出ることが面白くなったのがちょうどこの頃で、これより少し前に発売が始まった青春18きっぷを購入し、あちらこちらへと出かけたことが懐かしく思い出されます。(もう少し早く、旅をしっていれば...)

そして、いつになっても記憶に残るのが、当時廃止となってしまった、テレビで流れていた羽幌線の映像です。

羽幌線は、留萌本線の留萌と幌延を結んでいました。その羽幌線が廃止されたのが、1987年(昭和62年)のことです。日本海の荒波の中を走る北国の鉄道に、なぜか心揺さぶられ、この頃から、何となくですが、今のローカル好きに繋がる原点があったのではと思うことがあります。

特に北海道では、この後も含めたくさんの路線が廃止となっています。その中にあって、なぜか羽幌線の映像だけが、今も私の心の中にいつまでも残っているのです。

今日は、その羽幌線の終着駅であった幌延駅です。秘境駅の町であり、日本で北緯45°以上に位置する数少ない駅の1つです。しかも、私が駅訪問を正式に記録しだした2002年にこの幌延駅を含めた宗谷本線の駅を訪れていることは、何かの縁なのかも知れません。


音威子府駅以来、久しぶりの人のいる駅です。


2002年当時の幌延駅のホームです。
キハ54。この頃から活躍しているんですよね...。
北緯45°とキハ45。「4」「5」に縁があるようです。
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